三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

カモフとの再会に~ ワクワクなんだが

2021年11月05日 | そら モノ 色々 
10月後半の週末の話し

早朝のひと仕事を終え帰宅
着替えながらエアバンド・ラジオのスイチをONにする

突然、カンパニーらしきローカルなコールが聞こえてきた
 これって・・・
シグナルの強さからすると近い、もしや アルプス?

ジーパンに片足突っ込んだまま仲間にメールする

 ~このあと色々あったが、機体の存在を確認できた
今回も直ぐに動きがとれない自分の為に、情報を届けてくれる仲間に感謝

フライトは翌日とふんで、早朝に出撃する

朝は今季一番の冷え込み!
空は快晴、放射冷却も手伝ったよう
靴底でアスファルトを擦ると白い塊が付く 初霜だ! 

車を走らせ約1時間、この観光地へ来るのも久しぶり
感染対策の緩和もあり、ロープーウェイへ向かう観光客は
未だ暗いうちからバス待ちの行列ができていたとか

そんな場所から数百メートルほど登れば、別世界が待っていた

こいつと対面するのは昨年の夏以来



昨年の光景を思い出し、懐かしい気分になる


機体の反対側に回れば、もろに逆光・・・
小さな発電所が近いので、高圧線もすぐそこに


エンジンスタートが近くなったら
こちら側(逆光側)からのみの撮影を指示される

現場では安全対策が最優先
こうやって場内で撮影させてもらえるだけでもありがたい

それまでは「どうぞご自由に撮影して~」
嬉しいお言葉をいただけた


コックピットに下がる白いパイロット ヘルメットは
Gentex社製の HGU-56/P、米軍も使用中のヘリ用ヘルメットだ
(値段をよく聞かれるが、新品参考価格 現地渡しで $1,728)

 昨年 夏の撮影では、場外へ入れず
 機体まで20m以上の距離があったけど
 コイツの模型を制作中だったので、望遠でも舐めるように撮影した

 その 模型はこの春に完成
 昨年の撮影ではわからなかった
 アノ影になっている部分、その裏側が~ 今日は撮影OK
 座席横に見える、ペットの入ったクリアーなボックス
 昨年も見かけ、模型に再現しようとしたが
 下部がどうなってるか不明で諦めた思い出のBOXだよ(笑
 
 でもね、今更わかっても・・・
 完成した模型に追加工作などできないし
 知らないままにすることに
 モデラーの心は案外ナイーブなんですよ(爆


キャビンにも光が廻ってるけど、この距離をおいて撮影

ところで、パイロットヘルメットも気になるが

整備担当者の、この方のヘルメットも イイネ
PETZL 登山用のヘルメットにヘッドセットが付けられてる

今回はギャラリー達の動きに気を配っていただき、ありがとうございました


いよいよエンジンスタート


昨年目撃したバックファイアーを期待し
カメラを構えたが~ 今回もハズレた
場数をこなすには、遭遇率が低すぎる機体だよ(笑


ローターも順調に回りだすと、コーパイ席から
機上整備士さんが降り、機体外周の最終チェックに走る

この整備士さんは昨年も見かけた方
慣れた手つきでパネル、ドアを確認にしコックピットに戻る



最後のチェックが終えればパワーが入る

と同時に砂煙が、小石や枯葉が一気にこちらにも飛んでくる

もちろん、カメラのレンズには
プロテクトフィルターは付けてあるが
小石の当たる音は気になるし、素肌にも(笑





これから2時間ほどかけて
アルプスの頂から、資材を下ろすという

離陸した機体は、乗員の体を慣らす為もあるのだろうか
登山道と同じよう、ジグザグに飛行しながら高度をとっていく



さて、下りはどんなコースで降りてくるのか
どんな資材を降ろしてくるのか

そして どんな絵を撮らせてくれるのか

 久しぶりの楽しみが始まる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする