先日の朝日新聞に、
「郵便局のみまもりでんわサービス」を利用しているかたの投稿が載っていて、
自動音声ながら毎朝かかってくる電話が日々の暮らしの楽しみになっている
というような内容だった。
→郵便局のみまもりサービス
母と似た年齢のご婦人、同じくひとり暮らし、
遠方にいるらしい子ども世帯・・・
離れて暮らす老親の安否確認をどうするかは悩ましい問題だ。
遠方でなくても私も同じ。
母にそれとなくいくつか提案しているが、
まだまだ自分は大丈夫と思っているようで、却下され続けている。
宅配お弁当取ってみない?と言っても、自分で買い物も料理も出来る。要らん!
だし、
ワン切りでいいから毎朝電話してと言っても、
そもそも電話が大嫌いだから、ウンウンと言いながらもかけてこない。
こちらから毎日電話するのもナニだし^^;
なんとなくそのままになっていた。
月イチの母宅訪問日。
その投稿記事を切り抜いて持参、母に見せた。
「ああ、私もコレ読んだわ」
だったら話が早い

「コレやらへん? いろんな会社がいろんな見守りサービスやってるけど
コレが一番簡単で安いし、いいんちゃう? お金は私が出すわ」
「・・・・・・」
「自動音声やから人と違って機械がかけてくるねん。気遣わんでもいいやん。
受話器取って、1番とか2番とか指示通りに番号押すだけよ。
で、私のところには、何番押しました~ってメールが来るんよ。
それ見て私も安心。
もし倒れてたりして電話に出なかったら、電話に出ませんってメールが来るから
すぐに駆けつけられるし」
「こんなんに頼らんでも自分で電話するがな」
「体が動かんかったらどうするの」
「まぁその時はその時や」
(危機感ないな~、ある意味大物やわ^^;)
「せやけどこっちは心配やしな~。毎朝私が電話したらイヤやろ?」
「そんなん要らん要らん」
「ワン切りして、って前にみんなで決めたん覚えてる?」
「そうやったな~、忘れてるわ」
「せめてソレやってくれたらいいねんけど」
「・・・・・・。ほな、やろか」
「え!? (ほんまかいな

「やるわ。やってみてやっぱりアカン、続かへんとなったら、
その郵便局のンやるわ。何時にしよか、9時ごろにしよか?」
「いいよ何時でも。ほなさっそく練習しよ。ケータイから私にかけてみて」
(気が変わらんうちに、早いことやろやろ

さて、それからが大変!
ほとんど自分からかけないから、かけ方すっかり忘れてる

まず私の電話番号にたどり着けない。
着信履歴は殆ど私、弟、弟のツレ、なので、そこからかけることに。
受話器マーク、かけるのはこっち、切るのはこっちと教えて、、、
(もう100回ぐらい教えてるし^^;)
3、4回練習したかな。
夕方、帰る前にもういっぺん、抜き打ちテスト(爆)
呼び出し音が1回か2回、鳴ったら切ること。
さて明日の朝はちゃんとかかってくるだろうか。楽しみ楽しみ(^-^)
と、ここまでは昨夜書いたぶん。
一夜明けて、今朝の9時。
ちゃんとかかってきた

ちゃんとケータイ

すごい!めでたい! いや~感動した! やればできるやん!

もしかしたら、朝から緊張しまくってたかもね。
いや、ゆうべはプレッシャーで寝られなかったかも^^;
「了解」の意味で、私もワン切りで返した。
これでお互いの安否確認ができる。
あとは習慣として定着するかどうか。
これが一番アヤシイ


が、とにかく一歩前進! ではある
