風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

『ふるさと静岡市』

2009年09月16日 | 静岡
書店に予約していた『ふるさと静岡市』が届いたとのことで、今日、受け取りに行ってきました。
買おうか買うまいか、ずいぶん迷った末、購入を決めました。



清水駅西口周辺の開発で、駅前の様子が日々変わっていくのを見ているうちに、懐かしい風景写真がおさめられたこの本を手元に置きたいと思うようになりました。

写真集を開くとインクのにおいが鼻を刺激し、ほんとに刷り上ったばかりという感じです。
新静岡市のあゆみとして編集されているので、旧静岡市、旧清水市、由比、蒲原までの広い地域の移り変わりがわかる写真満載です。

清水駅西口のロータリーにあった「東照宮」と書かれたこの塔はなんだろうと、長い間 気になっていました。
車が行き交う車道を横断してロータリーの真ん中まで行って確かめるのはなんだか気がひけて、近くで見たことがありませんでした。
写真集には、この塔の初期の写真と説明がありました。


('09年3月下旬撮影)


今年3月下旬、塔を移すための作業が行われていました。


('09年3月下旬 清水駅西口で撮影)

「東照宮」の塔は清水駅西口の開発に伴い、東口へ移されました。
今度は間近で見られます。


('09年6月下旬 清水駅東口で撮影 土台部分は工事中でした)

『ふるさと静岡市』に書かれている説明によると、この塔は、大正4年に徳川家康300年祭を記念して、江尻駅踏み切り脇に設置された「久能山東照宮案内里程標塔」だそうです。
最初は清水の銀座4丁目にあったようです。



住んでいる町の変遷をこうしてたどっていくと、街の散策がまた興味深いものになりそうです。