昼食で美味しい魚を食べた後は、打ち合わせ。
途中、名古屋港水族館を左手に見る。
なかなか立派な施設だ。市立とは思えない。
さて大平洋フェリー。
船内を見学。
まずは、車等の駐車場から入りエレベーターに乗るのかだが、駐車場が巨大だ。
そしてエレベーターに乗ったとたんに異空間。
飛鳥みたいとはいかないが、でも大島に行く時に乗ったサルビア号よりは豪華な気がした。
そして、特別に見せてもらったお風呂。
想像以上に綺麗だった。
パウダールームの水回りもそこそこのホテル並みだった。
そして、風呂場。
浴槽もなかなか大きく窓も大きい。
ほーさんは、大海原に出たら、窓際に仁王立ちして海を眺めるのが気持ちいいと言う。
確かに、女子でもやってみたいと思うほど、陸上では味わえない開放感がありそうだ。ぜひやってみたい。
また、船のお風呂の醍醐味は、ざざざざっ~とゆっくりと湯船が傾きお湯がこぼれていくことらしい。陸上では地震で湯船が小刻みに揺れることがあっても、ざざざざっ~とはいかないので、これも船の旅の醍醐味なのかもしれない。
そして、デイクルーズでは、このお風呂にも入れるというので、仙台や北海道に行かなくても体験できる所が、都会のクルーズ船との違いだ。
お部屋も見せてもらったが、スイートなどは風呂やトイレもあり、何らホテルとかわらない。
シングルの部屋は寝台列車の開放というよりは、カプセルホテル風だ。
そして、寝台車で言うゴロント系もある。
お盆の時に大島に行った時に乗ったフェリーは奴隷船のようで、看板まで人が溢れ寝ていたが、大平洋フェリーのゴロントはサンライズEXみたいに、顔の辺りがパテーションで区切られており、しかも掛け布団だけでなく、個々にマットもあるので、快適そうだ。
ただ船の旅は船酔いするので、個人的には…。
湾内クルーズくらいなら、持ちこたえられそうだから、いつかお風呂には入ってみたい。
ところで、船が遅い理由の一つには燃費があるらしい。
ほんの数メーター進むのにも何ガロンという油がいる。
なので最も燃費効率の良いスピードのため遅くなってしまうらしい。また、潮の流れや風をどう捉えるのかによっても、だいぶ違うらしい。船長の腕の見せどころだ。
フェリーの場合、主力は貨物らしく、人間様運搬だけではやっていけないらしい。
確かに、東海で作られたものを大量に運ぶには船なのかもしれない。
さて、お食事会場は寿司まであるバイキング。
船が大きい分、開放感があって良い。
停泊していても揺れを感じないのは、大きいからか?
ちなみに船酔いした場合は船底にいるのが一番揺れがなくてよいらしい。
また、韓国の事故の後、旅行会社から多少の問い合わせはあったものの、影響はなかったらしい。
まぁ、海運国、日本だからね。
ただ先日、青森に行った時に台風に見舞われて沈んでしまった青函連絡船があったと知ったので油断大敵だ。でも天災とはいえその時の教訓を生かして、乗船人員の3倍の救命胴衣を積んだり、脱出滑り台(飛行機より青函連絡船が先なのだ)を開発したりとか努力し続けている。
すばらしいことだ。
さて、船内を出て看板へ。
この煙突を見るとウワッと思うらしいのだが、御託に漏れずウワッと思った。大きい。
何をとってもクルーズ船とはスケールが違う。
ブリッジは時間の関係もあり視察出来なかったが、今はコンピューター制御らしいが、舵はちゃんとあるらしい。
いつか見てみたい。