8月は猛暑と新型コロナウイルス蔓延のためにパスしたので
2か月ぶりの母宅訪問。
相当汚れているだろうと覚悟していったが、やっぱり相当汚れていた。
大汗かいて掃除して、
きれいになったところでお昼ごはん。
スーパーで購入したお寿司を食べながら、
ニュースを見ようとTVのリモコンを操作したら
「あ、電池切れてるねん」
「いつから? 言ってくれたらついでに買ってきたのに」
TV本体の電源を入れたらNHKが映った。
ニュースが終わったのでチャンネルを変えた。
「あんた、どこでチャンネル変えたん?」と母。
「は?」
「変え方わからへんからずっとNHKのままやねん」
「えー!? ここにあるやん、このボタン」
電源の隣に2個、ボタンがあり、
チャンネル、入力切替、と小さな字で表示されている。
「読めへんやん、そんな小さい字」
「読めへんでも押してみたらわかるやん」
「前に勝手にさわって映らへんようになったし」
そうだった。TVのアンテナ線を引っこ抜いてくれたのだった。
そっか~。
だったら尚更、リモコンの電池を取り換えなくちゃ。
「いいねん。私はラジオ聞いてるから」
いつから電池切れだったのか、はっきり言わないところをみると
ずいぶん前からだったのかも。
こういうところで、しなくてもいい我慢をするところが
私にはよくわからないところだ。
「ひとっぱしり、買ってくるわ」
と言っても、
「いいからいいから、今度自分で買うから」
と譲らなかった。
「ほかに困ってることない?」
「あ、そうや。コレ開けて」
金山寺味噌(母の大好物)のカップを持ってきた。
「せっかく買うてきたのにお預けやねん」
カップ型の容器で蓋の周りがシールドしてある。
ツメを立ててシールド部分の端を引っ張り上げ、
ぐるりと一周しないと蓋が開かない仕組みだ。
これは指の力が弱っている高齢者にはキビシイわね。
「ほかには? もうない?」
「アンタにきつう言われたからエアコン使ってるねんけど、
ちょっと冷えすぎやねん」
おお、エアコン使う気になったか。よかったよ~
で、エアコンのリモコンね。はいはい。
母には操作が難しいだろうと、
前に26℃に設定しておいたままだ。
「ここに温度が出てるでしょ。
これを上げたかったら△、下げたかったら▽」
母は液晶画面がよく見えないという。
確かに見づらい。
おまけに△▽の意味がよくわからんと。
本日2度目の えー!?(; ̄O ̄)
「TVのリモコンにもついてるやん、同じよ。
音を大きくするときは△、小さくするときは▽、使ってるでしょ」
「そう言われればそうやな~」
釈然としない顔をしている。
「なんかこのリモコン、キライやねん」
好きでも嫌いでも使って慣れるしかないやん。
でも△▽の意味がわからないとは!
ボケてきたのかしらん。
いやはや・・・^^;
年寄りがひとりで生きていくのは大変だ。
至るところに落とし穴がボコボコだ。
何でも自分で、の心意気はリッパだが、
出来ないことは素直に人に頼れる可愛さもないと。
「そうそう、今年の冬はインフルとコロナ両方流行るかもってよ。
インフルの予防接種、しよね。高齢者はタダらしいよ」
「うん」
あら珍しい。毎年、イヤと言って打たない人が。
「私も打っとこうかな~どうしようかな~」
「アンタも打っとき。アンタもじゅうぶん年寄りやで」
ところで、ほんとに両方流行るのかな?
みんな例年以上に感染予防しているから、案外流行らないかも?
2か月ぶりの母宅訪問。
相当汚れているだろうと覚悟していったが、やっぱり相当汚れていた。
大汗かいて掃除して、
きれいになったところでお昼ごはん。
スーパーで購入したお寿司を食べながら、
ニュースを見ようとTVのリモコンを操作したら
「あ、電池切れてるねん」
「いつから? 言ってくれたらついでに買ってきたのに」
TV本体の電源を入れたらNHKが映った。
ニュースが終わったのでチャンネルを変えた。
「あんた、どこでチャンネル変えたん?」と母。
「は?」
「変え方わからへんからずっとNHKのままやねん」
「えー!? ここにあるやん、このボタン」
電源の隣に2個、ボタンがあり、
チャンネル、入力切替、と小さな字で表示されている。
「読めへんやん、そんな小さい字」
「読めへんでも押してみたらわかるやん」
「前に勝手にさわって映らへんようになったし」
そうだった。TVのアンテナ線を引っこ抜いてくれたのだった。
そっか~。
だったら尚更、リモコンの電池を取り換えなくちゃ。
「いいねん。私はラジオ聞いてるから」
いつから電池切れだったのか、はっきり言わないところをみると
ずいぶん前からだったのかも。
こういうところで、しなくてもいい我慢をするところが
私にはよくわからないところだ。
「ひとっぱしり、買ってくるわ」
と言っても、
「いいからいいから、今度自分で買うから」
と譲らなかった。
「ほかに困ってることない?」
「あ、そうや。コレ開けて」
金山寺味噌(母の大好物)のカップを持ってきた。
「せっかく買うてきたのにお預けやねん」
カップ型の容器で蓋の周りがシールドしてある。
ツメを立ててシールド部分の端を引っ張り上げ、
ぐるりと一周しないと蓋が開かない仕組みだ。
これは指の力が弱っている高齢者にはキビシイわね。
「ほかには? もうない?」
「アンタにきつう言われたからエアコン使ってるねんけど、
ちょっと冷えすぎやねん」
おお、エアコン使う気になったか。よかったよ~
で、エアコンのリモコンね。はいはい。
母には操作が難しいだろうと、
前に26℃に設定しておいたままだ。
「ここに温度が出てるでしょ。
これを上げたかったら△、下げたかったら▽」
母は液晶画面がよく見えないという。
確かに見づらい。
おまけに△▽の意味がよくわからんと。
本日2度目の えー!?(; ̄O ̄)
「TVのリモコンにもついてるやん、同じよ。
音を大きくするときは△、小さくするときは▽、使ってるでしょ」
「そう言われればそうやな~」
釈然としない顔をしている。
「なんかこのリモコン、キライやねん」
好きでも嫌いでも使って慣れるしかないやん。
でも△▽の意味がわからないとは!
ボケてきたのかしらん。
いやはや・・・^^;
年寄りがひとりで生きていくのは大変だ。
至るところに落とし穴がボコボコだ。
何でも自分で、の心意気はリッパだが、
出来ないことは素直に人に頼れる可愛さもないと。
「そうそう、今年の冬はインフルとコロナ両方流行るかもってよ。
インフルの予防接種、しよね。高齢者はタダらしいよ」
「うん」
あら珍しい。毎年、イヤと言って打たない人が。
「私も打っとこうかな~どうしようかな~」
「アンタも打っとき。アンタもじゅうぶん年寄りやで」
ところで、ほんとに両方流行るのかな?
みんな例年以上に感染予防しているから、案外流行らないかも?
その度に「してもらうのはあなたの権利」とか「我慢して病気になったらもっと迷惑」とか言うのですけどね。聞きゃしないの。
あの年代の共通性なのでしょうか?
こんばんは。
コメントありがとうございます。
tsuboneさんのお母様もしっかりしておられるのですね。
他人に頼るのはプライドが許さない!
私としたことが! これしきのことで人に頼るなんて!
という感じですかね。
私の母は昭和3年生まれです。
「欲しがりません勝つまでは」で、
戦前戦中のモノのない時代を生きた世代なので、
節約倹約が美徳、無くても我慢、が沁みついているのでしょうかね。
そんなところでなんで我慢するのか、
まぁそのツッパリがあるうちは元気なのでしょうが。
ずっと父に100%依存していたひとが独りになって、
どうなることかと心配しましたが、ひとりの快適さに気づいたようです。
でもアンビリーバブルなことが結構ありますよ^^;
まぁ意気消沈されたり、べったり頼られるよりはマシですが。
でもお母さま、エアコンつけてくれはって良かったですね。
うちの母も家にいる時は、エアコンつけてませんでした。
もったいないとか、これくらいどもないとか~
今はホームだから安心ですが。
予防接種は、うちは夫は毎年受けてますが、私は一度も受けてないんです。でもインフルエンザ、30年近くかかってないし~
ああ~コロナもあるし落ち着きませんよね。
私の父はボケてはいませんでしたが、お風呂を新しくしたところ、湯を温めたりすることができませんでした。
前のお風呂とやり方が違っていたからです。
実際には便利に、手軽になったのですが、それでも使えないのです。
覚える気もなかったような。
齢を取るということはそういうことなのかなと思います。
自分もまた通る道なのかもしれませんが。
こんばんは。
さすがに今年の暑さには参ったのか、脅しが効いたのか、、
使うようになったようです。大進歩です!
が、リモコンの温度調節が出来ないので、
寝るときは消しているようです。
家電もどんどん進化して、今はIoTとかですし、
私もついていけなくなる日が来るんだろうな~。
あの世代は世の中がすごいスピードで変わったので
かわいそうと言えばかわいそうですね。
インフル、どうなんでしょうね。
予防接種しても型が違うと罹りますし。
母の気が変わらないうちに一緒に行こうかなと思ったり。
こんばんは。
そうなんでしょうね。
便利になったといっても、使いこなせればの話で。
ちょっとしたところが変わっただけでも、
適応できなくて拒否してしまう。
それが出来なくてもなんとかなるなら、なおさら。
新しいことを受け入れる意欲も気力もなくなるのが老化、
ということかもしれません。
ああいやだな~。近々行く道ですよ^^;
昨年テレビを買い替えたら、リモコンが2つついてきました。一つは複雑な設定ができるボタンがゾロゾロ並んだやつで、もうひとつは最低限のボタンがついた簡易リモコンです。
母はその簡易リモコンしかつかえませんが、みるチャンネルが限らているので不満はないようです。
私もついその簡単リモコンばかり使っています。すでに予備軍なのかも。
友人は別居している老母がエアコンをいれないのが気になり、スマートリモコンを買ったそうです。
https://nature.global/jp/nature-remo
これだとスマホであれこれ遠隔操作できるのですが、窓の開閉まではしてくれないので窓全開でエアコンフルパワーというのもありそうです。
こんにちは。
リモコンの赤外線が届く範囲というのは限られてるけど、
WiFiと繋げることによって、別の場所からお母様宅のエアコンを
遠隔操作するということですか。
すごいね~。IoTの世界ですね~。
これからの家電はどんどんそうなっていくかも。
窓も電動で開閉するタイプにしてセンサーつけたら、
リモコンで開閉できますよ、きっと。
生存確認のために部屋に監視カメラつけられ、
IoTで部屋の温度調節され、
IoTでお風呂も「湧きました」とかなんとか言われて入らされ、
レンチンでゴハンを食べて、
寝る時間になったら勝手に電気消されて寝るしかない・・・
遠方の息子に操作されるのが近未来の我が老い姿かも。
名付けてスマート介護?(爆) 現実味ありますよ。