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60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

検査が増えないわけ

2020-08-24 | ひとりごと
なぜ日本ではPCR検査が増えないのか。
もう何カ月も問われ続けている素朴な疑問。

増やします、増えてますと政治家は言うのに、
現実は保健所に電話がつながらない、
家で様子を見てくださいと言われる、たらい回しにされるetc.
で、検査できなかったり、数日待たされるうちに悪化するという。

保健所を介さないで検査出来るようなったとはいえ、
検査費用は自費で2万~5万と高額(保険適用外)、
会社が費用負担のビジネスマンなどが必要に応じて受ける程度で、
誰でもというわけにはいかないから普及しない。


↓ 8/20放送、BS-TBS「報道1930」より

報道1930まとめ20/8/20放送


保健所を牛耳る感染研と医系技官が云々・・・
という話は聞いて知っていたが、
この人たちは今の感染状況をみて何を思うだろう。

保健所を介さない検査費用が高い理由も、理解できたが納得できない。
感染症法というのが、検査が保険適用できないネックになっているようだ。
この法律の運用解釈を変えないと、インフルみたいに町のクリニックで
保険適用で検査するとはならないようだ。
だから「新型コロナを指定感染症から外せ」という考え方が出てくるのか。





感染多発地域の検査、医療従事者ら公費で 厚労省見解

厚生労働省は21日までに、新型コロナウイルスの感染者が多発する地域やクラスター(感染者集団)が発生した地域では、医療機関や高齢者施設の職員や...

日本経済新聞 電子版

 


厚生労働省は21日までに、新型コロナウイルスの感染者が多発する地域やクラスター(感染者集団)
が発生した地域では、医療機関や高齢者施設の職員や入所者も公費でPCR検査や抗原検査を受けられる
との見解を明らかにした。施設内で感染者が出ていない段階から可能になる。

日常生活の維持に必要な従事者(エッセンシャルワーカー)が検査を受けやすくする狙いだが、
保健所が感染拡大防止に必要と判断した場合が対象となる。
施設側が希望しても応じられないケースもあるといい、どこまで検査が拡大するかは不透明だ。
(引用)


重症者増加を見て漸く、だろうか。というか遅いわ。
別に感染多発地域とか条件つけずに、
エッセンシャルワーカー、医療介護従事者などは
全国どこでも公費で優先的に検査して当然と思うけど。

ところが、
「保健所が感染拡大防止に必要と判断した場合が対象となる」
ここでも保健所の判断が必要だと。
どこまでも保健所を咬ませたいようだ。



接触アプリ通知で検査対象に 新型コロナ、全額公費負担 厚労省(時事通信) - Yahoo!ニュース

 厚生労働省は21日、新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した可能性を伝えるスマートフォン向けアプリ「COCOA(ココア)」で通知を受け取った...

Yahoo!ニュース

 


厚生労働省は21日、新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した可能性を伝えるスマートフォン向けアプリ
「COCOA(ココア)」で通知を受け取った人について、
希望すれば全額公費でPCR検査などを受けられるよう自治体に要請した。
(引用)


こちらも、「希望すれば」と条件付き。
なんだかな~、渋々という匂いがプンプンする。
どうしても検査の数を増やしたくないのか。
まぁ公費だからおいそれと、というのはわかるが、
その割にはしょうもないことに平気で税金投入してるし。
そもそも限りあるキャパに合わせて検査数を調整というのも
本末転倒な話だ。


ところでこの2件、
ニュースでもあまり報道されなかったような。
メディアも厚労省に忖度している?