日本のモノだけの輸出入の貿易収支では終始プラ・マイ零で、サービス収支を入れた経常収支は良い値となっている。中国や韓国もよい数字だが、モノだけの貿易収支は、輸出大幅超過で世界全体からみると一方的金稼ぎで望ましくない。最近の流通では、日本も遅ればせながら、モノからコトへとサービス重視になりつつあり、先進国として見本となりうる。背世界経営収支とか世界貿易収支については財務省の定義があって、図の下に掲げた。
それにしてもドイツはモノのビジネスも、コトのびじねすがすごい。まして人口は8千万くらいで日本の1億2千万であることを比べると、一人当たりの生活水準は世界一。しかも、人工計画も一番下の図のようにバランスが取れれている。
世界の経常収支ランキング
2016年の経常収支ランキングを掲載しています(対象: 190ヶ国)。
経常収支 = 貿易収支 + サービス収支 + 第一次所得収支 + 第二次所得収支
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世界の貿易収支 国別ランキング・推移
- データ更新日
- 2017年10月16日(年度更新日:2017年4月25日)
ドイツの人口、バランスが取れた計画が行われていると思われる。日本との対比が掲げてあるが、日本は漸減傾向であることをみると、ゲルマン民族優秀というより、何かスザマシイものを感じさせられる。
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財務省による各種収支の定義
経常収支
貿易・サービス収支、第一次所得収支、第二次所得収支の合計。
金融収支に計上される取引以外の、居住者・非居住者間で債権・債務の移動を伴う全ての取引の収支状況を示す。
貿易・サービス収支 貿易収支及びサービス収支の合計。実体取引に伴う収支状況を示す。
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第一次所得収支 対外金融債権・債務から生じる利子・配当金等の収支状況を示す。
(第一次所得収支の主な項目)
直接投資収益:親会社と子会社との間の配当金・利子等の受取・支払
証券投資収益:株式配当金及び債券利子の受取・支払
その他投資収益:貸付・借入、預金等に係る利子の受取・支払
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第二次所得収支 居住者と非居住者との間の対価を伴わない資産の提供に係る収支状況を示す。
官民の無償資金協力、寄付、贈与の受払等を計上する。