アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

ダンテス・ダイジのアートマン

2025-01-27 13:12:47 | 【アートマン】【ザ・ジャンプ・アウト-10】neo

◎有相三昧=ウィリアム・ブレイク

(2014-12-25)

 

ダンテス・ダイジのアートマンとは「この一なるもの」であり、

「一切万象、多様次元自身が目覚めている」ことであり、

彼はそれを未公刊の詩集『老子狂言』のウィリアム・ブレイクという詩で表現している。

 

『ウィリアム・ブレイク

 

そうなってゆく

そのままでよいのだ。

人は喜び悲しむために産まれて来たのだ。

 

だが、この絶対者は違う。

絶対者は

喜怒哀楽から離れて、

喜怒哀楽を戯れ、

そしてまったく同時に

喜怒哀楽を超越して

絶対の流れを流れ続ける

 

そして絶対者は、

すべてのすべてで久遠にいませり!

存在と非存在とに何のかかわることもなく。

 

私が絶対者なのだ。

ほんの卵だけれどもね・・・』

(ダンテス・ダイジ/老子狂言から引用)

 

人の視点と絶対者の視点は違うものだ。個人の感傷や倦怠やこだわりなど意に介することもなく、久遠に流れ下る大河の如く、永遠不滅の絶対者は、在る。

 

逝くものはかくの如きか。

 

個は、永遠不壊の絶対者から出るのだが、個であるときは、ちっぽけで卵だと、謙譲こそが基本姿勢であることを忘れない。

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