今月の9日、ニュースで「ロシアの長距離爆撃機が領空侵犯し
航空自衛隊が各基地からスクランブル」と報じていた
伊豆諸島の一部を侵犯ということで
昔のいわゆる東京急行と呼ばれる飛行の途中の事件かな?
と新聞を読んだのだが、その後日本近海でミッション中の米空母ニミッツに
近づき艦載機からもスクランブルを受けていたようだ、という記事が加わった
通常のスクランブルは我々の知らない世界の出来事だが
こういう領空侵犯等の事件があった時だけ
国籍、機体名などが発表される
領空侵犯した爆撃機はロシアのシポレフTu-95 NATOコード名 ~ ベア
全長 約49m 全幅 約50m 全高 約13m
4発エンジン に 二重反転プロペラ、初飛行は1952年とある
Tu-95 ベア 久しぶりに聞く機体名だ
こんな機体など一般人が見ることは出来ない存在だったが
ソビエト連邦の崩壊により
こういった鉄のベールの向こうにあった機体をも
マニアの私達は見ることができるようになった

1993年のイギリス、世界最大の軍用機の祭典
エア・タトゥーにもこの爆撃機他がロシアから展示のために飛来した
シポレフTu-95MC ベアH
独特なスタイルを持ったこの機体
任務からは想像しがたい魅力ある姿を持っている
今回の領空侵犯は、この機体が4機で飛行していたようだ

赤い星が描かれた軍用機を、私が実際に見ることができるなんて・・・

機首から伸びたブームは空中給油用のもので武装ではない~
主翼から伸びるエンジンと大きなスピンナー
そして二重反転プロペラがよくわかる
かつて羽田へも乗り入れていたアエロフロートの
Tu-114(系列機)を彷彿とさせる
尾部をアップすれば

後方警戒用の機銃が目に入る
今回の領空侵犯等の報道写真を見ると
この機銃が画像のように水平になったままだ
普通、スクランブルを受けたら攻撃の意思が無いことを
知らせる為に機銃は上に向けるのが慣例なのだが・・・

機銃部をアップにしました
4門の機銃が確認できるが、スクランブルした機体のパイロット達でさえ
こんなに近くからは、覗き込むことは不可能だろう
この無塗装の機体はこうやって見ると
飽きのこないスタイル、メカニカルな二重反転プロペラ
パネルごとの色の違いが凄みを増す
航空ショーで展示された後、帰還する離陸を見たかったのだが
私は、観光(航空博物館)の魅力に負けてキャンセル
後日、Stoneさんからビデオをいただき、その勇士の離陸を
エンジン音を含めて堪能することができた
この93年 前後あたりの年が一番多くのロシア機が飛来し
展示、フライトされたタトゥーだが、しだいにロシアの方針転換なのか
見られるのは旧ソ連のウクライナやチェコ、ポーランド
などの東欧諸国機のみになっていった
航空自衛隊が各基地からスクランブル」と報じていた
伊豆諸島の一部を侵犯ということで
昔のいわゆる東京急行と呼ばれる飛行の途中の事件かな?
と新聞を読んだのだが、その後日本近海でミッション中の米空母ニミッツに
近づき艦載機からもスクランブルを受けていたようだ、という記事が加わった
通常のスクランブルは我々の知らない世界の出来事だが
こういう領空侵犯等の事件があった時だけ
国籍、機体名などが発表される
領空侵犯した爆撃機はロシアのシポレフTu-95 NATOコード名 ~ ベア
全長 約49m 全幅 約50m 全高 約13m
4発エンジン に 二重反転プロペラ、初飛行は1952年とある
Tu-95 ベア 久しぶりに聞く機体名だ
こんな機体など一般人が見ることは出来ない存在だったが
ソビエト連邦の崩壊により
こういった鉄のベールの向こうにあった機体をも
マニアの私達は見ることができるようになった

1993年のイギリス、世界最大の軍用機の祭典
エア・タトゥーにもこの爆撃機他がロシアから展示のために飛来した
シポレフTu-95MC ベアH
独特なスタイルを持ったこの機体
任務からは想像しがたい魅力ある姿を持っている
今回の領空侵犯は、この機体が4機で飛行していたようだ

赤い星が描かれた軍用機を、私が実際に見ることができるなんて・・・

機首から伸びたブームは空中給油用のもので武装ではない~
主翼から伸びるエンジンと大きなスピンナー
そして二重反転プロペラがよくわかる
かつて羽田へも乗り入れていたアエロフロートの
Tu-114(系列機)を彷彿とさせる
尾部をアップすれば

後方警戒用の機銃が目に入る
今回の領空侵犯等の報道写真を見ると
この機銃が画像のように水平になったままだ
普通、スクランブルを受けたら攻撃の意思が無いことを
知らせる為に機銃は上に向けるのが慣例なのだが・・・

機銃部をアップにしました
4門の機銃が確認できるが、スクランブルした機体のパイロット達でさえ
こんなに近くからは、覗き込むことは不可能だろう
この無塗装の機体はこうやって見ると
飽きのこないスタイル、メカニカルな二重反転プロペラ
パネルごとの色の違いが凄みを増す
航空ショーで展示された後、帰還する離陸を見たかったのだが
私は、観光(航空博物館)の魅力に負けてキャンセル
後日、Stoneさんからビデオをいただき、その勇士の離陸を
エンジン音を含めて堪能することができた
この93年 前後あたりの年が一番多くのロシア機が飛来し
展示、フライトされたタトゥーだが、しだいにロシアの方針転換なのか
見られるのは旧ソ連のウクライナやチェコ、ポーランド
などの東欧諸国機のみになっていった