先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

習政権になって、合理的になっている?!

2018年03月17日 14時29分54秒 | 日記

中国の全国人民代表大会(全人代)が2018年3月9日 から25日まで解され盛り沢山の決議がされている。通常は10日間の日程であるところ16日間と長期化し、会期中に国家主席の任期2期10年の規定を撤廃、6.5%前後の成長目標を維持、経済政策において、金融リスク防止・貧困脱却・環境対策の「三大堅塁攻略戦」を強化などが決定されたという。その中で下記2点で、従来の中国とは違った新しい動きがあると感じられた。

今までの全国人民代表大会(全人代)は数年前とがらりと変わり、高級幹部の子女が世界超一流ブランドの服を着て闊歩する姿が消え、普通の労働者、農民の姿がテレビ画面にたくさん出るようになった。企業も国営大企業の経営者がほとんど取材されず、民間のインターネット企業の経営者が露出度を増やしている。

特に気になったのは 
中国自動車メーカーの吉利ホールディンググループが90億ドルを投じ、ベンツの親会社であるダイムラーの株式の9.69%を購入することで議決権を取得し、同社最大の株主になったコトの報告と承認がされたとという。

吉利自動車は。2020年に生産する車の9割を新エネ車にするなど大胆な発言もし、中国の自動車生産の新しいトレンドを作ろうとしている。


 


キャッシュレス化のきざし? 「QRコード決済」が先行?

2018年03月17日 14時11分05秒 | 日記

MoneyZineというIT雑誌の調査によると、お店や自動販売機、運賃などネットショッピング以外の支払いについて、直近1年間の支払い方法を複数回答で聞くと、「現金」が86.1%、「クレジットカード」が66.3%、「電子マネー」が49.4%などとなった。

 クレジットカードや電子マネーで支払った人のうち、「スマートフォンや携帯電話のアプリ・機能」で支払った人は14.5%で、内訳は「おサイフケータイ」が59.2%、「楽天ペイ」「ApplePay」がそれぞれ10%台だった。2017年に実施した前回調査と比較すると「楽天ペイ」が増加したほか、40代以上の男性で「おサイフケータイ」の比率が高くなっている。

 一方、有限責任監査法人トーマツは「QRコード決済・モバイル決済の利用実態と今後の利用意向に関する調査」を実施し、その結果を昨年の12月に発表した。調査対象は10代から30代のスマートフォン保有者で、スマートフォンアプリの利用経験がある1,800名。調査期間は2017年10月12日から15日。QRコード決済とは、スマートフォンの画面に表示されるQRコードを小売店などのレジ端末で提示し、読みとると決済が完了する決済手段のこと。

 QRコード決済について「知っている」と回答したのは全体の35.8%(645名)で、そのうち実際に利用したことがあるのは全体の10.2%(183名)。利用経験者の満足度を調べると、「満足している」が利用経験者の90.7%(166名)を占め、極めて高い満足度を示した。

 QRコード決済を「知らない」と回答した1,155名と、知っているものの利用経験がない462名の計1,617名を対象に、QRコード決済の説明をした後に利用意向を聞くと、50.2%が「利用したいと思う」と前向きな回答をした。また、利用意向者811名にQRコード決済に魅力を感じる理由を複数回答で聞くと、「現金やカードを持たなくてよい」(75.7%)、「店頭での支払いが簡単でスピーディ」(52.5%)、「アプリで簡単に残額が確認できる」(40.6%)、「履歴がデータとして残る」(36.9%)などが多かった。

 日本人は現金決済を好む傾向があるといわれているが、クレジットカードや電子マネーなどの利用者は増えている。最近ではQRコード決済など新しい決済手段も登場し、利用者の満足度も高いようだ。


イスラエルで、3600年前の手つかずの墓が発見される

2018年03月17日 13時57分27秒 | 日記
墓から見つかった男性の遺体が身に着けていた3600年前の黄金の首飾り(PHOTOGRAPH BY PETER LANYI, THE ISRAEL MUSEUM, JERUSALEM)(ナショナル ジオグラフィック日本版)

いまだに、何千年前の遺跡が発見される!ナショナル ジオグラフィックが報じていた。現在のイスラエルにある古代カナンの都市国家メギドで、3600年前の王家のものとみられる墓が発見された。手つかずの墓に多くの財宝が眠っていただけではない。考古学者らが興奮しているのは、紀元前15世紀初めにエジプトに征服されるまでこの重要な地を治めていた王朝について、新たな発見があるかもしれないからだ。

メギドは、ハイファから南へ30キロ、現在のイスラエル北部に位置していた。紀元前3000年から西暦1918年まで、5000年近くにわたって戦略的な要衝であり、交易路でもあった。イズレル谷を見下ろすこの場所は、歴史を変えるような決定的な争いを数多く目撃し、「ハルマゲドン」と呼ばれるようになった。総んなところで手つかずの遺跡が発見されるのは興味い。


新任の王岐山国家副主席,69歳。習主席もう二期の布石?

2018年03月17日 13時36分08秒 | 日記

習主席は2013年より第7代中華人民共和国主席で、現在64歳で、2機目のお勤め終了時で、69歳、ということは新任の王岐山国家副主席の就任が69歳で、任期全うすれば、習主席も69歳になっても、任期を全うできることが示せる。という事はは習主席の3期目4期目を考えた布石であろう。

中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は17日午前、北京の人民大会堂で全体会議を開き、習近平国家主席(64)を再選するとともに、国家副主席に王岐山・前共産党中央規律検査委員会書記(69)を選出した。

習氏の再選に反対や棄権はなく、賛成2970票を獲得。王氏も反対が1票だけで、99.97%の圧倒的な賛成で選出された。

王氏は1期目の習指導部で、規律検査委書記として反腐敗闘争を進め、有力指導者を摘発。習氏の権力基盤強化に貢献した。王氏は昨年10月、68歳以上は退任するという慣例に従い、政治局常務委員を退いた。国際金融や経済政策にも精通し、米国の政財界に太い人脈を持つ。通商問題で米中関係が緊張する中、外交を中心に習氏を補佐するとみられる。

強権政治をしないことを願う。