明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

非常食を食べてみた

2020-12-13 | ひとりごと
自治会で備蓄している非常食の更新ということで、
各家庭に非常食セットと保存水6本セットが配られた。



ど~~んと届いた非常食セットと保存水(2リットルx6本)。



開けてみたら、こんなにいっぱい入っている。
各家庭にワンセット、
ひとり暮らしでも4人家族でも1セットってことよね。




どれどれ、さっそくお昼に食べてみた。

「わかめうどん」 
ほんとはアルミパックのまま調理のところ、
さすがに丼に移した。
麵、具、粉末ダシを入れて熱湯かけて5分。
麺はコシがある。〇兵衛や赤いナントカといい勝負。
おつゆはちょっとしょっぱいかな。

「サバイバルパン」のミックスフルーツ味。
パンとフルーツケーキの中間のような食感、
味はおいしいがちょっとパサつくかな。
みっしりと重い。カロリーは結構ある。

災害時の非常食だから、おいしいとかは二の次、
おなかにたまって、何より温かいものが嬉しいね。

非常食セットの保存期限はモノによってまちまちだ。
最短が2021年9月、他は2022年。
最短に合わせて備蓄から外されたのだろうが、
2年近くの期限を残しているものはちょっともったいない気がする。
自治会費で購入しているのだから
総取替えではなく、バラして少しずつ放出&買い増ししていけば、
もっと上手なお金の使い方が出来る気もするが・・・
とりあえず手っ取り早くセットを購入したのかもね。

そもそも数年前まで備蓄すらしていなかった自治会である。

これには驚いた。
阪神淡路大震災の経験があるから、
関西もしっかり備蓄していると思っていたが、違った。

かつて住んでいた横浜のマンションでは毎年数種類ずつ備蓄して、
期限が近いものだけを数カ月前に放出していた。
だからせいぜい2,3種類だが、毎年何かしら放出されたものだった。



しかし、非常食もずいぶん美味しく、多彩になったものだ。
そもそも5年もつなんてすごい技術!

東日本大震災のとき、
老健で非常食を食べたことがある。
あれはおかゆだったか・・・人数分が揃っていなかったので、
袋で調理したものを皿に分けて、利用者に配った記憶があるが、
冷めてしまっておいしくなかったなぁ。
なんでこんなものを食べないといけないのか、理解できていない人もいて。
お年寄りは案外冷静で、職員の方がパニクッていた。


実際に非常食を食べなければいけないようなことが起こらないように
祈るのみです。