らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

熊取だんじり祭り

2010-10-11 | 地元紹介
9月18日の当ブログで、今や全国的に有名になった「岸和田だんじり祭り」をご紹介しましたが、今日は私の地元の「熊取だんじり祭り」をご紹介します。

大阪南部の熊取町では、毎年「体育の日」の前々日と前日の土曜日と日曜日に「熊取 だんじり祭り」が行われます。
「だんじり祭り」は豊作を祈願して行われる秋祭りで、「地車(だんじり)」を曳きながら町内をねり歩くことから「だんじり祭り」と呼ばれています。
今年は、一昨日の10月9日(土)と昨日の10日(日)の両日に行われましたが、初日の9日は生憎の雨に見舞われ、いつもの勇壮さが見られませんでした。

・雨の中だんじりです。屋根にはカバーをかけ、屋根の上で飛び跳ねる大工方も動くことなくただ立っているだけで、勇壮さのない曳行でした。


お祭り2日目の昨日は雨も上がり、秋晴れのお祭り日和となり、勇壮なだんじり祭りが戻りました。
屋根の上では大工方が元気よく飛び跳ねています。

・槍回しをしている和田地区のだんじりです。 槍回しとは、スピードをつけたまま、だんじりを直角に曳き回す曳行方法です。



熊取の「だんじり祭り」は、いつ頃から始まったのか明らかではありませんが、1841年(天保12年)には、町内8ケ村が「地車(だんじり)」を所有していたとの記録があることから、少なくとも160年以上の歴史があるのではないかと考えられています。

・槍回しをしている七山地区のだんじりです。


・朝代地区のだんじりの彫刻です。各地区のだんじりにはこのように立派な彫刻が彫られています。


・これも朝代地区の彫刻です。だんじりの四面に彫られています。


・和田地区のだんじりの槍回しです。この場所は、私の畑の傍なので毎年ここで撮影しています。