広報邂逅記

広報宣伝に携わる私が、世の中の面白いこと、美味しいものや温泉鉄道旅を紹介します。(⌒∇⌒。)三(。⌒∇⌒)。

ブログ160218 出典→「エヴァ新幹線」発進! 車内で使徒と対決 チャイムはあの主題歌 JR西日本2015...

2016-02-18 21:46:18 | 食べ物




心奪われる鉄道記事を3つ見つけたので、ご紹介。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160218-00010002-norimono-bus_all


出典↓↓↓


「エヴァ新幹線」発進! 車内で使徒と対決 チャイムはあの主題歌 JR西日本
2015.10.19 恵 知仁


http://trafficnews.jp/post/44520/


人気アニメ『エヴァンゲリオン』とコラボし、JR西日本が今秋から運行する「500 TYPE EVA」。その姿が、ついに明らかになりました。「搭乗体験」ではコックピットがパイロットを自動認識。アスカ、そして使徒が登場するなど、高いストーリー性とゲーム性が特徴です。


『エヴァ』と共通項の多い500系新幹線を
 JR西日本は2015年10月19日(月)、アニメ『エヴァンゲリオン』の世界観をテーマにした500系新幹線「500 TYPE EVA」を、博多総合車両所(福岡県那珂川町)で報道陣に公開しました。営業運転は11月7日(土)からです。


博多総合車両所で報道陣に公開された「500 TYPE EVA」(2015年10月19日、恵 知仁撮影)。


 車両デザインは、『エヴァ』のメカニックデザイナーである山下いくと氏が担当。そして『エヴァ』監督の庵野秀明氏が監修を務めています。

 JR西日本によると、今年で山陽新幹線(新大阪~博多)が全線開業40周年を迎えるため「インパクトのあること」を実現しようと考え、幅広いファン層を持ち、TV放送開始から今年で20周年を迎える『エヴァ』側に打診。コラボレーションが実現したといいます。


『エヴァ』と共通項が多い500系車両が使用される(2015年10月19日、恵 知仁撮影)

今回“エヴァ仕様”になった車両は、JR西日本の500系新幹線。同社によると『エヴァ』とコラボするにあたり、その形状、また技術へのこだわりが『エヴァ』の世界観と共通していることから、この500系車両を使用することにしたそうです。

 500系は1997(平成9)年にデビュー。鋭く15mも尖った先頭部分が特徴で、新幹線で初めて300km/hでの営業運転を実現。ギネス世界記録にも掲載されました。かつては「のぞみ」として東海道新幹線の東京駅まで走っていましたが、現在は山陽新幹線内で「こだま」として運行されています。


車内にエヴァ実物大コックピット 搭乗体験に使徒出現!
「500 TYPE EVA」は外観のみならず、車内にも『エヴァ』の世界が広がります。


1号車「展示・体験ルーム」に設置されたエヴァの実物大コックピット(2015年10月19日、恵 知仁撮影)。


 1号車は、新幹線に乗りながら『エヴァ』の世界観を体感できる「500 TYPE EVA 展示・体験ルーム」。目玉は、エヴァの実物大コックピットを使っての「搭乗体験」です。

“搭乗”後、コックピットがパイロットを自動認識。正面と左側のモニタに“らしい”文字が賑やかに登場し、エヴァが起動します。



アスカが搭乗した弐号機が自分の隣を走る(2015年10月19日、恵 知仁撮影)。


 そして“発進”すると、モニタへ新幹線の前面展望映像などが流れだし、“使徒”、そして弐号機と共にアスカが登場。自分の手を使って“ATフィールド”を破るなど、ただそのコックピットに座るだけではなく、ストーリー性とゲーム性を持っているのが、この「搭乗体験」の大きな特徴です。

 また1号車ではそのほか「新幹線×エヴァンゲリオンパネル」や「ジオラマ」、「フォトスポット」での撮影も楽しめます。


綾波レイと記念撮影できる「フォトスポット」(2015年10月19日、恵 知仁撮影)。


 この「展示・体験ルーム」への入室と「実物大コックピット搭乗体験」は、インターネットなどから事前予約する必要があります。


碇司令に見つめられる2号車「特別内装車」
「500 TYPE EVA」の2号車は、“エヴァデザイン”が施された「特別内装車」になります。


多数のNERVマークが描かれた「500 TYPE EVA」の2号車「特別内装車」(2015年10月19日、恵 知仁撮影)。
「NERV(ネルフ)」マークが通路や日よけ、側壁などに描かれ、座席の枕カバーも『エヴァ』仕様です。


碇司令がこちらを見ている、世界一落ち着かない(?)日よけ(2015年10月19日、恵 知仁撮影)。
 窓の日よけは大部分が同じ『エヴァ』風デザインですが、一部、違うものが入っているのもポイントです。

 また車内放送のチャイムには、TVアニメ『エヴァンゲリオン』の主題歌「残酷な天使のテーゼ」が使われています。チャイムは2種類あるそうです。

 8両編成の「500 TYPE EVA」、3号車から8号車の内装は基本的に、通常の車両と変わりません。

「特別内装車」の喫煙所では『エヴァ』のキャラがタバコを吸っている(2015年10月19日、恵 知仁撮影)。


「500 TYPE EVA」の運転は、2015年11月7日(土)から2017年3月まで山陽新幹線で行われる予定。博多6時36分発~新大阪11時14分着の「こだま730号」、新大阪11時32分発~博多16時07分着の「こだま741号」として走ります。





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ブログ160218 出典→北陸新幹線に「トワイライト」 全国からの「10時打ち」に耐えたJRの「マルス」20...

2016-02-18 21:17:23 | 食べ物
心奪われる鉄道記事を3つ見つけたので、ご紹介。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160218-00010002-norimono-bus_all


出典↓↓↓


北陸新幹線に「トワイライト」 全国からの「10時打ち」に耐えたJRの「マルス」
2015.02.15 恵 知仁


http://trafficnews.jp/post/37936/

R列車のレアチケットを入手したい場合に行われる「10時打ち」。北陸新幹線の一番列車や「トワイライト」最終列車でも多く実行され、全国から、しかもほぼ同時に申し込みが殺到しました。しかし、特に問題は起きていません。JRのきっぷはどのようなシステムで発売されているのでしょうか。

R列車のレアチケットを入手したい場合に行われる「10時打ち」。北陸新幹線の一番列車や「トワイライト」最終列車でも多く実行され、全国から、しかもほぼ同時に申し込みが殺到しました。しかし、特に問題は起きていません。JRのきっぷはどのようなシステムで発売されているのでしょうか。


 これらの「きっぷ争奪戦」は各メディアで話題になり、「10時打ち」という鉄道ファンにはよく知られている用語が広く紹介されました。JRの指定券は基本的に、その列車が運転される1か月前の午前10時ちょうどに発売が開始されます。「10時打ち」とはその発売開始の瞬間、窓口の係員に端末を操作してもらいレアチケットの入手を図るというものです。

 北陸新幹線の一番列車や最終「トワイライト」のきっぷ発売開始では、この「10時打ち」が全国で行われ、1列車に百数十人しか乗れない「トワイライト」は発売とほぼ同時に、1列車934席ある北陸新幹線「かがやき」でも30秒足らずで完売しています。

 ただ逆にいえばこの「10時打ち」、10時になると同時に、ごく短い瞬間に、全国からきっぷの申し込みが集中することになります。インターネットのウェブサイトや電話では、アクセスが集中すると処理能力を超えてしまい、うまく表示されないことがありますが、JRのきっぷを発売するコンピュータシステムは大丈夫なのでしょうか。


国立科学博物館に収蔵されているきっぷ発券システム
 JRの指定券などを発売するコンピュータシステムは「MARS(マルス)」と呼ばれており、それを管理するJRグループの鉄道情報システムによると、全国の駅、旅行会社におよそ9500台ある端末から一斉にきっぷの発売要求があっても、応えられる性能が持たされているとのこと。仮にすべての端末が「10時打ち」を行っても、問題ないわけです。ピーク時でも毎秒250コールを処理し、平均6秒で応答することが可能といいます。


かつて駅で使用されていた、ページをパタパタめくって操作する「MARS」のM型発券端末(2011年10月、恵 知仁撮影)。


 「MARS」は「Multi-Access Reservation System」の略で、日本語で表すと「旅客販売総合システム」となります。誕生したのはJRがまだ国鉄だった1960(昭和35)年で、東海道本線の特急「こだま」(東京~大阪)4列車、2320席の販売から始まりました。

 以来「MARS」は「日本最大規模のオンライン・リアルタイム・システム」として、鉄道のきっぷ以外にイベントのチケットなども取り扱えるようになったほか、インターネット経由で個人利用も可能になるなど、半世紀にわたってより便利に、高性能に進化。1日平均で170万枚も発券しています。

 またトラブルも非常に少なく、稼働率は99.999%。鉄道の安定運行にはきっぷの安定発売も大切で、それに大きな役割を果たしているのがこの「MARS」なのです(各数字は2010年時点のデータ)。

 日本の鉄道とオンラインコンピュータシステムの発展に貢献した「MARS」。その最初のシステムであった「MARS1」は2008年度、電気学会から「でんきの礎」として表彰されたほか、情報処理学会からは「情報処理技術遺産」に認定されました。また国立科学博物館には、1964(昭和39)年に登場した「MARS101」という機械が収蔵されています。

 ちなみに「MARS」が導入されるまで、国鉄の指定券は電話と台帳を使い、手作業で販売されていました。
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ブログ 160218 出典→タモリ氏も乗車 鶴見線の何が鉄道ファンの心をつかむのか2015.02.21

2016-02-18 21:16:42 | 食べ物

心奪われる鉄道記事を3つ見つけたので、ご紹介。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160218-00010002-norimono-bus_all


出典↓↓↓

タモリ氏も乗車 鶴見線の何が鉄道ファンの心をつかむのか
2015.02.21

http://trafficnews.jp/post/38096/


テレビ番組『タモリ倶楽部』が、神奈川県横浜市と川崎市を走る鶴見線に団体列車を走らせました。鶴見線は一般的には地味な路線ですが、この路線に団体列車を走らせたことについて、鉄道ファンの番組出演者たちは絶賛。なぜ鶴見線は、そんなにも鉄道ファンの心をつかんでいるのでしょうか。そこには鉄道ファン以外でも興味をひかれそうな、いくつかの理由があります。

変わった駅が多い鶴見線
 関東地方などで2015年2月20日(金)深夜に放映されたテレビ朝日系『タモリ倶楽部』は、神奈川県横浜市と川崎市を走るJR東日本の鶴見線、南武線が舞台でした。団体列車を利用して鶴見線の国道駅(横浜市鶴見区)から浜川崎駅(川崎区)を経由し、南武線の中原電車区(川崎市中原区)へ向かうという内容で、同日放送分は鶴見線区間にスポットが当てられています(南武線区間は次週放映)。

 鶴見線に団体列車を走らせることについて、出演した鉄道ファンとして知られるロックバンド「くるり」の岸田繁さんは「番組初のJR貸切企画で鶴見線と南武線を選ぶというところはさすが」、モデルの市川紗椰さんは「通っている場所が渋くて玄人好みだけど、鉄道好きにとってはアトラクションみたいな感じ」と番組内でコメントしていました。

 京浜東北線と接続する鶴見駅から海側へ走る鶴見線の車窓は、主に住宅地や臨海部の工業地帯で、沿線に一般的な観光地もなければ、列車は3両編成。多くの人に利用されているわけでもありません。ですが岸田さんや市川さんの発言に見えるように、鉄道ファンから高い注目を集めています。鶴見線の何がそれほど、鉄道ファンの心をつかんでいるのでしょうか。

鶴見線海芝浦駅は大都市ながら風光明媚で、駅から出られなくても訪問者が少なくない(2010年2月、恵 知仁撮影)。

 理由のひとつとしてまず、「駅が個性的」という点が挙げられます。海芝浦駅(鶴見区)は終着駅ですが、出入口が東芝の工場と直結。そのため鶴見線の電車で終着駅の海芝浦に着いても、同社関係者でないと駅から出られないという変わった駅です。またホームが京浜運河に面しており、海と臨海工業地帯、鶴見つばさ橋などが一望できることから、大都市の工業地帯にありながら「景色のいい駅」として知られています。

 鶴見線と南武線が接続する浜川崎駅は、同じJRなのに鶴見線と南武線で改札口が別という珍しい構造です。乗り換えのためにはいったん、改札を出る必要があります。これは元々、鶴見線と南武線が別の会社によって敷設されたことが理由です。

 また番組で出演者が団体列車に乗車した国道駅は、1930(昭和5)年に開業した当時の面影を残し、ガード下にレトロな雰囲気が漂っているほか、戦争中に受けた機銃掃射の痕も残っています。


旅気分を味わうなら横浜・川崎の路線がおすすめ
 紀行作家の故宮脇俊三氏が「都会のローカル線」と表現するなど、鶴見線が非日常性の高い「ローカル線」であることも鉄道ファンから人気の高い理由です。

 鶴見線は横浜市と川崎市という政令指定都市内だけを走ります。しかし沿線には工業地帯が多いため、通勤時間帯こそ混雑するものの、それ以外の時間は列車も駅周辺も閑散としていることがよくあります。また風景も工場ばかりで生活感、日常感が乏しいものです。


工業地帯を行く鶴見線の列車(2010年2月、恵 知仁撮影)。


そうした「大都市なのに人がいない」「生活感や日常感の乏しい風景」が非日常性を醸し出すため、東京のすぐ近くながら旅行気分を味わえる「ローカル線」として人気があります。故宮脇氏も著書で、東京の人が手軽に旅行気分を味わうなら鶴見線がおすすめ、といった記述をしました。

 またローカル線の駅ではホームから改札口へ向かうにあたり、線路を踏切で渡ることがよくありますが、一般的に大都市の駅では利用者や列車本数が多く踏切では危険なため、跨線橋や地下通路が使われます。しかし鶴見線の駅には踏切があり、その点でもローカル線的です。

 沿線が工業地帯であることから、工場への引き込み線や貨車の留置などに使う線路が車窓にしばしば見られることも、工場へ迷い込んだようで面白いかもしれません。またそれら線路は貨物列車の衰退で現在は使われなくなり、草むしていることも多く、それもまた廃線や廃墟を楽しむという視点から味わうこともできます。

 鉄道ファンの興味対象は多岐にわたるため一概には言えない部分もありますが、こうした鶴見線の「都会のローカル線」と呼ばれる非日常性、そして個性的な駅に途中下車しながら旅を楽しめることが鉄道ファンの心をつかんでいることは、想像に難くないでしょう。

【了】

Writer: 恵 知仁
鉄道ライター、イラストレーター。「鉄道」や「旅」に関する執筆活動や絵本の制作を行っているほか、鉄道車両のデザインにも携わる。子供の頃からの旅鉄&撮り鉄で、日本国内の鉄道はJR・私鉄の全線に乗車済み。完乗駅はJRが稚内で、私鉄が間藤。メインは「鉄道」だが、基本的に「乗りもの」好き。
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ブログ 160218 出典→タモリ氏も乗車 鶴見線の何が鉄道ファンの心をつかむのか2015.02.21

2016-02-18 21:11:44 | 食べ物
心奪われる鉄道記事を3つ見つけたので、ご紹介。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160218-00010002-norimono-bus_all


出典↓↓↓

タモリ氏も乗車 鶴見線の何が鉄道ファンの心をつかむのか
2015.02.21

http://trafficnews.jp/post/38096/


テレビ番組『タモリ倶楽部』が、神奈川県横浜市と川崎市を走る鶴見線に団体列車を走らせました。鶴見線は一般的には地味な路線ですが、この路線に団体列車を走らせたことについて、鉄道ファンの番組出演者たちは絶賛。なぜ鶴見線は、そんなにも鉄道ファンの心をつかんでいるのでしょうか。そこには鉄道ファン以外でも興味をひかれそうな、いくつかの理由があります。

変わった駅が多い鶴見線
 関東地方などで2015年2月20日(金)深夜に放映されたテレビ朝日系『タモリ倶楽部』は、神奈川県横浜市と川崎市を走るJR東日本の鶴見線、南武線が舞台でした。団体列車を利用して鶴見線の国道駅(横浜市鶴見区)から浜川崎駅(川崎区)を経由し、南武線の中原電車区(川崎市中原区)へ向かうという内容で、同日放送分は鶴見線区間にスポットが当てられています(南武線区間は次週放映)。

 鶴見線に団体列車を走らせることについて、出演した鉄道ファンとして知られるロックバンド「くるり」の岸田繁さんは「番組初のJR貸切企画で鶴見線と南武線を選ぶというところはさすが」、モデルの市川紗椰さんは「通っている場所が渋くて玄人好みだけど、鉄道好きにとってはアトラクションみたいな感じ」と番組内でコメントしていました。

 京浜東北線と接続する鶴見駅から海側へ走る鶴見線の車窓は、主に住宅地や臨海部の工業地帯で、沿線に一般的な観光地もなければ、列車は3両編成。多くの人に利用されているわけでもありません。ですが岸田さんや市川さんの発言に見えるように、鉄道ファンから高い注目を集めています。鶴見線の何がそれほど、鉄道ファンの心をつかんでいるのでしょうか。

鶴見線海芝浦駅は大都市ながら風光明媚で、駅から出られなくても訪問者が少なくない(2010年2月、恵 知仁撮影)。

 理由のひとつとしてまず、「駅が個性的」という点が挙げられます。海芝浦駅(鶴見区)は終着駅ですが、出入口が東芝の工場と直結。そのため鶴見線の電車で終着駅の海芝浦に着いても、同社関係者でないと駅から出られないという変わった駅です。またホームが京浜運河に面しており、海と臨海工業地帯、鶴見つばさ橋などが一望できることから、大都市の工業地帯にありながら「景色のいい駅」として知られています。

 鶴見線と南武線が接続する浜川崎駅は、同じJRなのに鶴見線と南武線で改札口が別という珍しい構造です。乗り換えのためにはいったん、改札を出る必要があります。これは元々、鶴見線と南武線が別の会社によって敷設されたことが理由です。

 また番組で出演者が団体列車に乗車した国道駅は、1930(昭和5)年に開業した当時の面影を残し、ガード下にレトロな雰囲気が漂っているほか、戦争中に受けた機銃掃射の痕も残っています。


旅気分を味わうなら横浜・川崎の路線がおすすめ
 紀行作家の故宮脇俊三氏が「都会のローカル線」と表現するなど、鶴見線が非日常性の高い「ローカル線」であることも鉄道ファンから人気の高い理由です。

 鶴見線は横浜市と川崎市という政令指定都市内だけを走ります。しかし沿線には工業地帯が多いため、通勤時間帯こそ混雑するものの、それ以外の時間は列車も駅周辺も閑散としていることがよくあります。また風景も工場ばかりで生活感、日常感が乏しいものです。


工業地帯を行く鶴見線の列車(2010年2月、恵 知仁撮影)。


そうした「大都市なのに人がいない」「生活感や日常感の乏しい風景」が非日常性を醸し出すため、東京のすぐ近くながら旅行気分を味わえる「ローカル線」として人気があります。故宮脇氏も著書で、東京の人が手軽に旅行気分を味わうなら鶴見線がおすすめ、といった記述をしました。

 またローカル線の駅ではホームから改札口へ向かうにあたり、線路を踏切で渡ることがよくありますが、一般的に大都市の駅では利用者や列車本数が多く踏切では危険なため、跨線橋や地下通路が使われます。しかし鶴見線の駅には踏切があり、その点でもローカル線的です。

 沿線が工業地帯であることから、工場への引き込み線や貨車の留置などに使う線路が車窓にしばしば見られることも、工場へ迷い込んだようで面白いかもしれません。またそれら線路は貨物列車の衰退で現在は使われなくなり、草むしていることも多く、それもまた廃線や廃墟を楽しむという視点から味わうこともできます。

 鉄道ファンの興味対象は多岐にわたるため一概には言えない部分もありますが、こうした鶴見線の「都会のローカル線」と呼ばれる非日常性、そして個性的な駅に途中下車しながら旅を楽しめることが鉄道ファンの心をつかんでいることは、想像に難くないでしょう。

【了】

Writer: 恵 知仁
鉄道ライター、イラストレーター。「鉄道」や「旅」に関する執筆活動や絵本の制作を行っているほか、鉄道車両のデザインにも携わる。子供の頃からの旅鉄&撮り鉄で、日本国内の鉄道はJR・私鉄の全線に乗車済み。完乗駅はJRが稚内で、私鉄が間藤。メインは「鉄道」だが、基本的に「乗りもの」好き。
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ブログ151210 ヒルトン大阪で鉄道ジオラマ?!

2016-02-18 07:55:21 | 食べ物




18:45

ヒルトン大阪でsummerちゃんと久振りの待ち合わせ。
ロビーに行くと、なんと巨大な鉄道ジオラマがぁっ(@ ̄□ ̄@;)!!

調べたら、
ヒルトン大阪 クリスマス トレインというチャリティのようだ。

チャリティだとわかるまでは、さすが、大阪。貨物のコンテナにしっかり広告とってると思ったんだけど、チャリティ協賛企業なのだろう。

サイズはたGゲージで、ドイツ生まれの「レーマン社」の列車のようだ。


このヒルトン クリスマス トレインは、なんと、全国のヒルトンで毎年実施されているよう。

ただ、新宿のヒルトンの記事は見つからないので、やってないのかな?残念。
関東だとディズニーリゾートのお膝元、ベイヒルトンで実施しているよう。

出発式なんていうのも執り行われてあるようだ。


http://mrs.living.jp/chiba/chibastaff_blog/article/2121064

チャンスがあれば、千葉まで見に行くかなぁ。




https://www.osaka-info.jp/jp/events/festivals_events/9669.html

チャリティー活動の一環としてホテル1階ロビーの大部分を使って、巨大鉄道模型「ヒルトン・クリスマス・トレイン」を展示いたします。
雪の結晶や綿雪のデコレーションで飾られたロビーで行われる15日のオープニングセレモニーでは、トレインの発車と同時に8mのクリスマスツリーなどイルミネーションも一斉に点灯。子供達による合唱や、サンタクロースとの写真撮影、クリスマス菓子の無料配布などもございます。

縦9.6m、横4.2m、総面積約40平米(約24畳分)の巨大ジオラマには、冬のヨーロッパをイメージした町並みや雪景色をまとった山などが精巧に作られ、緻密でリアルな風景と人々の暮らしの様子がクリエイティブに再現されています。また、列車模型愛好者にファンも多いドイツ生まれの「レーマン社」Gゲージの列車模型をこれほどの規模で走らせる展示物は大変珍しいものです。更に、ロビーの一角には、本物のお菓子を使用して作られた、子供達に大人気の「ジンジャーブレッドハウス」(お菓子の家)も登場。クリスマスケーキやクッキーなどのテークアウト商品や、異国を思わせるぬいぐるみやオーナメント、サンタクロースの人形など、個性的な商品が並びロビーを彩ります。




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