詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

寅さん映画や「三丁目の夕陽」より遥かに面白かった

2007年12月23日 | 日記
「間道ー見世物とテキヤ」(坂入尚文)は、今年読んだ本の中でも、故郷北海道に関しての本の中でも、ベスト3に入れたい。

特に後半の、テキヤ(飴細工)になってのテキヤ仲間や各地の親分衆や極道との付き合いは誰か映画にでもしてくれんもんだか。
僕が転々とした北海道の故郷も観られるし。

泣いて、笑って、歯軋りして、頷いて・・読了。
北見あたりの「プリズンホテル」(浅田次郎の抱腹絶倒の傑作!)の廃墟や、釧路や小小樽や夕張やらの廃墟に行ってみたくなってしまったナー

数日前借りた10冊で・・一番面白かった本は?

2007年12月23日 | 日記
「間道ー見世物とテキヤ」坂入尚文(新宿書房2006年)がメッタやたらと面白い。

国立の芸大を中退した筆者の初めての見世物小屋の旅が北海道の旭川や札幌・・
作られたマネキン等は芸大出の製作なので、マリリンモンロー・エマニエル夫人等を観てみたかったナー。

この新宿書房の「大衆文化・大衆芸能」シリーズは、買い揃えて読みたいほど魅力的だ。
チンドン屋やら女剣劇、女装・男装・性転換、
プロレス・女子プロ・大道芸・大衆演劇から・・
パチンコ屋・ラブホテル・映画館まで。