風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

猛暑の夕暮れにも初秋の気配

2020年08月13日 | 清水ともゑ帳
夕方になってもまだまだ蒸し暑い。
早く涼しくならないかと思いながら、夕焼けの空を眺めた。



日の入りが早くなったようだし、太陽が沈む方角も変化してきているよう。
最近は日の出が遅くなり、部屋に差し込む朝日の角度も変わってきた。
長雨が続いたせいか、そんな変化に気づかずにいた。

山の端に日が隠れたかと思うと空が暗くなるのが早い。
その速さに、秋の夕暮れを表す「つるべ落とし」を思った。



蝉の鳴き声と入れ替わるように、草むらからコオロギの鳴き声が聞こえてきた。
こんなに暑い日が続くのに、虫たちの暦はちゃんと「立秋」を過ぎ、秋の訪れを感じているよう。

ゆうべはペルセウス座流星群を見たくて夜10時過ぎから空を眺めていたけれど、とうとう一つも流れ星を見つけられなかった。
方角を見間違えていたのか、周囲の街灯が明るかったのか、うす雲がかかっていたのか、わからないけれど……今日はちょっと寝不足ぎみ。