詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

ほたる (暗ければ揺り動かしほたる籠 寺山修司?) 

2007年12月02日 | 日記
内地に初めてやってきて
驚いたのは
あまりの田んぼの広さと
夕暮れ時から
さ迷いだす蛍の群れだった
天の川がどこにも見えな空の下
まるで水上都市の辺に
ひとり迷子になって

田んぼのあちこちから
捕まえてきては 部屋中に放し
擦り切れた四畳間に 寝転んでは
音もなく消えてゆく輝きから
目を離せなかった

星さえ見えない夜には
とっくに この世にはいない
君の魂とも思いながら
橋の上に立ち尽くして
沼沢へと還りゆく蛍を見ていた

死にゆくものは美しい
死にゆくこころはの輝きは
忘れられない
死すべき 短いいのちは
ひとり抱きしめてゆくしかない

ブックマークトップの「落書き帳」にどんどんリンク中

2007年12月02日 | Weblog
この日記にはリンク不可能なので、新たに気に入ったサイトをどしどしリンクするための掲示板を新設した。
その下の「水の中のナイフ」という掲示板は、
僕の古い詩や書き込みをリサイクルして保存しなおすための新しい掲示板です。

国会に核弾頭をぶち込む篠田節子のSFを読んで作った詩

2007年12月02日 | 日記
  「国民総葬式国家ー日本」

国民の税金や共有財産を
掠め取ることしか頭になかったこの国の政官財の
壮大なバベルの塔も
いよいよ完成の時を迎えつつある

つい40年ほど前には
借金ゼロだった国や地方は いまや
少なく見積もっても1000兆円の借金
といったって いつの時代も
最終的に支払わせられるのは国民の血税からだ

本来年金積み立て者に支払うべきだったのに
約10兆円の年金積立金を強奪して「リゾート法」やグリーンピア以降も恥じることなく
自然破壊と人間破壊に懸命だった厚生労働省官僚たち
彼らに負けず劣らず
正当な担保をとるという資本主義の根本を覆して
バブル投資に狂奔した挙句のこの国の銀行や大企業たち

その彼らが
我々の血税からの数十兆円もの援助で息を吹き返し
いまやわが世の春楽しみ
史上最高の利益を貪り
社会貢献どころか
国民への恩返しさえも忘れて ますます
アメリカのハゲタカ国際金融資本家に瓜二つ

かなり前に読んだSF「斎藤家の核弾頭」(篠田節子)にも
そう遠くないこの国の
似たような未来の話があって
ランク付けされた国民背番号の下位の人間から
臓器移植や人体実験や食料へと
順番に抹殺されてゆく

そこでは 俺みたいに
学歴も社会に役立つ才能もない自称詩人の類の人間が
真っ先に反社会的という烙印を押されて
データー収集や管理用のマイクロチップを
体内に埋め込まれて 監視カメラだらけの
原発跡地や公害跡地・災害跡地へと追いやられる
そこで
遺伝子変異等の実験データーを十分に採取された後は
めでたく勤めを終えて
臓器移植や食料のために抹殺される
めでたし めでたし
その場所の放射能やらの安全値が確認された後に
税金ネコババに目の血走った政官財支配層の
日本低国株式会社の偉いさんたちの
豪邸がにょきにょきと建ち並ぶ

原宿には留置場よりも、国会や首相官邸の隣に税金ネコババや売国どもの留置場を作るべきだべなと思う。
あまりにも官僚・公務員・政治家・企業の犯罪が多すぎるし、これが日本人のモラル崩壊の原因だからだからだ。
いまや、政官財=税金泥棒というイメージが日本人に共通の常識となりつつある。
表題の国会に核弾頭をぶち込むという爽快なSF小説は、日本SFの金字塔、篠田節子の「斉藤家の核弾頭」。

驚くべき中曽根以降の国民共有財産強奪と自然・人間破壊

2007年12月02日 | 政治
中曽根というアメリカ言いなり権力亡者後継者小泉以降は、自公ばかりではなく民主党党のほとんどの政治家が腐り切ってしまった。
中曽根・小泉とその後継者たちほど、日本と日本人を不幸にした政治屋たちはいない。この日本中を不幸のどん底に陥れた「売国奴」にして”CIA御用達”とも言うべき勲一等の政治屋中曽根がやったのはー

①原発の議員立法(アメリカの圧力)
②国鉄という数十兆円の膨大な国民共有財産を、腐敗権力層や4大マスコミで分け取りして金儲け第一のJRを作り、政治屋たちの作った膨大な赤字は国民へと押し付け。
これ以降、権力中枢の官僚・政治家・大企業・マスコミのモラルハザードが急激に加速化。
つい最近、高速道路や郵政といった数百兆円の国民共有財産が彼らに強奪されて、最後の国民共有財産の国有林が残されるのみ。
③トヨタ等の大企業で一番の出世コースにして、首を切る側へと回った翼賛的組合「連合」を作らせて、正社員から派遣・パート主体の世界一無権利の過酷な労働環境(いつでもクビにできるサービス残業と過労死等)と年金・保険システムの破壊
④世界でも類を見ない自然破壊のための「リゾート法」で、国立公園だろうと何だろうと、日本中の自然をゼネコンどもに破壊させ・・
世界一豊かで美しかった日本の自然破壊の総仕上げを独立採算制の林野庁に指示
⑤米農業を破壊し、狂牛病等で安全な食という伝統をアメリカ市場に明け渡した。
 馬鹿の一つ覚えの「民営化」や「構造改革」のスローガンで、最後の膨大な国民共有財産の郵政数百兆円をアメリカ国際金融資本に叩き売った売国奴小泉・安倍や、暴言を連発して侮辱することでしが存在価値を示せない反人権的政治屋石原という彼の後継者たちと・・
中曽根という戦後日本最大の”恥”というべき売国奴は、なんとそっくりなんだろか。
 「民営化」という名の郵政・高速道路等の国民共有財産の強奪や、「都庁職員1万人リストラ」「都立4大学統廃合」等も・・国民共有財産の土地や新幹線のノウハウを官僚・政治屋・大企業官僚とで分配した「国鉄民営化」の二番煎じであり・・いかに公共的な財産を食い物にして、そのツケを弱者や国民にまわすかというゲスなやり口だ。
詳しくは(今度再アップしたい)ー
「鉄道記念には汐留に行こう」という立山氏の記事に詳しい。

 なお、国民の貴重な血税数百億円を投入して、国民共有財産の豊かな海を破壊し、ムツゴロウなどの魚介類を虐殺してやっと作り上げた「諫早湾堰」では、農業をやろうという人間はわずか数人。日本人は、自然がすべて破壊されてしまうまで、こんな事を奴らに許しておくつもりなのか?

 中部地方を例にとるとー
環境を破壊(シジミ・鮎などの魚類激減)して、赤字を国民に押し付けただけの「長良川河口堰」という有名な悪例があるが・・さらに悪質なのが「徳山ダム」や「愛知万博」だ。
 何故悪質かといえば・・僕の知人も「何倍にも土地が値上りするから一口買占めにのらないかと?」と誘われたそうだ。ゼネコンの下請けの下請けに過ぎないレベルでもこんな具合だから・・もっと上の、政治屋・官僚・企業幹部レベルでは、想像もつかないほどの不正やさらに談合等での税金のネコババが行われているに違いない。

 発電システム・放水路もなく、住民との協定だったダムに水没する幹線道の代わりの新道建設を反故にしてダム奥の九十数パーセントの森林を荒廃させてゆく「徳山ダム」で説明するとー
計画段階では300億円であったものが、いつの間にか2540億円へと引き上げられていた上に、それが97%になった段階で、、水資源開発公団から突然に、愛知・岐阜・三重・名古屋の3県1市に1010億円の追加要請があったという。そしてその会見席上で記者の「検討したのか?」という問いに対しての中部支社長の答えは、「それは国が考えることでしょう。」だとか・・

反社会的売国奴的トヨタと彼らに血税を奉仕する政官こそこの国の癌だ

2007年12月02日 | 日記
何故トヨタの番頭たちや経団連が、消費税を何倍ものにアップせよと声高に言うのか不思議だった。そんなことをしたらますます車が売れなくなるのではと。
しかし下記記事によって、トヨタと政治家・官僚たちの歴史上最も悪質な反社会的詐欺行為の手口がわかりかけてきた。
このような血税強奪が白昼堂々とまかり通り、さらにエスカレートしてゆく真の原因とはー
何をされても家畜よりも従順な日本人を、この国の政官財トップが完全に舐め切っているせいだろうと思う。

《● 輸出免税と消費税還付問題
付加価値税(消費税)の本質は自国経済を徐々に衰退させる“悪魔の税制”だが、それのような税による増収を日本経団連が嬉々として主張するわけは、輸出比率が高い企業が、国内でどれだけ売上をあげていようとも、消費税を納付しないどころか、逆に還付金を受け取るというとんでもない仕組みになっているからである。

消費税を廃止したり消費税税率アップを止める最良の策は、「輸出免税」を「輸出非課税」に変更することである。
これにより、3兆5千億円もの国内売上がありながら、逆に1300億円もの消費税還付金を受け取っているトヨタ自動車は、1000億円程度の消費税を納付することになるはずだ。
そうなれば、さらに消費税の負担が増えることにつながる消費税税率アップ政策に対する奥田日本経団連会長の発言は確実に変わる。

日本経団連が消費税アップを主張するのは、それが法人税減税や高額所得者減税の財になることだけではなく、トヨタを中心とした輸出企業の利益につながるからである。》(『晴耕雨読』の「経団連が消費税に固執するわけ」より→左枠ブックマーク冒頭にリンク)