明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

秋晴れの一日

2021-09-22 | 母との確執
昨日は気持ちのいい秋晴れだった。
久しぶりのお墓参り、なんと春のお彼岸以来だ。

ワクチン打ちに行ったり医者通いがあったり、
生きている人間優先でやることこなしていたらお墓参りが後回しに。

「おじいちゃん、ごめんね~」
母が謝っている。



このところ、母の衰えが目立ってきた。
歩く姿を後ろから見ていると、明らかに足運びがおぼつかない。
年寄りにはコロナより熱中症のほうが怖いので、
夏場の買い物はほとんど弟と私が代行した。
そのせいでこのところ外を歩くことがなかった母。
とりあえず猛暑は乗り切ったけど。

「涼しくなってきたから少しは歩かなアカンよ」
「(マンションの)下まで新聞取りに行ってる」
「そんなんアカン。歩いてるうちに入らへん」
弟に言われている。





お昼はいつもの「三田屋」でランチ。
平日なのに結構な客の入り。
みるとover60、いやover70 の客層。
お金とヒマのあるシニアがゆっくり食事を楽しんでいる。

歯が悪い母はステーキの代わりにハンバーグ、
ゆっくりではあるが、ご飯以外たいらげた。
早食いの私たちは待つこと十数分^^;



一旦家に戻って、そのあとは母の月イチの内科通院。
「めんどくさい」と言う母を
「別の日やったらまた誰かがここまで来なアカン」と弟が急き立てる。

家から目と鼻の先ではあるが、私と歩いていくより(8月は私が付き添った)
車がある時に乗せてってもらうのがいいだろうと
昨日のうちに段取りを話し合ったのだ。

「ほな行こか」と立ち上がる弟。
「行っといで。その間、私は掃除でもしてるわ」と私。
「その間、私は(クリニックの)駐車場で待ってますね」と義妹。

「その間、私は何をしたらいいねん?」と真顔で母。

え?いや、あのね^^; 
ウケ狙いかマジか。
マジだったらいよいよ来たか~。
とりあえずみんなで笑ったけど^^;




敬老祝いに神戸壱番館のチョコとフルーツゼリーをプレゼント。
若いころ父と行った元町のことはよく覚えている母。
「ブラックチョコしか食べへん」と言いながら、
ここのフルーツ入りチョコは大好物だ。



親の老いを感じた一日。疲れた
そろそろ介護認定、受けるべきかとぼんやり思う。