世の中のいろいろなモノの値段をみると、電気製品、70とか80円の食パンをはじめとする食料品、情報機器例えばパソコンいまや3万円出せば新品で買えるというようなことで、デフレ傾向である。デフレだと、売上高が上がらずしたがって給与所得者も上がらない。タダ大手企業の売上高や利益率はほとんど上がっている。
1年前の日経に上場企業の利益率推移が出ていた。それによると、欧米企業に比べ日本企業の利益率が低すぎるというのと、先が不透明ということで、利益を社員に還元していないから内部留保がどんどん膨らみ、多くの上場企業は金持ちになっている。
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一方で、売り上げを上げないといかんということで、品ぞろえを増やす傾向がある。好例がコンビニのドーナツ作戦で大きな影響を受けたミスタードーナッツ、ラーメン、スパゲッティ、ホットドッグ、餃子などなお度やたら種類を増やしている。メニューだけ見ると値段は高くはないが、品数が多すぎてコストが掛っていて利益率が下がっているかも。しかし、営業マンとか主婦がティータイム休憩で戸ひーを頼むと結構高い。また、営業指数は堅調だが、客離れが目立ち始めたというモスバーガー、マックに比べると値段が高い。
コーヒーは両店とも高いと思う。そもそもが家庭でドリップコーヒーは1杯20円くらいで楽しめるから、コンビニ並みに100円は無理としてもドートルとかベローチェ並みにしないと中々入りずらい。
何のことない。依然デフレの世の中で、景気良い時は多少高くても良いものをだったが、今は、良いものをできるだけ安く買うのが主流。そうなると、企業側は良いものを内部努力でできるだけ安く提供するようにしないと経営が成り立たないということだろう。