三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

唯一のコレクション

2016年04月13日 | 編隊コレクション
諸般の事情で、しばらく遠征ができなくなってしまい飛行機ネタが不足気味

こんな時には助けを求める「編隊コレクション」ですが、これも先が見えてきた感じで~ (笑


今回は幾つか持っているパイロットヘルメットの中でも
唯一のコレクションである自衛隊のパイロットヘルメットを、それも海上自衛隊モノ

空自のレトロ的なヘルメット P-4J は、過去に幾つかのショップ広告で高額品を見かけたが
海自モノは自分がコレクションした時以外は、見かけていない



   この金色のヘルメットがソレ
     ブームマイクもレトロな、ヘリコプター等の海上自衛隊 航空機搭乗員用ヘルメット

 このヘルメットの使用時期は1970年代あたりで、やはり今からみればレトロな部類

 HSS-2 シーキング 対潜ヘリ等のパイロットばかりではなく
 固定翼のS-2 トラッカー 対潜哨戒機 搭乗員が使用している写真を雑誌等で見かけたことがある

  

何故金色なのかは正確なところはわからないが
米海軍の初期型パイロットヘルメットも金色なので、空中や緊急時の海上で視認しやすい為なのかな




ヘルメットの内側に貼られたラベルには、三菱電気製 N-1 と型番が書かれている
その横に書かれた「中」はもちろんサイズ、Mサイズを中とはいかにもニッポン!

シリアルも描かれているので、詳細がわかる~ なんてことは今更ないだろうな(笑

空自のP-4J も以前に内側のラベルを撮影したことがあったが
やはり三菱製で、米軍の P-4 の型に、日本のJが加えられてる感じ

この海自の N-1 、米軍の型番はなんていうのかな
たぶん APH-5 の初期型?あたりなのかもだが、資料を探してもいまだにハッキリしていない



バイザーロックボタンは、なんとなくネジが欠損している感じが

その後に雑誌等で見かけた同型ヘルメットでも
ネジ部はなかったので、これが正解なのでしょう


一応、このヘルメットの後継ヘルのバイザー・ロックボタンはこんな感じということで

たぶん同系列だろう APH-5のロックボタンからネジ部を外してきて取り付けてみた
ロックボタンは右に回せば閉まる常識的なモノだが
中心のネジ部は右に回すと緩むので注意が必要
ただ、ネジを取り付けてみたが、ネジ山が合わないのか途中で止まってしまった



ヘルメットの内側ですが、イヤーパッドもゴム製?で古さを感じられる




チンストラップはレザー製、ブームマイクは中折れタイプ
  エッ! 中折れ???(爆


オマケの話だが、大昔からの老舗的プラモ制作者ならご存知だろうが
  昔々 「プラプレーンコンテスト」 というのがあった

自分も一度だけ地方予選? で優勝、全国大会へ持ち込まれたことがあったが
世間知らずを思い知らされる結果となった(笑

モデルが手元に戻った時にはけっこう損傷があったし・・・


その「プラプレーンコンテスト」の開催広告が航空雑誌のページを飾ったことがあった
     
     
記念すべき第1回(たぶん)のプラプレーンコンテストは1970年に開催され
優勝景品は、新品のパイロット用ジェット・ヘルメットと酸素マスクというマニアックなもの
ヘルメットはまさしく自分のコレクション品と同じタイプのジェット用


酸素マスクはMBU-5型で、ドットボタンで装着するものだが
画像を見る限りはコミュニケーション関係の電装品は欠落しているようだ


この時の優勝者さんは、今でもこのヘルメットをお持ちなのだろうか・・・
コメント (2)
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