をしているうちに、スミレのお勉強をしましょう!
昨年の春と秋に「村」周辺や渡良瀬遊水地で見つけたスミレの名前を調べてみました。
今日紹介している写真は昨年のもの、すでに紹介しているものを使います。あしからず
まずは「村」編から
これは最もよく見かけるスミレです。
1.「村」はもちろん、自宅近くの林道脇などで最もよく目にするタチツボスミレですね。
2.これもタチツボスミレでしょう、微妙に色が違うけど葉っぱが同じです。
3.
ヒトツバエゾスミレ? 訂正:アケボノスミレです。
「村」周辺でよく見かけます。
名前のように葉っぱが1つだけ開いているスミレです。
右下のまだ開ききっていないのがこのスミレの葉っぱだと思います。
4.たぶんこれも
ヒトツバエゾスミレ? 訂正:アケボノスミレです。
しかしこのスミレの分布を見ると、群馬県や長野県それと宮城県などとなっていて福島県が無い!さてどうかな?
さらにさらに群馬県は鳴神山や栃木県の足利辺りにもあるそうな。
白い花のものはナルカミスミレというそうです。
これは早速確認に行ってみよう!
5.たぶん
マルバスミレ? 訂正:アケボノスミレです。
葉っぱが完全に開いていないのでわかりませんが、たぶん丸い葉っぱかな?
でも花を見る限り、限りなくヒトツバエゾスミレに近いような。
しかし葉っぱが一つではないように見えますね。
6.この写真からは距は見えないので何ともいえませんが、
アケボノスミレだと思います。訂正:サクラスミレでしょう。
分布も福島県太平洋側は含まれています。
7.これはヒナスミレかな?
分布は道南から関東地方までの太平洋側、落葉樹の林の縁などとあります。
8.これもヒナスミレだね。
9.丸い葉っぱが特徴、これは
アオイスミレですね。
北海道から九州まで広く分布し林縁、林内や人家近くに生えるとあります。
10.これは
フジスミレ? ヒナスミレです。
特徴は葉っぱに白い斑が入っていること、確かに斑に見えなくもありません。
が、分布は日光を中心とした栃木、群馬との事です。
自生場所は「村」、さてどうでしょうかね?ヒナスミレに見えなくもありません。
それともう一点、花の後ろに突き出ている壷のようなもの距といいますがそれが太くて大きい。
この特徴からして全然違うスミレかもしれません。
距の特徴と分布から
アケボノスミレかもしれません・・・違うな~。
なんだかさっぱりわからなくなりました???
11.これも上のスミレと同じでしょうか?よく似ています。
距の大きさが違うし、葉っぱが写っていないのでちょっと分かりませんね。 訂正:ヒナスミレです。
12.これはオカスミレでしょう。
全国に分布し、特徴は花全体が紅紫色で距が細くて長い。
陽の光で花の色がとび気味になっていますが、このスミレの特徴である紅紫色です。
花びらの基部に毛がいっぱいあるものはアカネスミレだそうです。
13.タチツボスミレ?
特徴は側弁基部は無毛、大きいのでオオタチツボスミレかなと思いましたが、太平洋側には無いとの事。
花の形が違うようですが、やはりタチツボスミレでしょう。
14.これもタチツボスミレ?だと思います。
以上が「村」周辺に自生しているスミレです。
今シーズンは行くことがあれば、もっと特定できる特徴を押さえて来ようと思います。
15.そして所変わってこちらは自宅の庭、紫の小さなスミレが自生しています。
ヒメスミレかと思いましたが、葉っぱの付け根がひし形でハート型でないところから、これはノジスミレ?でしょうかね。
しかし、距は淡褐色をしています。ヒメスミレは紫色、するとやはりヒメスミレでしょうか。
それとも、もしかしたら園芸種が野生化したものか?でもこんな地味なの買う人いないよね。
16.そしてこちらは秋の渡良瀬遊水地の土手。
そもそも春の花だと思っていたスミレも、秋に返り咲きをすること自体驚きです。
というより、全く知りませんでした。
そこでこの返り咲いたスミレは?何だべ?ノジスミレかスミレのいずれかと思われます。
ガクが緑色なのはスミレのようでもあります。
春にはこの土手にスミレが沢山咲くことから考えて、スミレかと思われます・・・が。
しかし、葉っぱがあまり細くないことからノジスミレでしょうか?
それに花の色が青っぽいことを考えれば、やはりノジスミレと言うことでしょかね。
以上、てきとうにスミレを特定してみましたが、たぶんかなり間違っていると思います。
日本にはおおよそ220種類のスミレが自生しているそうです。
何気なく目にしていたスミレも、これほど奥の深いものだとは思いませんでした。
この春は是非、ハンドブック片手にスミレの野外研究といきたいものです。
その前に、早く春ちゃん来てちょうだいな!