詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

新しい時代を切り開くもの ー黒澤明映画を全部観んと!

2007年12月25日 | 日記
新しい時代を切り開くもの (1)ー黒澤明映画を全部観んと!
今年読んだ本のナンバー1は、最後まで、誰にも隠しておくつもりだったけど・・それは、「井上ひさし対談集」(岩波書店、1999年)。

特に黒澤明監督との対談ー「ユーモアの力・生きる力」(『全集 黒澤明』第六巻1988年より)がすごい!黒澤映画を全部見直さなければと思う。

《井上ひさし 死ぬ直前、この世の思い出に黒澤映画を一本、観ていいといわれたら、ずいぶん迷いながらも、たぶん「素晴らしき日曜日」を選ぶだろうという気がします。当時、まだ少年でしたけど、なにか生きるということについて重要な指針を与えられたように思います。その映画を人生の出口で、もう一度観てみたい・・》(「井上ひさし対談集」より)

《井上 エリア・カザンが「映画はエスペラント語だ。映画は人々の間の障壁を取り払う」と書いていましたが、けだし名言ですね。
いい映画なら世界中の人たちに見てもらえるというのに、この金余り日本国の政治家や資本家は何をしているのでしょうか。
国際化なんて簡単なことです。世界中の人たちに役に立つもの、世界中の人たちが楽しくなるようなものを作ればいいだけの話ですから。そのものはといえば20世紀最大の表現形式である映画に決まっています。》(「同上」)

それを実際に国や地方の強力な支援で成し遂げたのが、オーストラリアや韓国だった!
日本でもまた、映画立国や芸術立国を目指す地方があってもいいのではないか?夕張等の赤字地方公共団体が多い北海道などは最適の地方ではないのか?

現在ではまだ映像化が可能なテキヤ(飴細工師)と見世物小屋の自伝的作品ー「間道」を是非映画化して欲しい!!!

[アメノウズメは陰部露出ではなかった?] (3)

2007年12月25日 | 歴史
今日また奥伊勢へとドライブへ。秋刀魚寿司とウツボの燻製(麺類に最高!)をわざわざ買いに行ったのに・・どっちも売ってなかった。
仕方ないので、「いかり豆ーそら豆の揚げたの」(津市、鈴木芳喜堂)と目張り寿司用の「熊野特産ーたかな漬めはり」(熊野市、飛鳥たかな生産組合)を沢山買ってきた。

表題についてー
牡牛座とそれを追うオリオン座との関係が、サルタヒコとアメノウズメとの関係になるのだという。

《オリオンのベルトがアメノウズメの裳の帯に、そしてベルトから下げた短剣(いわゆる小三ツ星)が、「臍の舌におしたれ」た「裳帯もひも」に相当するのではないかと推測できる。・・
こう解釈すれば、今まで、アメノウズメが裳の帯を臍の下に押し垂れるのは、陰部露出の行為とされてきたために、何故、裳帯を垂れることが陰部露出になるのか分かりにくかったが、その意味がよく理解できる。
つまりアメノウズメは、陰部を露出したのではなく、裳をかかげて下半身は露わにしても、陰部は裳の帯を垂らして隠したのである。》(「星座で読み解く日本神話」より)

ここ2・3日どっちでもあまり変わらんのでは・・と悩んだんだけど。
やっぱり、陰部露出の一種とは違うんだべか?