らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

コスモスの花

2010-10-06 | 
ようやく訪れた秋とともに、コスモスの便りが新聞やテレビで報じられていますが、今日は、私の畑でも例年になく遅い開花となった「コスモス」の花をご紹介します。

「コスモス」はキク科、コスモス属の1年性草花です。
原産地はメキシコの高原地帯で、18世紀末にスペインのマドリードの植物園に送られてコスモスと名付けられたそうです。

・これが畑のコスモスです。
 毎年、春先には前年に落ちた種があちらこちらに出芽します。畝作りの妨げになるので殆どを除去しており、この一群だけを残しています。


コスモス(Cosmos)の語源は、ギリシャ語の「秩序」「飾り」「美しい」という意味の「Kosmos、Cosmos」の言葉に由来しており、花弁が整然と並ぶこの花を「Cosmos」と呼ぶ様になったようです。
更に、星がきれいに揃う宇宙のことも「Cosmos」と呼んでいます。

・開きかけのピンクのコスモスです。


「コスモス」の学名の「Cosmos bipinnatus]も「二枚の羽状の美しいもの」との意味だそうです。

・「二枚の羽状の美しいもの」と言われる通り、見飽きることのないほどの美しさを誇っているピンクのコスモスです。


コスモスの渡来は、1876年(明治9年)頃にイタリアの芸術家が持ち込んだのが最初といわれています。
秋に咲き、花弁の形が桜に似ていることから、渡来当時は「あきざくら(秋桜)」と呼ばれていたようです。

・こちらは白い花弁の淵がピンクに彩られているコスモスです。


コスモスの別名は渡来当時呼ばれていた「秋桜(アキザクラ)」がそのまま称されていますが、他にも、「大春車菊(オオハルシャギク)」と言う別名もあるようです。

・開きかけの赤いコスモスです。


・開花した真っ赤なコスモスです。
 私の畑では、赤色、ピンク、白色のコスモスが一か所に混植となっています。


・こちらは開きかけの白色のコスモスです。


・開花した白色のコスモスです。 白色もまた赤と同様に美しい花です。