十年後はいったいどうなってるんだろうか・・と暗澹たる思いで考えてる。
アメリカ以上に貧富さや公的赤字が増大して、弱者の抹殺が進行してる日本。
けれども、アメリカ的な方向から別な進路へと舵を取るならば・・
21世紀こそ、「平和憲法」や世界でもトップレベルの生産技術・環境保護技術を持った日本や日本人が人類の未来のために活躍できる時代なのではと思う。
《今夏以来のアメリカの金融危機で最も重要な点は、米金融界が1980年代の自由化以来、強さの源泉として培ってきた「あらゆる権利関係を証券化(債券化)し、経済を活性化する」という証券化の技法が破綻したことである。7月末の金融危機発生以来、アメリカの債券(社債)市場は機能不全のままで、特にリスクの高い債券の市場は開店休業で、証券化の魔力は失効し、儲けの大黒柱だった債券化商品は、今や最大の損失源と化している。
金融危機は、今後少なくとも数年間は悪影響を及ぼすだろうから、アメリカの金融の力は大幅に落ちることになる。アメリカではすでに製造業が死んでいるので、米経済から金融力が除外され、刷るだけで世界から輸入できたドルの基軸性も失われて消費力も減退したら、ほとんど何も残るものがない。
アメリカを偏愛する日本人(戦後のアメリカの気前よさを経験した高齢者に多い)の中には「アメリカは人材が豊富だから潰れない」「アメリカは蘇生力が強いので立ち直る」といった見方をする人がいまだにいる。だが、1980年代以降のアメリカは、研究開発より金融のトリックが重視され、アメリカの弾力性を支えてきた中産階級の没落を招く大金持ち優遇の税制が採られ、ネオコンのような詭弁を弄する勢力が政府中枢に入り込んで無茶苦茶をした結果、1960年代までのアメリカの素晴らしさは、もはや過去の話になっている。》 (「深化するドルの危機 」田中宇より)
より詳しい内容はー
リンク集の「田中宇の国際ニュース解説」参照を。
アメリカ以上に貧富さや公的赤字が増大して、弱者の抹殺が進行してる日本。
けれども、アメリカ的な方向から別な進路へと舵を取るならば・・
21世紀こそ、「平和憲法」や世界でもトップレベルの生産技術・環境保護技術を持った日本や日本人が人類の未来のために活躍できる時代なのではと思う。
《今夏以来のアメリカの金融危機で最も重要な点は、米金融界が1980年代の自由化以来、強さの源泉として培ってきた「あらゆる権利関係を証券化(債券化)し、経済を活性化する」という証券化の技法が破綻したことである。7月末の金融危機発生以来、アメリカの債券(社債)市場は機能不全のままで、特にリスクの高い債券の市場は開店休業で、証券化の魔力は失効し、儲けの大黒柱だった債券化商品は、今や最大の損失源と化している。
金融危機は、今後少なくとも数年間は悪影響を及ぼすだろうから、アメリカの金融の力は大幅に落ちることになる。アメリカではすでに製造業が死んでいるので、米経済から金融力が除外され、刷るだけで世界から輸入できたドルの基軸性も失われて消費力も減退したら、ほとんど何も残るものがない。
アメリカを偏愛する日本人(戦後のアメリカの気前よさを経験した高齢者に多い)の中には「アメリカは人材が豊富だから潰れない」「アメリカは蘇生力が強いので立ち直る」といった見方をする人がいまだにいる。だが、1980年代以降のアメリカは、研究開発より金融のトリックが重視され、アメリカの弾力性を支えてきた中産階級の没落を招く大金持ち優遇の税制が採られ、ネオコンのような詭弁を弄する勢力が政府中枢に入り込んで無茶苦茶をした結果、1960年代までのアメリカの素晴らしさは、もはや過去の話になっている。》 (「深化するドルの危機 」田中宇より)
より詳しい内容はー
リンク集の「田中宇の国際ニュース解説」参照を。