三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

羽咋(はくい) の 天指

2013年10月25日 | そら モノ 色々 
誤植の多い私のブログではありますが
今回はなんとも意味不明なタイトルですよね~、これ誤植ではありません


先日の金沢出張のおり、午後に少し時間ができたので
和倉温泉行きの特急に飛び乗った


特急が着いたのは七尾線の「羽咋(はくい)駅」

しばらく歩いて行くと、そこにはを目すオブジェ出現

(広角レンズの歪みでロケット斜めですが、実際には真っ直ぐ上向いてます)


ここは「コスモアイル羽咋」

実物の宇宙船等も展示されていると聞いて、以前から気になっていた場所
でもマイカーでの出張や小松遠征では、高速道もない場所なので
帰宅を急ぐ身には、「また次回にしようか~」で終わってしまっていた


今回やっと訪問できたが、入館すると平日の夕方なのに思ったよりも見学者がいてビックリ

宇宙船の展示館は2階とのことで
「エレベーターで上がるよう」係りの方から促され、ドアが閉まると「ドキッ!」
 ~何があったかは、訪問された時のお楽しみに

館内のライトはスポット的な感じで光量は少なく、撮影にはストロボの助けが必要だが
展示物にはアクリル板で塞がれた部分も多く、逆反射してしまうので厄介

他の見学者に迷惑だから三脚は使えないし、ストロボの発光も周りに気を使う

カメラのISO を上げ、低速シャッターを使用
できるだけストロボ撮影は控え、レンズ付属の手振れ補正が頼り


先ずは展示順番に、マーキュリー・カプセルから



屋外で天を指していたレッドストーン・ロケットの先端にあるカプセルだ

このロケットはアメリカ初の核弾頭ミサイルから改良された3段ロケット
その先端に一人乗りの有人宇宙カプセルを載せ、2回の有人宇宙飛行を実施した
1段目、2段目ロケット部(外販のみか)はホンモノ?とのこと

カプセルの先端に赤く見えるのは、緊急時にカプセルをロケットから切り離す為のブースター


このカプセルは本物と同じ素材を使い、内部も忠実に再現されたレプリカだそうだ



次にあるのはソビエト時代の ヴォストーク型帰還用宇宙カプセル


上画像にある、2個の穴はなんだろう? と見学しながら首をかしげた
以前宇宙関連の雑誌等で見たヴォストークにはこんなものあったかな・・・


これはヴォストークと共通部分が多い、ゼニット無人偵察衛星との噂も
何かわからなかった2個の穴は、カメラ窓だとすると辻褄があうが詳細は不明
ゼニット衛星は目標撮影後に地上へ帰還する衛星なので、実際に宇宙から戻ったのは確かかな

カプセル内部を覗いた時に、ホンモノの有人宇宙船にしては

座席の配置や人形の乗せ方等が、なんとなくオモチャ的で違和感があったのも事実

ただ人形が着ているヘルメットはCCCP時代のモノには似ているし、宇宙服も色は似ている(爆)



NASA ルナ/マーズローバー 無人探査機、 試験用プロトタイプで実物とのこと

簡単に言えば「試作機」で実際の採用機ではありませんが、何故こんな形なのか考えるのもまた楽しいかな


                                                 ~つづく
コメント (4)
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