先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

安いが安っぽい::安いが品質が良い

2018年03月18日 10時19分42秒 | 日記

アパレルの安く手軽に買えるユニクロとしまむらの比較が日経MJに出ていた。一方は安いがやすっぽいで、他方が安いが高品質・高機能とのイメージで、業績に差が出ているという。そこで株式四季報などで業績を見てみた。下図右がユニクロ、左がしまむら。

意外に5,6年前では両社は思っていたほど差がなかったが、最近の4,5年で格差が着いてしまっている。日経MJが両社のブランドイメージを調べて表にしていた。

しまむらは安いが安っぽい、ユニクロは安いが機能性と品質が高いという評価だという。

デフレの中にあっても安いことは業績に貢献せず、いかにその中で工夫をし特徴を出さないとビジネスはおぼつかないということ。


ブランドのミネラルウオーターの90%からマイクロプラスチック

2018年03月18日 08時34分26秒 | 日記
【AFP=時事】報道によると米国を含む世界9か国で販売されている主要ブランドのボトル入り飲料水を調査したところ、90パーセント以上で微細なプラスチック粒子の混入が確認されたことが分かった。水をボトルに詰める過程で混入したとみられるという。

調査はマイクロプラスチックに詳しい米ニューヨーク州立大学が中心となって行われた報告書によると、「広範な汚染」が見つかったという。

対象はブラジル、中国、インド、インドネシア、ケニア、レバノン、メキシコ、タイ、米国で販売されているボトル入り飲料水250本。その中には、エビアン(Evian)、サンペレグリノ(San Pellegrino)、ネスレピュアライフ(Nestle Pure Life)などの主要ブランドが含まれ、全体の93%からプラスチック粒子が検出された。

この調査で見つかったプラスチック粒子の65%はかけらで、繊維ではない」と述べた上で、「プラスチック粒子は水をボトルに詰める過程で混入したと考えられ、そのほとんどはボトルそのものかキャップに使われているものだ」と説明している。

プラスチック粒子の混入の程度にはばらつきがあり、ボトル1本につき「0個から1万個以上」までさまざまだったという。

平均すると、水1リットルにつき、「マイクロプラスチック」とみなされる100ミクロン(0.10ミリメートル)サイズの粒子が10.4個、それよりも小さな粒子は325個見つかった。
 
マイクロプラスチックの人体への直接影響は未だ見られていないが、水産研究者によると食物連鎖で、魚への影響見られ始めているというから、人体などへの影響は近々に表面化するのであろう。
 
ペットボトルで人間は楽できるようになったが、自然界への悪影響までは考えなかった報いか?

やはりデフレ傾向では?

2018年03月18日 06時52分00秒 | 日記

世の中のいろいろなモノの値段をみると、電気製品、70とか80円の食パンをはじめとする食料品、情報機器例えばパソコンいまや3万円出せば新品で買えるというようなことで、デフレ傾向である。デフレだと、売上高が上がらずしたがって給与所得者も上がらない。タダ大手企業の売上高や利益率はほとんど上がっている。

1年前の日経に上場企業の利益率推移が出ていた。それによると、欧米企業に比べ日本企業の利益率が低すぎるというのと、先が不透明ということで、利益を社員に還元していないから内部留保がどんどん膨らみ、多くの上場企業は金持ちになっている。

 

一方で、売り上げを上げないといかんということで、品ぞろえを増やす傾向がある。好例がコンビニのドーナツ作戦で大きな影響を受けたミスタードーナッツ、ラーメン、スパゲッティ、ホットドッグ、餃子などなお度やたら種類を増やしている。メニューだけ見ると値段は高くはないが、品数が多すぎてコストが掛っていて利益率が下がっているかも。しかし、営業マンとか主婦がティータイム休憩で戸ひーを頼むと結構高い。また、営業指数は堅調だが、客離れが目立ち始めたというモスバーガー、マックに比べると値段が高い。

コーヒーは両店とも高いと思う。そもそもが家庭でドリップコーヒーは1杯20円くらいで楽しめるから、コンビニ並みに100円は無理としてもドートルとかベローチェ並みにしないと中々入りずらい。

何のことない。依然デフレの世の中で、景気良い時は多少高くても良いものをだったが、今は、良いものをできるだけ安く買うのが主流。そうなると、企業側は良いものを内部努力でできるだけ安く提供するようにしないと経営が成り立たないということだろう。