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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

Chapter XI : From Weathertop to the Ford (1)

2005-03-25 23:01:42 | Tolkien・HoME
久々にHoME再開です。が,Odysseyの進み具合によっては,なかなか進まないかもしれません。

前の章の最後の,ビンゴはついにWraith達の前で,自分がRing bearerである事を暴露してしまうのというシーンは,重大な転機となりました。ここでまたトールキンさんの話作りには,暗雲?が訪れてしまいます。1938年の10月,彼はまだ,「翌年には出版できるよ。」と言っていたのだそうですが。。。。

ところで,正式版にはなくなってしまいましたが,ビンゴが指輪の幽鬼に襲われた時,赤い閃光が走ったのだそうです。また,正式版では,サムはなかなか馳夫さんの事を信用しようとしませんが,ここではまだホビット達の誰もTrotterに不信感を持っていませんね。

さて,ここでどうやらこの時点で早くもアセラスが登場するようですが,さすがに,まだ西の地の人間がもたらしたもの,とは言ってないようです。

‥という事で,旅の続きを。


ビンゴの傷の痛みは増していましたが,彼は長い間誰にも言いませんでした。景色はあまり変わりませんでしたが,風見が丘は次第に遠のいて行きました。それ以降,彼らは追われる事を恐れ,毎晩見張りを立てましたが,追ってくる者はいません。

4日歩いた所で,Trotterは北東に向きを変えました。やがて森に入り,道路を横切りました。それを越えると,木の生えない石だらけの土地を川に向かい始めました。Trotterは,あの川は山から裂け谷を通って流れている,と説明します。幅は広くありませんが,深く,激しい流れの川です。ホビット達は後ろの陰気な土地をようやく出られると,ちょっと嬉しそうでした。

古い遺跡のある丘での会話は,正式版とちょっと違うそうで。。

ビンゴは「誰がこのような建物を建てたのですか? ここはトロルの国ですか?」とTrotterに訪ねます。すると「いや,トロルは建築はしない。遠い昔,Dark Lordの支配下にいた邪悪な人々が住んでいた。彼らは戦争でギル=ガラドと連合していた西方の王エレンディルによって追い払われた。しかしそれは大変昔の話で,これらの丘は彼らのことを忘れてしまった。」
すると,フロドが,「あなたはそのような話をどこで学んだのですか? 鳥や獣はそのような話はしないでしょうに。」
Trotterは「裂け谷で語られている。」と答えます。「あそこを去ってしまったのは愚かな事だったと思うが,じっとしているのは私の宿命ではない。」


ところで,HoMEを読んでいたら,裂け谷へ向かう道(正確には獣?道)にはとってもMilford Trackを思い出さされました。

こんな感じで。(遠くに霧ふり山脈も見えま~す)


裂け谷,と言えば,やはりもちろん!エルフもいました。(笑)

実はこれは,4日目に洪水に遭って動けなかった時の演芸大会の一コマです。彼らはMilfordのガイドなんですよ。

そう言えば,この小屋のマスター(おじさん)がクリスマスに妖精に扮した写真もあったのですが(大汗;)

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