11年ぶりの泊りの旅行は伊東市。
夕食をお腹いっぱいに食べて、そのまま寝てしまったけれど、夜半、雨の音で目が覚めた。
窓に激しく雨粒が打ち付けられている。
明日はどこにも寄らず、そのまま帰るしかないかも…と思いつつ、再び眠りに。
午前4時。
いつもの時間に目が覚め、すぐにカーテンを開け、外を見た。
風はやんだものの、弱い雨が降り続いている。
薄暗いなかに街明かりが灯る景色は静寂さが際立って…こんな風景もいいなと思いながら、静けさを味わう。
前夜、あまりにも部屋付き露天風呂が気持ちよかったので、朝のひとっ風呂。
私は今まで、温泉旅館へ出かけても、一泊二日なら一度入浴すれば充分だったけれど、今回は初めて2度の入浴。
さっぱりして、朝食へ。
朝食もバイキング。
パンが好きな私は洋食系を、
夫はおかゆや焼魚をメインに和食系。
チェックアウトは10時だけれど、早めの出発。
宿のすぐ近くには、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でも源頼朝のセリフに出てきた、頼朝と八重姫が逢瀬を重ねたという音無神社がある。
天気が良ければ立ち寄りたかったけれど、雨なので車でそのまま通り過ぎ、夫が中学生のころ住んでいた家のあたりを巡る。
今も誰かが住んでいるその家は、夫が言うのには、当時のままだそう。
そして、その近くには、同じく『鎌倉殿の13人』に出てくる八重の父、伊東祐親(すけちか)の墓があるので、そちらへも寄ることに。
前日に訪ねた東海館には、馬に乗る伊東祐親の像の写真があった。
伊東祐親の墓所はひっそりとあり、知らずにいたら通り過ぎてしまいそうだった。
あいにくの天気だけど、亀石峠へ車を走らせ、伊豆の国市の大河ドラマ館へ向かうことに。
伊東市にいたときの天気がウソのように、亀石峠を下ると青空が広がっていた。
しかも、少しも雨が降った形跡がない。
大河ドラマ館の館内は一部 撮影不可だけれど、ほとんどカメラOK。
スタッフの方に促され、きれいな写真が撮れるというこの↓スポットで記念撮影してもらったり、夫婦二人で烏帽子をかぶった写真を撮ってもらったりした。
ドラマの出演者が実際に着たという北条義時の衣装↓をはじめ、北条政子や八重の着物も展示されている。
ドラマでの伊東祐親役はこの方。
大河ドラマ館を出て、次は伊豆 村の駅へ。
ソフトクリームを求め、しばし休憩。
旅の楽しみは準備をするところから始まっている、とよく言われるけれど、私は今回、その準備からして億劫で、帰宅後にまたそれらを片付けるのかと思うとちょっと気が重かった。
11年も旅行から遠ざかっていたら、すっかり家にいるのが一番のような気持になっていた。
でも家に帰ってきて、着替えや携行品などを詰めていったバッグの中身を片付けをしていると、それが出かける前の気分に反して楽しい。
コロナの状況にもよるけれど、次はどこへ行けるか、どこへ行こうか、今から心待ちにしている。
(おわり)
夕食をお腹いっぱいに食べて、そのまま寝てしまったけれど、夜半、雨の音で目が覚めた。
窓に激しく雨粒が打ち付けられている。
明日はどこにも寄らず、そのまま帰るしかないかも…と思いつつ、再び眠りに。
午前4時。
いつもの時間に目が覚め、すぐにカーテンを開け、外を見た。
風はやんだものの、弱い雨が降り続いている。
薄暗いなかに街明かりが灯る景色は静寂さが際立って…こんな風景もいいなと思いながら、静けさを味わう。
前夜、あまりにも部屋付き露天風呂が気持ちよかったので、朝のひとっ風呂。
私は今まで、温泉旅館へ出かけても、一泊二日なら一度入浴すれば充分だったけれど、今回は初めて2度の入浴。
さっぱりして、朝食へ。
朝食もバイキング。
パンが好きな私は洋食系を、
夫はおかゆや焼魚をメインに和食系。
チェックアウトは10時だけれど、早めの出発。
宿のすぐ近くには、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でも源頼朝のセリフに出てきた、頼朝と八重姫が逢瀬を重ねたという音無神社がある。
天気が良ければ立ち寄りたかったけれど、雨なので車でそのまま通り過ぎ、夫が中学生のころ住んでいた家のあたりを巡る。
今も誰かが住んでいるその家は、夫が言うのには、当時のままだそう。
そして、その近くには、同じく『鎌倉殿の13人』に出てくる八重の父、伊東祐親(すけちか)の墓があるので、そちらへも寄ることに。
前日に訪ねた東海館には、馬に乗る伊東祐親の像の写真があった。
伊東祐親の墓所はひっそりとあり、知らずにいたら通り過ぎてしまいそうだった。
あいにくの天気だけど、亀石峠へ車を走らせ、伊豆の国市の大河ドラマ館へ向かうことに。
伊東市にいたときの天気がウソのように、亀石峠を下ると青空が広がっていた。
しかも、少しも雨が降った形跡がない。
大河ドラマ館の館内は一部 撮影不可だけれど、ほとんどカメラOK。
スタッフの方に促され、きれいな写真が撮れるというこの↓スポットで記念撮影してもらったり、夫婦二人で烏帽子をかぶった写真を撮ってもらったりした。
ドラマの出演者が実際に着たという北条義時の衣装↓をはじめ、北条政子や八重の着物も展示されている。
ドラマでの伊東祐親役はこの方。
大河ドラマ館を出て、次は伊豆 村の駅へ。
ソフトクリームを求め、しばし休憩。
旅の楽しみは準備をするところから始まっている、とよく言われるけれど、私は今回、その準備からして億劫で、帰宅後にまたそれらを片付けるのかと思うとちょっと気が重かった。
11年も旅行から遠ざかっていたら、すっかり家にいるのが一番のような気持になっていた。
でも家に帰ってきて、着替えや携行品などを詰めていったバッグの中身を片付けをしていると、それが出かける前の気分に反して楽しい。
コロナの状況にもよるけれど、次はどこへ行けるか、どこへ行こうか、今から心待ちにしている。
(おわり)