明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

地震余話

2018-07-09 | 母との確執


この度の豪雨で被害に遭われたかたがたにお見舞い申し上げます。
雨が上がれば今度は猛暑、体調を崩されませんように。

     平成30年7月梅雨前線等による大雨被害緊急災害支援募金(Yahoo!基金)






それにしても天の底が抜けたかのようなひどい雨だった。
ようやく雨の上がった昨日、
そろそろ食べ物も底をつく頃だろうとあれやこれやと調達して
母のところへ。

6月18日の地震の夜、
弟のところに半ば強制的に連れてこられた母だったが、
翌日にはもう自宅に戻った。
自宅はマンションの12階、エレベーターは休止中

「前に防災訓練で、階段上ったり下りたりしたことあるねん。
 火事ですよ~避難してください!て言いながら」
「途中で会う人と立ち話して、ひと休みしながら上った」

「次の日、寝込まへんかった?」

「いや、全然」

はぁ~。89歳の健脚にはただただ驚く 私にはムリダス。



幸いなことに、たいした被害はなかったが、
廊下やリビングの飾り棚に置いてあった置物類、花瓶、絵の額などが落下して割れ、
フローリングの床に数か所、傷やえぐれが出来ていた。

廊下の物入れの扉が開き、
5段のうちの下2段の物(主に花瓶)だけが飛び出したという。

「不思議やな~。上のものが落ちると思うのに。
 お隣さんは物入れの扉なんか開かへんかったって。なんでやろ?」

「さぁ~。そのへんのメカニズムはわからんわ~」

「あんたが使ってる梅の絵の湯飲み、あれがコロンと落ちて割れててん。
 あんたのん1個だけ。なんでやろ?」

知らんがな (´ヘ`;)




割れものは大きな袋にまとめて置いてあった。
「あんたに見せよと思って」
(いや別にさっさと捨ててくれていいのに^^;)


父が台湾から持ち帰り、ずっと玄関に飾ってあった象牙の置物が
3分割されていたが、割れ口を見たら「もしかしてプラじゃね?」(爆)

お気に入りの紺色の花瓶、正月などによく使っていたのも見事に割れた。
「どこかに金継ぎしてくれるとこ、ないやろか」

「形あるものはいつか壊れる。もう諦めぇな。
 ちゃんと次のゴミの日に出してよ。取っとかんと」

・・・・・・・一抹の不安(爆)・・・・・・・


「パッと見、片付いてるように見えてもなんやかんや(物入れに)入ってるな~。
 なんでこんなん、引っ越しの時に捨てへんかったん。
 普段からちゃんと断捨離しとけばよかったんよ。
 必要最低限のものさえあればいいやん。花瓶も何個かあればいいやん。
 だいたいね~モノがありすぎるねん。こんなんでも割れたら凶器に・・・」

「はーい、ストーップ
 あんたの言いたいことはよぉ~くわかってる
 わかってるからもう言わんといて。アンタの声聞いたらますます暑くなる



ギャフン! 強制終了