明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

世界は「精度」より「頻度」

2020-12-10 | ひとりごと
ちょっと気になる記事があったのでご紹介。

世界の趨勢「頻回検査」しか新型コロナ拡大は防げない:上昌広 | 医療崩壊 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

11月25日、衆議院予算委員会で答弁する田村憲久厚労相(左手前)。だが、その中身は―― (C)時事 「ずっと帰省を控えていたのですが、親も高...

新潮社 Foresight(フォーサイト)

 



・問題は無症状感染者
 無症状感染者が動けば感染拡大する。

・病院や介護施設が危険
 ここでクラスターが起これば大変なことになる。

・世界の趨勢は頻回検査
 対象者を頻回に検査して隔離するしかない。

・ところが日本だけは検査数が増えない。
 厚労省の主張は
 「PCR検査は誤判定がある。検査しすぎれば
  陰性なのに入院する人が増え、医療崩壊の危険がある」
 今はその後の臨床研究で、この考えかたは否定された。
 厚労省は方針転換すべき。

・日本は医師や病床数など医療リソースを有効に活用していないと言わざるを得ない。
 日本の医療は診療単価から医師数、病床数まで、厚労省が統制している。
 現状に合わせて、柔軟な対応ができない。これも厚労省の責任が重い。

・世界中が検査体制を充実させるのは、
 感染者を減らすことが、人命を助けるだけでなく経済を活性化させると考えているから。



要約すればこんなところか。

もうずっとずっと前から、検査数を増やすように言われているのに
なんでちっとも増えないのか、
目詰まりが起きているからだと言われているが、
なんでいつまでも改善されないのか、さっぱりわからない。
なんで日本は、諸外国の良いところを学ぼうとしないのか。


国に怒っていても始まらないから、「自ら行動する」しかないと上氏は言う。
医師として出来ることは国民に助言すること。

例えば帰省を迷っている人に、
「帰省前にPCR検査をできれば2回受けて、両方とも陰性ならまず大丈夫」
と。

自費での検査費用は一回約2万プラス医師の診察料3000円と消費税。
2回受ければ約5万。
(高いわ。もし4人家族なら・・・20万!? 冗談じゃない! )

と思っていたら

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1980円でPCR検査 東京駅前あすから|日テレNEWS24

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、東京駅前に、10日、1980円からPCR検査が受けられる施設がオープンします。民間業者による新型コロナ...

日テレNEWS24

 


↑ 1980円で受けられる検査が出てきた。この差は何?

民間はこういう動きなのに
国はなんでいつまでも検査を抑制しているのか。
抑制しているのではなくて、物理的技術的に出来ないのか(まさか)。
どっちだろう。

そろそろ1年近くになるのにいまだわからない、
ず~ッと引っ掛かっている疑問。