風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

スケとカク

2009年09月24日 | 清水ともゑ帳
結婚して20年経つというのに、実家の物置に私の荷物を残したままでした。
それらを、自宅に運んで、かれこれ1年が過ぎようとしているのに、荷解きをしていませんでした。
このシルバーウィークに整理しようと、ダンボールを一箱ずつ開けていきました。
そしたら、懐かしい写真がたくさん出てきました。
なかでもうれしかったのが、スケとカクの写真。

27年前、私が石川県の能登地方に住んでいたころのこと。
金沢から能登へ向かう途中の海岸で、2匹の子猫が砂浜の斜面をダンボールごと転がるように、私の車のヘッドライトの前に現れたのです。
海岸に捨てられていた牡猫たちに、『水戸黄門』の助さん、格さんから、スケ、カクと名づけ、私たちは一緒に暮らし始めました。


(手前がスケ、奥にいるのがカク)



(座椅子の背もたれで遊ぶスケとカク)


(猫パ~ンチ)



(寝るときはいつも一緒)



(日当たりのいい場所で目がとろ~り)


(上から見たスケとカク。小さくて丸い背中)

スケとカクのことを忘れたことはなかったけれど、写真を手にしていたら、彼らの鳴き声や毛の感触、体温までもが蘇ってくるようでした。