風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

雪化粧…じゃなかった

2020年10月11日 | さんぽ帳
昨日、一昨日と台風の接近に伴ってとっても冷え込んだので、今朝は散歩へ出かける前に窓を開けて外気を確認した。
前日の寒さがうそのように空気が生暖かい。
そのとき、富士山の雪の様子を見るのも忘れなかった。
でも、山の姿はわかるものの、白っぽくは見えず、まだ薄暗くてわからないのかも、と思った。

散歩は半袖のTシャツを着ていくことに。
歩き始めて10分もしないうちに、うっすら汗が出てきた。

昨日も一昨日も、平野部であれだけ寒かったのだから、富士山には雨でなく雪が降ったに違いない。
台風のあとは雪化粧した富士山が現れるのではないか。
そう思いながら、歩いていた。

清水マリンパークに着くと、富士山のシルエットがくっきり。
愛鷹山系までの稜線もはっきり見える。




東の空は明るくなりつつも、朝日は雲に阻まれている。




6時14分、富士山が照らし出されてきた。
想像していた白い富士じゃない。
けど、いい姿




この数日間の雨で洗われたように、山々が鮮やかに見える。
左手に双耳峰の龍爪山、その右隣に鉄塔が立つ高山、高山の手前には山原無線中継所。



帰りに港橋を渡って帰ろうとすると、船を係留するための杭に鵜が集まっていた。
1本に1羽ずつ止まっている。
そこへトンビが2羽、3羽と威嚇するように飛び交って近づくのだけど、鵜たちはそろって大きな鳴き声を出し、トンビたちを追い払う。
猛禽類のトンビの方が圧倒的に強いのでは、と思っていたけど、そうばかりではないよう。
橋の上から しばらくトンビと鵜の攻防を眺めていたけど、鵜は、自分たちが羽を休めている杭を明け渡すことはなかった。



さらに歩き進んだところで、ザクロがたわわに実っていた。
こんなに実をつけている木、初めて見た。



今朝の散歩では富士山と山の写真をいっぱい撮ってきた


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