明けましておめでとうございます
2014年、新しい年の幕開けです。
みな様にとってよりよい年になりますように、
そして穏やかな一年でありますように、心よりお祈りいたします。
今年もよろしくお願いいたしますm(__)m
新年早々食べ物の話で恐縮ですが、
昨年「和食」がユネスコの無形文化遺産に認定されました。
その「和食」ですが、なにも特別なものではなく、一汁三菜というのでしょうか、
私たちが子供の頃から親しんできた、普通の家庭料理なんですね。
旬の食材を活かした献立や、古くから伝わる郷土料理の数々、
器や盛りつけの美しさに加え、栄養のバランスの良さなどが評価されたそうです。
さらに、年中行事との密接な関わり、というのもあるようです。
だからというわけではありませんが、
今年も「くじら汁」で新年を迎えました
くじら汁は日本各地で広く作られているそうですが、
義母が育った松前町では、とりわけお正月のハレの料理として
欠かせないものだったようです。
義母がまだ元気だった頃、お正月に帰省すると
このくじら汁を振る舞ってくれました。
大鍋にいっぱい作り、三が日温めかえしては、
繰り返し食べた記憶があります。
くじら汁ってどんな味がするの?
と、訊かれたらどう表現しましょうか。
簡単に言えば、けんちん汁のようなものなのですが、
くじらから出るダシは、魚の味とは違うし、牛や豚とは程遠く・・・。
う~~ん、あれは海獣独特の旨味なのかなぁ、
深~~い潮の味が具材に染みて、独特の味を醸し出しているというか・・。
やっぱり曖昧な説明になってしまいました
くじら汁は義母との思い出の一つで、心にしみる一杯です