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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME8 1-III The Road to Isengard (5)

2006-04-17 20:31:05 | Tolkien・HoME
メリーの煙草に関する講釈は,早くもこの下書きから出現。(笑)

<本文>
セオデンは「口から煙を出すとは聞いておらんぞ。」「そうでしょうね。私達は,この愉しみを知ってから,まだ数世代しか経っていないんですよ。MugworthのElias Tobiassonが,南四が一の庄のManorhallに草を持ち帰ったのが最初と言われてます。彼はたくさん旅をしたそうです。自分の庭でその草を栽培して,どこか遠くの国で教わったやり方で乾燥したのだそうです。彼は地理は得意ではないし,名前も覚えてなかったので(って,それでよくシャイアに帰ってこれたな(笑)),どこの国の事だかわからないんですよ。ただ,人々は彼の指勘定から計算して,Manor Hall(=長窪村)から1200マイルかもっと南の国だと思っています。」

(次のセリフはセオデンとは書いてないけど,どうなのかな?と注には書いてあります)「ずっと南の国では人間や魔法使いが煙草を飲む(drink smoke→日本語でもちょっと古い言い方でそういう言い方をしますが,英語でもそうなんですね!)と聞いている。しかし私はそれは彼らの『決まり文句』か想像なのかと思っていた。」

するとメリーが「王様,これは休息であり,喜びであり,祝宴の最高のつまみ(the crown of the feast)なのですよ。魔法使いも知っているというのは嬉しいです。アイゼンガルドのこの水に溺れた廃墟の中で,私達は2つの樽を見つけましたが,これが私達の知っている中でも最高の奴なのですよ。Manorhallの葉もいいですが,これは××(読めないのだそうですがgrand(素晴らしい)ではないかと‥)。ガンダルフが時々旅から戻った時に吸っている奴のような匂いがするんですよ。」
</本文>

う~む,トールキンさんじゃなかったら,メリーのこの煙草賛辞はちょっとヤバイですね。(汗) それにしても,愛煙家でもさすがに食事と一緒に煙草を吸うのは「不味い」と言ってますので,もちろん食べながら吸うのではないでしょうけど。

上の話は,もう少し進化して以下のようになります。

<本文>
「この技術(the art)は,旅回りのドワーフから学んだと聞きます。時々いろいろな種類の草を試すんですよ。香りがよくなる場合もあればひどくなる場合もあります(some fairer and some fouler)が。しかし長窪村のTobias Smygrave(→Smialの語源かも?と注にあります)が,真のパイプ草を育てました。902年の事です。そして今も地元産の最高品種はその地域から出ています。Tobiasがいつその草を手に入れたのかはわかっていません。彼は喋らなかったので。そしてSmygrave家は今もその種を所有しています。」
</本文>


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