詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

世に倦む日日 @yoniumuhibiなぜ最初にいきなり学校閉鎖か。学校だとお金が要らないから

2020年04月02日 | 犯罪
3月下旬までは、日本の感染対策を妨害していたのは、安倍晋三と森喜朗だった。7月五輪開催ありきで、感染者数を少なく出すべく、徹底的に検査を絞って市中感染を放置した。3月下旬以降は、麻生太郎と安倍晋三。強烈無比な自己責任の吝嗇政策。コロナには絶対にカネは出さない。マスク2枚で十分と。

今、日本のコロナ感染対策の問題は、まさにカネの問題なんですよ。財務省の問題だ。①軽症者隔離のための宿泊施設の費用、②休業要請とセットの補償費用、この二つが争点。麻生太郎と安倍晋三が障害なんですよね。この二人を政府から排除しないとどうしようもない。自民支持者も気づかないと。

羽鳥慎一と玉川徹のモーニングショー、いいですね。単に国民の代弁をして政府批判をするだけでなく、先へ先へ有効な提案をしている。今これをやれば間に合うという対策を、機に応じて具体的に出している。今日はアビガンの初期投与(発症6日以内)の効能情報と提案だった。国民に希望を与えている。

今日の玉川徹も冴えていた。冒頭の指摘は膝を打つ。なぜ最初にいきなり学校閉鎖だったのか。学校だとお金が要らないからだ。歓楽街の閉鎖だとお金が要る。補償の問題が出る。なるほどと納得させられる。本当は感染源は夜の歓楽街(新宿・六本木・銀座)だったのに。学校ではなかったのに。

「コロナ検査、世界に後れ 日本はドイツの17分の1」https://s.nikkei.com/3bH5jh4 モーニングショーでも紹介されたけれど、日経の記事だったのか。しかも1面トップ。PCR検査論争はこれでようやく決着かな。長くて無益な論争だった。とんでもない国益の毀損だった。検査不要論者は責任をとれ。

そういえば、考えてみれば、山中伸弥がコロナ問題で提言を出したということは、重大な国民的ニュースなのに、テレビが報道しませんね。NHKが報道しない。どういうことなんだ。報ステもNEWS23も一切触れない。https://bit.ly/3aDvfdc

今日は、岡田晴恵がいつもより元気で歯切れがよかった。山中伸弥が援軍になってくれたからだ。百人力。山中伸弥、モーニングショーに出てくればいい。モーニングショーとサンデーモーニングに常駐すればいい。できればNEWS23も。国民は山中伸弥の話を聞きたい。視聴率は上がる。

天罰の猛威<本澤二郎の「日本の風景」(3642)

2020年04月02日 | 犯罪
天罰の猛威<本澤二郎の「日本の風景」(3642)

<コロナウイルス恐慌=企業活動止める+金融危機>
 昨年暮れから人類は、姿を見せない新型コロナウイルスによって、生きるか死ぬかの壮絶な戦争に突入している。人々の生きる経済活動である、生産活動を止めてしまっている。人とモノを拘束、身動きが出来ない。

 4月1日ロイター通信は、米国産業の土台を担ってきたシェールオイルの大手・ホワイテングの経営破綻を報じた。原油の大暴落が原因である。他の大手にも波及、米国が誇ってきた世界一の産油国の沈没で、新たな金融危機を発生させることになる。

 これに投資してきた日本の銀行・商社も、沈没を余儀なくさせられる。リーマンショックは、金融危機のみだったが、今回はそれにとどまらず経済活動の土台を止めてしまった。
世界恐慌の先行きは見えない。

<欧米の工業化文明の破綻>
 今回の異常な疫病は、まさに地球時代をなぞるように瞬時に感染が拡大している。北朝鮮のように扉をすべて閉じる例は、他にみない。最近まで、人モノが移動、比例してコロナウイルスも爆発的に起きてしまっている。

 1分1秒早く発見して、早く治療することが不可欠だが、日本政府と政府お抱えの御用専門家などは、五輪開催しか能がなかった。これからが心配である。

 はっきりというべきだろう。18世紀後半、イギリスで始まった産業革命は、その後、欧米の文明として世界を席巻した。1945年には悪魔の兵器を、日本の広島と長崎に投下した。いうなれば、キリスト社会が神社神道の日本を核兵器で退治したものである。

 工業・科学技術文明は、原子力発電所を地球にまき散らし、原油エネルギーで、大気を汚染した。放射能で大気や海洋を汚染している。

 大地は、除草剤と農薬で毒まみれ、人々は毒水によって生命さえも汚染している。新型コロナウイルスは、欧米の文明に抵抗して人々の肺に付着して、生き続けている。天罰の猛威と理解すべきではないだろうか。

<地球温暖化=大洪水・巨大竜巻・巨大台風・巨大地震・森林火災>
 科学者はわかっている。16歳の高校生も分かっている。

 地球の温暖化は、人類共通の認識である。それでも、利権・金に現を抜かす政治屋と1%は、地球の悲鳴に耳をふさいで、さらなる地球資源の採掘、炭素を吐き出すエネルギー利権に突進して、地球破壊を止めようとしない。

 1%は、ロックフェラーだけではない。日本の財閥も同様である。人間の道も、モラルも蹴散らす、獰猛なケダモノ・悪魔である。

 彼らは北極の氷塊が溶けて、島々を水没させている事実に目を向けようとしない。温暖化は、地球で生きるすべての生き物を亡ぼしている。大洪水・巨大竜巻・巨大地震である。地震はついに福島の東電原発を破壊、日々放射能をまき散らし、海を汚染している。

 2019年には、関東にも巨大な台風が襲った。地震と台風に、首都圏は持ち応えられそうもない。気候変動は、森林火災を招き寄せている。

 天変地異は、映画や夢の世界から、地上に舞い降りて、愚かすぎる人間を直撃している。これこそが天罰であろう。

<日本の議会=あれくれ・これよこせの合唱>
 翻って、日本国民の代表者で構成されている議会は、人類が生きるか死ぬかという新型疫病との戦いに相応するような、命がけの議論を展開しているのであろうか?

 何度かラジオ報道で、聞き耳を立ててみたが、ほとんどが些末というと叱られるだろうが、泥棒猫のような犯罪首相に向かって「あれくれ・これよこせ」と叫んでいる。

 政府はというと、コロナ戦争には「三密運動」を呼びかける程度で、それもこれもモリカケ大事件に蓋をかけて、政局の主導権を握るための政権延命策でしかない。不思議と野党でさえも、女性の自立とかかわるTBS山口強姦魔事件の糾明はしない。

 時代が大きく変動した2020年、地球が怒り狂っている時代に、人類はどう生き延びるか。愚者は怒り、賢者は喜ぶ?

2020年4月2日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信 5つの提言

2020年04月02日 | 提案提言
https://www.covid19-yamanaka.com/cont6/main.html

提言1 今すぐ強力な対策を開始する
ウイルスの特性や世界の状況を調べれば調べるほど、新型ウイルスが日本にだけ優しくしてくれる理由を見つけることが出来ません。検査数が世界の中でも特異的に少ないことを考えると、感染者の急増はすでに始まっていると考えるべきです。対策は先手必勝です。中国は都市封鎖をはじめとする強硬な対策をとりましたが、第1波の収束に2か月を要しました。アメリカの予想では、厳密な自宅待機、一斉休校、非必須の経済活動停止、厳格な旅行出張制限を続けたとして、第1波の収束に3か月かかると予測しています。
わが国でも、特に東京や大阪など大都市では、強力な対策を今すぐに始めるべきです。

提言2 感染者の症状に応じた受入れ体制の整備
無症状や軽症の感染者専用施設の設置を
・省令等により、無症状や軽症の感染者は、病院でなく専用施設で経過観察できるようにする
・予約が激減しているホテルや企業の宿泊付き研修施設を活用
・ジムなども利用可能としストレス軽減
・管理業務は、感染しても重症化リスクの低い方に十分な感染防御の上でお願いする
・無症状者の自治的活動や、感染後に回復した方の活用も検討
・医師が常駐し、急激な重症化に備える
・風評被害の対策を国と自治体がしっかり行う

重症者、重篤者に対する医療体制の充実
・感染病床の増床
・人工呼吸器の増産、自治体をこえた柔軟な利用
・ローテンションなど、医療従事者の過重労働の軽減
・医療機関による役割分担体制の整備
・医療従事者の感染症対策に関する教育
・緊急性の低い、他疾患に対する処置や手術の延期

提言3 徹底的な検査(提言2の実行が前提)
これまでわが国は、無症状や軽症の感染者の急増による医療崩壊を恐れ、PCR検査を限定的にしか行ってきませんでした。しかし、提言2が実行されれば、その心配は回避できます。また、このままでは医療感染者への2次感染が急増し、医療崩壊がかえって加速されます。自分が感染していることに気づかないと、家族や他の人への2次感染のリスクが高まります。また感染者数を過小評価すると、厳格な対策への協力を得ることが難しくなります。ドライブスルー検査などでPCR検査体制を拡充し、今の10倍、20倍の検査体制を大至急作るべきです。
中国、韓国、イタリヤ、アメリカで出来て、日本で出来ない理由はありません。

提言4 国民への協力要請と適切な補償
短期間の自粛要請を繰り返すと、国民は疲弊します。厳格な対応をとっても、中国では第1波の収束に2か月を要しました。アメリアでは3か月と予測しています。第1波が収束しても、対策を緩めると第2波が懸念されます。対策は、ワクチンや治療薬が開発され、十分量が供給されるまで続けなければなりません。数か月から1年にわたる長期休業の間、事業主に対しての補償、従業員に対しての給与の支払いや再開時の雇用の保証を、国と自治体が行う必要があります。
国民に対して長期戦への対応協力を要請するべきです。休業等への補償、給与や雇用の保証が必須です。

提言5 ワクチンと治療薬の開発に集中投資を
ワクチンの開発には1年は要する見込みです。アビガン等の既存薬が期待されていますが、副作用も心配されます。新型コロナウイルスの特性に応じた治療薬の開発が緊急の課題です。アメリカ等でワクチンや治療薬が開発されても、日本への供給は遅れたり、高額になる可能性もあります。産官学が協力し、国産のワクチンと治療薬の開発に全力で取り組むべきです。



やはり神だのみ!<本澤二郎の「日本の風景」(3641B)

2020年04月02日 | 犯罪
やはり神だのみ!<本澤二郎の「日本の風景」(3641B)

<「アビガンなら免疫力高める強ミノがいい」と>
 先週の「サタデー6」で、安倍晋三が不思議なことを言った。コロナウイルス退治に喘息薬の「アビガン」を宣伝した。気になって調べたら、何のことはない、安倍のスポンサー兼ゴルフ仲間の富士フィルムの古森重隆の製品であることが判明した。

 それならば、自信をもって言わせてもらうと「高血圧患者への大量投与を除けば、肝臓の特効薬・強力ミノファーゲンCがいい」と声を上げたい。これは漢方薬で知られる甘草のエキスで、適量であれば副作用がない。

 昔のことだが、中国・観光局の招きで旅をしていると、水や食べ物が合わなかったりして、よく下痢をした。風邪も引いた。そこで、強ミノを打って出かけると、それが解消した。白血球が活発化して、免疫力が高まるためである。

 残念ながら、今は病院に行くと、感染の危険があるので、打ちたくても打てない。確か錠剤があるかもしれない。薬屋で売られているか、確かめてみたい。

 強ミノ愛好者は田村元・河野洋平・鯨岡兵助ら。読売のドンもそうかもしれない。免疫力を高めるこの薬のすごいところは、副作用がない点である。酒飲みだけでなく、一般人も試すといいかもしれない。
 「神だのみ」の安倍推薦の「アビガン」よりは、安全であろう。

<五輪1年先は神社の参拝と皇室の祭祀?>
 昨日、無料で見られる韓国の王朝時代のドラマを見ていたら、偶然、疫病が流行する場面があった。実は、毒薬を利用したもので、悪党一味が事前に特効薬となる漢方の薬剤を買い占めて、暴利を得るためのものだった。

 コロナに当てはめることはできないかもしれないが、疫病によるワクチンを手にする輩は誰なのか?興味はある。

 事情通の連絡だと、朝日新聞が「サメの脳みそ」と単独会見記事を載せたという。そこで判明したことは、1年後の開催は「神だのみ」であると断じた。確かであろう。

 アメリカの新聞は「世界が疫病と死と絶望に包まれている時に、なぜ五輪日程なのか」「無神経の極み」という適切な記事を流して、安倍とIOCに怒りをぶちまけていた。

 これから安倍の神社参拝が恒例化するのであろうか。伊勢から出雲、靖国めぐりが具体化するのか。皇室に対しては、コロナ退治のための祭祀を強要、皇后を悲しくさせるのであろうか。韓国ドラマだと、巫女の舞いが登場、笛や太鼓・雅楽が宮廷を押し包むらしいのだが?

 中世であれば、こうして民衆をたぶらかせるだろうが、21世紀の今日では無理というものだ。

<スポンサー企業崩壊・スポーツビジネス崩壊で五輪パンク>
 最近の五輪は、金儲けの手段と化している。莫大な金が動く。その東京五輪買収劇をフランスの検察当局は、現在も追及、電通元専務の9億円疑惑を暴いている。ロイターが配信したばかりである。

 今回の危機は、リーマンの比ではない。金融危機なら紙を印刷して、政府が保証するだけのことだが、今回はそれにコロナ禍が襲い掛かって、企業の生産活動を止めてしまっている。

 五輪スポンサー企業がのたうち回っている。選手一人に、50億とか100億の金が動くスポーツビジネスが崩壊している。
 まず来年の五輪は絶望的である。神風は吹かないだろう。現在の常識である。

<原油20ドルで、米国社債購入の日本の銀行連鎖倒産>
 その証拠に原油の1バーレルあたり、1月時点で60ドル、現在は30ドルを割り、20ドル前後である。

 原油産出国ナンバーワンは、サウジでもロシアでもない、アメリカである。地下の粘土質に付着している原油を取り出すシェルオイルのためだが、採算ラインは50ドル前後。20ドルだと破産必至だ。米政府が、多少のテコ入れしても焼け石に水である。

 これが日本の銀行を破綻させる!日本の銀行が、シェルオイルの社債を大量に買い占めてしまっているためだ。銀行の連鎖倒産が表面化する。
 現在の、安倍や森のノーテンキにあきれてモノも言えない。

<安倍と小池の政権延命策はコロナ!>
 ズバリ言わせてもらうと、緊急事態宣言の時期をめぐって、安倍と小池がボールを投げあっている。その心は7月都知事選、これに総選挙も?コロナ目当ての政権延命策である!要注意!

2020年4月1日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

世に倦む日日 若者たちはなぜ自粛行動から離脱したのか - 安倍晋三依存症の日本人

2020年04月02日 | 犯罪
若者たちはなぜ自粛行動から離脱したのか - 安倍晋三依存症の日本人

自粛要請が出されているにもかかわらず、なぜ若者を中心に東京など大都市の繁華街に出て遊ぶ者が多いのか。この問題について一部で議論が起きている。私の見方は単純で、要するに、みんな安倍晋三の方を向いて行動しているからという結論になる。言われているように、安倍晋三が2月27日に臨時休校の要請を出した直後は、サプライズのショックが発生し、外出しての興行娯楽や飲食宴会が控えられ、感染拡大を一定程度抑止する効果を導いていた。

だが、そこから2週間ほどすると、いわゆるコロナ疲れとコロナ慣れの社会的気分が徐々に充満し、人々が自粛行動から離脱する傾向が顕著になる。浜田敬子がモーニングショーで、通勤電車の乗客や渋谷を徘徊する若者が再び増えている変化を指摘していた。そのとき何が起きていたかというと、3月18日の夜、安倍晋三が会食を解禁して、パレスホテルで岸田文雄と飲み食いした事実を首相動静から発見できる。自粛に飽きていたのは安倍晋三と昭恵だった。



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この3月18日の安倍晋三の会食解禁には布石があり、3月14日の無内容な記者会見と学校再開の示唆があった。3月19日の専門家会議は、学校再開は地域で判断してよいと言っている。19日は3連休の前日で、これを聞いた大衆は安心し、桜が見頃となった青空の下に繰り出す解放感となったのである。この時期、あるいは3月全体を通して、日本の感染状況に対して深刻に警戒し、日本の危機感の薄さに焦燥していたのは、反安倍・反政権の立場の者たちであり、厚労省・専門家会議の説明に対して異議を唱えていた者たちである。

モーニングショーの玉川徹が筆頭だが、PCR検査を行ってない日本の感染者数は信用できない数字だと反論し、実際は市中感染の蔓延が危機的水準に至っているはずだと警鐘を鳴らしていた者たちだ。その一方、政府側・右翼側の論者たちは、PCR検査は不要だと言い張り、日本は外国に比べて感染者が少ないとずっと言い続けていた。


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簡単に言えば、3連休に積極的に外出した大衆の正体は、安倍晋三に積極的に順応し、安倍晋三と麻生太郎の方を見て同じ方向に動く人々(多数派)である。親安倍の右翼論者や御用学者の説明を聞いて頷いている者たちであり、反安倍論者の説得には耳を貸さない者たちだ。反安倍という立場・属性への反発が先行し、どんな情報をも摂取・咀嚼する回路を遮断してしまう。

安倍ちゃんが会食を解禁するくらいだから、2月からの対策が奏功して、日本では危険度が減ったのだろうと判断し、自粛ばかりしていたら日本経済が保たないよと、麻生太郎に波長を合わせて自己の行動を選択し確信できる者たちだ。この親安倍の大衆の認識回路においては、PCR検査の拡充を求めて危機を訴える論者の主張は、単に反安倍の動機に基づくところの、左翼のイデオロギーバイアスによって導かれた、過剰な反応と不安の扇動として捉えられる。そのように安易に解釈し、無益な雑音として切り捨ててしまう。


さらにそれに加えて、政府の専門家会議の重鎮たちが、オーバーシュートだの、ロックダウンだの、聞き慣れない(感染症関連の用語ですらない)珍妙な英単語を並べたて、電通の軽薄なコピーワークもどきのような説明に興じているのに接したら、誰だってそれは大衆騙しの大道芸だということを見抜いてしまう。そういう権威たちが自粛の指示や勧告をしても、若者たちに伝わらず、馬耳東風となるのは当然のことだ。


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実際のところ、米国でも日本とやや似た現象があり、2月までは、親トランプの大衆はトランプの楽観論の口上を信じていて、米国に脅威はないと慢心し、ウィルスへの警戒感が全く無かった。感染症禍は中国を中心とする東アジアの不幸と厄災であり、アジア人を侮蔑し揶揄するだけの高見の見物で済ましていた。米国で対策が出遅れた所以である。

脅威が現実のものとなった後は、米国でも政策に緊張感が走り、救済策の財政出動を220兆円出し、怒濤の勢いでPCR検査を実施して感染を食い止めている。政策が切り替わり、対策が立ち上がった。トランプの支持率も上がっている。こうした国難の危機に遭遇したときは、当然、国民は指導者の方を向くし、期待を寄せて結束する心理になる。指導者の支持率が高まるのは当然な政治的生理だ。だが、残念で不審なことに、日本の場合は、何も対策せず、何の緊張感もない、無策の安倍晋三でも支持が高まってしまうのである。日本人の頭の中が安倍脳になりきってしまっていて、丸山真男的に表現すれば「即自無媒介の結合」になっている。


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思い出すのは、嘗て辺見庸がETVで語っていたところの、「テレビは人間の意識そのものである」という言葉である。テレビが意識そのものであり、その意識の中心に安倍晋三がいる。毎日、安倍晋三が大画面テレビに出てくる。日常生活はテレビと共にあり、テレビと向き合って生活時間が流れ、そのテレビ空間を安倍晋三が絶対的存在として支配している。

見たくなくても、あの無駄で不愉快な舌足らずの口上を、目に入れ、耳に入れなくてはいけない。NHKの報道は岩田明子が仕切っている。日本の政治と報道が安倍晋三中心になって、もう6年以上になる。7年半に6回の選挙は全て圧勝。多弱の定冠詞がついた野党は、政党ではなく芸能プロダクションと化した。日本社会のすべてが安倍晋三中心の編成になり、安倍晋三中心の呼吸活動になり、人の意識が安倍晋三に依存するようになった。アベノミクスから東京五輪まで、日本人の社会生活は安倍晋三中心に回っていて、安倍晋三と対立する契機がなく、安倍晋三から独立した余地や端緒がない。安倍晋三が生活空間の支柱だ。


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先週末、都内の繁華街に繰り出す人が減ったのは、小池百合子が23日に「首都封鎖」の言葉で脅した(警告を発した)からである。安倍晋三脳のまま弛緩していた大衆の精神に喝が入り、緊張が戻って感染に脅えるようになった。小池百合子の言葉は、安倍晋三に比べればまだまともで中身のあるものだ。

実際、東京都の感染爆発と医療崩壊はもう間近に迫っていて、そのときは小池百合子に責任がのしかかってくる。トリアージをしなくてはいけない。逃げることはできない。野戦病院のような収容施設をどこかに構えなくてはならず、遺体安置所のテントを自衛隊に張らせなくてはいけない。その阿鼻叫喚の絵が見えているから、多少とも言葉に緊張感が伴うのだろう。小池百合子が先週やったことは、事実上の半緊急事態宣言である。日本の今回の緊急事態宣言は、法的な内容が曖昧で、国と自治体の間の役割と権力と責任の関係が曖昧だ。強制性の有無もグレーというか、日本的にグラデーション(アナログ)でボカして処理している。


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どこまでも、日本型の下からの同調圧力の全体主義(自発性)に依拠した法制度になっている。行政ではなくマスコミが主担で社会を動員・誘導して法の目的を達成する想定になっている。しかし実際には、1か月後、2か月後には、法律の解釈は関係なく、事態がどんどん進み、マスコミの声に突き動かされ、誰かがなし崩し的な決定をして、自衛隊を含めたあらゆる部門が動き、平時にはない総動員的な活動が遂行されて行くだろう。

国民の命の重さが一気に下落するだろう。人権の価値が切り下がるだろう。上級と下級の命の差がくっきりして、下級国民の命が大量に処理されていくだろう。そうした非情な国家行動の始終を、ネットの右翼が大喜びで礼賛し、安倍ちゃん万歳を唱えるだろう。今回、不思議なのは、憲法学者が前に出ないことである。基本的人権の問題であり、国家非常事態の問題なのに、憲法学者が論議に加わらない。とまれ、日本人は安倍晋三依存症の精神疾患になっている。日本人と安倍晋三の関係は、2歳の幼児と母親の関係のようなものだ。

日本と米国との関係が、そのまま国民と安倍晋三の関係にスライドしている。日本が米国の顔色ばかり見て機嫌をとっているように、日本国民は安倍晋三に合わせて忖度する行動を生きがいとする倒錯病に陥っている。それは、反安倍の野党議員やマスコミ論者も同じだ。サンデーモーニングの「反安倍」コメンテーターズのガス抜き職業活動も同じだ。依存症である。金平茂紀のTBS報道特集は、安倍晋三が無内容な演説をして「やってる感」の演出をすることが分かりきっているのに、なぜ貴重な放送資源をやすやすと安倍晋三に贈呈し、安倍晋三の宣伝に番組を利用させているのだろう。金平茂紀の「反安倍」報道が、実はジャーナリズムでも何でもなく、単なる依存症のガス抜き商売だということが、安倍晋三による土曜午後6時の番組オキュパイによって露わになっている。


by yoniumuhibi | 2020-03-30 23:30 | Comments(3)
Commented by さわ at 2020-03-30 23:32 x
都内在住の方(現在陽性で入院中)

帰国者相談者センターに電話→どっかそのへんの病院に行けばと言われる
コネのある大学病院へ電話→PCR検査は保健所の許可がないとできないし、帰国者相談者センターの「そのへんの病院で診てもらえば」という対応は感染症対策として問題があるから、行政に問い合わせてはと言われる
東京都福祉局へ電話→4時間待たされた挙句「あなたは特別区にお住まいでしょ?うちは特別区に命令できる立場じゃない」と逃げる
コネのある大学病院へ再度電話し、受け入れてもらい、陽性確定で入院

コネのある上級(サッカー協会会長なほどの上級ではないかもしれないが)でさえ、これですよ。
クラスター班の、クラスターですべてを追いかけるやり方は、田舎の村とかならともかく、東京じゃ無理でしょう。

Commented by 七平 at 2020-03-31 02:41 x
嘘をつくと必ずその嘘に対する隠蔽工作が必要になり、嘘の上塗りがはじまります。阿部晋三が率いる現政権は、出発当時より嘘とその上塗りの歴史と言えます。阿部晋三、個人的にも嘘の留学歴を書き込んでみたり、嘘の積み重ね人間といっても過言ではないと思います。 今回は犠牲者も後藤健二さん、赤木俊夫さんのように、一人二人ではなく、数百に達しているでしょうし。彼らの隠蔽行為のおかげで数千、数万の人々、特に年配者が命を落とされる事になるし、現時点までになったと思います。 オリンピック開催を考慮の上、人為的に検査をしなかった事により、初期拡散抑制ができなかったわけです。 従って、統計上の死因は肺炎として処理された方々の中には かなりのCovid-19の犠牲者が含まれていたと思います。政府も保健所も感染研も知っていたはずです。そうでないと火葬業を営む会社に、すべての肺炎患者の火葬をCovid-19 の患者とみなして特別処理せよ等と言う通達を出すわけがありません。Covid-19 が話題になり始めた頃より、肺炎で亡くなった方々のご家族は棺桶に花も入れる事ができなかったと伝えられています。 
当初Covid-19の脅威と PCR検査の必要性を否定していた国々、米、英、伊 等も間違いを認め180度旋回で、方針を改め、猛烈な勢いでPCR検査を広めている中、日本は のらりくらり、検査数は低迷しています。 そして、今までの嘘の筋書きに準拠した統計を垂れ流しているようです。 天下りの御用学者を集めた感染研がDataの独占をあきらめて、一般企業、病院に検査をさせると、実情が浮上し、彼らは今までの責任を問われる事を恐れているのだと思います。 
CTスキャンで肺の曇りをレントゲンよりはるかに良くみる事ができますが、それだけで一般肺炎とCovid-19との判別を決定する事は不可能です。 また、CTスキャンで曇りが出た時点では、初期診断とはもはや言えないでしょう。 特に、多くの老人や免疫疾患を抱えている人々は、時すでに遅しとなる可能性大だと思います。 各国の研究所が全力でワクチンの開発に着手しており、いずれはできるでしょうが、それまでの被害を最小限に抑え込まねばというのが実情だと思います。

Commented by 七平 at 2020-04-01 03:58 x
先述のコメントの補足になりますが、 日本で一体何人くらいの方が毎年、肺炎で亡くなっているかウエブで検索しで見ました。  最近のデータはないのですが2008年から2017年の推移はhttps://www.statista.com/statistics/1074856/japan-number-pneumonia-deaths/  で見る事ができます。  老齢化も一層進んでいる事ですし、おおざっぱに毎年12万、毎月1万が目安になろうかと思います。 
全ての肺炎死者にPCR検査を行っていないので、結論は出せませんが、統計的に分析する事はできます。 いったい肺炎死として報告された人の中に、Covid-19 死の割合はどのくらいかを推測するためです。
今年に入って、肺炎死数が急増しているのであれば、各月の肺炎死者数 引くことの 1万は、 Covid-19の可能性大とみなせるのではないでしょうか? 読者の中で、最近の統計をご存じでしたら、ぜひ掲載してください。毎月の母数が一万ありますので、数百 いや 数千の Covid-19の死者数も統計上、肺炎として埋葬する事は目立ちません。 疑いたくはないのですが、嘘つき政府と御用学者を相手に疑わざるを得ません。
PCR検査の毎日の検査数を発表せず、選ばれた陽性反応数と死者数だけをマスコミにリーク、それらをマスコミが国民に増幅伝達していたのでは全体像がつかめません。これは国民に偏向ニュースを刷り込み続けた、戦時中の大本営発表のパターンと全く同じです。

世に倦む日日 @yoniumuhib晴海選手村宿舎を隔離施設に使う許可は森喜朗安倍晋三が渋てる

2020年04月02日 | 犯罪
今日は、岡田晴恵がいつもより元気で歯切れがよかった。山中伸弥が援軍になってくれたからだ。百人力。山中伸弥、モーニングショーに出てくればいい。モーニングショーとサンデーモーニングに常駐すればいい。できればNEWS23も。国民は山中伸弥の話を聞きたい。視聴率は上がる。

小池百合子が言っていたけれど、晴海の選手村宿舎を隔離施設に使う許可は、組織委(森喜朗)のマター(権限)なんですよ。で、提案して一週間になるのに立ち往生で動かない。森喜朗と安倍晋三が渋っている。組織委ということは、結局は政府がカネ出すということで、他の自治体にも前例ができるから。

小池百合子が言っていたけれど、晴海の選手村宿舎を隔離施設に使う許可は、組織委(森喜朗)のマター(権限)なんですよ。で、提案して一週間になるのに立ち往生で動かない。森喜朗と安倍晋三が渋っている。組織委ということは、結局は政府がカネ出すということで、他の自治体にも前例ができるから。

小池百合子が二度も官邸を訪ねて安倍晋三と詰めたのは、緊急事態宣言のタイミングとそれに伴う中身で、一番大きいのは、この宿泊施設の許可と費用の問題ですね(東京都は病床が満杯)。二番目が封鎖に関わる補償の問題(玉川徹が番組で言っていた件)、三番目が休校延長。三番目は先に決めて走った。

厚労省はなぜ軽症者を宿泊施設に移す許可を出さないのか。モーニングショーも、他のマスコミも報道していないが、渋っている理由は二つ。これは安倍晋三マターで、一つは、国が費用を出したくないから(自治体は国に出して欲しい)。もう一つは、許可するときは緊急事態宣言の発令と同時にしたいから。

今日のモーニングショーも面白かった。軽症者をなぜ宿泊施設に移すことができないのか、厚労省が許可しないのか、野党議員が厚労官僚に問い質して、玉川徹に報告が届いた件が出ていたけれど、その野党議員というのは、おそらく山井和則ですね。山井和則だけ熱心にやっている。今、この問題が焦点。

安倍晋三「バー・ナイトクラブの損失補償はしない」。これって要するに、感染拡大を防止する対策はとらないという意味ですよね。市中感染は放置すると。安倍晋三と麻生太郎の一貫した方針だ。政府は感染対策にはビタ一文使わないと。感染するのも倒産するのも自己責任だと。https://www.asahi.com/articles/ASN413RX2N41UTFK003.html …