The Anger of God (Sorrowful Mysteries of Brother Athelstan) 価格:¥ 1,247(税込) 発売日:2001-06-09 |
アセルスタンシリーズに度々登場するギルドホール,辞書にはロンドン市庁舎と出てきますが,ロンドン全体の市役所とは別物で,現代もこのチープサイドの一角で自前の「市長」を持ち,女王様すら無断で立ち入る事のできない(^^;)特別な権限を持っているとか。ちなみに,マウントジョイ家からボスコンブと一緒に引き取る事になった2頭のウルフハウンド,ゴグとメーゴグは,ギルドホールにちなんで名付けられたようですね。
お食事は,薔薇の間なかなか豪華。アーサー王の円卓を模ったテーブルだそうです。若いリチャード王は,クランストンとアセルスタンがお気に入りなのですが,ジョン・オブ・ゴーントは,それを嫉妬しているのだそう。王様の家庭教師ハッセイもまた王様のお気に入りですが。。。
献立が例によってスゴイ(笑)
ヤツメウナギ,サーモン,鹿,猪,白鳥,孔雀。サーモンはともかく,普通なかなか食卓ではお目にかかれませんよねぇ。
…な~んて感心していたら,突然,お魚商会のフィッツロイ氏,もんどり打って昏倒。クランストンが駆けつけた時には,もう絶命。口の臭いを確認したアセルスタン,ニガヨモギ成分を察知。(またハリポタボキャブラリ!)王様,叔父の制止を振り切り,近付きます。
召喚されたクランストン家掛付医師ドゥ・トロイズも毒殺と判定。早速残り物調査開始。。。ですが,給仕によれば,皆同じ皿,同じワインジャグから。その残り物から一切毒物は見つかりません。
ここでゴーントはようやく王様を寝かしつけ(笑)ます。
ゴーントがドアに貼られたイラ・デイを名乗る犯行声明を発見。そしてさらに驚くべき謎。その日納品されたばかりの,商工会メンバーが共有する6つの鍵でしか開ける事のできない保安庫から「商工会費」が盗まれ,そこにもイラ・デイの声明。
殺人は絶対違うと思うけど,「商工会費」は,ルパン三世かドリアン・レッド・グローリア伯爵の仕業かね。ワトソン君(爆)
アセルスタン質問。6つの鍵のマスターキー(TSAロックのマスターキーみたいなものか)は存在するのか? No.鍵は皆固有。予備キーはあるのか? No.そんな事をしたら叛逆。
6つの鍵の保安庫。。。よく似た物をハリポタで見ましたねぇ。7つの鍵。。ああ,あれは別々の箱のキーだから,ちょっと意味が違いますけど。
しかし,スターミィという名に何故だか聞き覚えのあるクランストン,早速訪ねる事に致します。
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