今日は15年ぶりに清水区村松の杉原山へ。
15年前に一度だけ、しかも途中までしか行っていないので、記憶が曖昧。
確かなのは「言いなり地蔵尊」のある場所から登り口に行けるということだけ。
目印の場所はすぐにわかったので、ここから入っていく。
史跡の案内板のところを行くんだったかな、と不安になっていると、
ちょうど向こうから歩いてくる女性が見えたので
「すぎはらさんはこちらからですか」と尋ねると、女性は一瞬考えるような表情で、
「ああ、すぎはらやまね。ここを入ると矢印がありますよ」と教えてくださった。
「杉原山」は「すぎはらさん」ではなく「すぎはらやま」のようだ。
矢印の道標はすぐ見つかった。
道はコンクリートで固められているので歩きやすい。
以前は8月に登ったので、蜘蛛の巣や虫がいて、蛇も出そうだったので、引き返してしまったけれど、いまの季節は大丈夫。
5分で頂上に着いた。道標が短い間隔で数箇所に立っていたので、道を間違えることはなかった。
山頂はひっそりと静か。
そこには、徳富蘇峰の碑がある。
徳富蘇峰は明治から昭和にかけてのジャーナリストで、この杉原山からの富士の姿を絶賛したそう。
ほんとに見事。
低い山だけれど、こんなに眺めのいい場所があったなんて!
今日はとてもいい富士見ができた
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それにしても私は、この山の名前をなぜ間違って覚えてしまったのか、と帰宅して、以前の写真などを調べてみた。
そしたら、杉原山虚空蔵堂の由来が書かれた案内板に、「すぎはらさん」とフリガナがあったからだとわかった。
(2007年8月6日撮影)
今日、写してきた案内板には、そのフリガナはなく、山の呼び名はどちらかわからない。