先日、奈良の平城遷都1300年祭に行ったとき、会場内の花壇に「リンドウ(龍胆)」の花が植えられていました。
花壇の一角一面に植えられていた紫の「リンドウ(龍胆)」は見事でした。
今日はこの「リンドウ(龍胆)」についてご紹介します。
・平城遷都1300年祭の会場の花壇に植えられていた「リンドウ(龍胆)」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/8a/6998e2e2b7343ac94a73899d78f06b5a.jpg)
「リンドウ(龍胆)」はリンドウ科リンドウ属の多年生植物で、古くは「えやみぐさ(疫病草)」とも呼ばれたそうです。
原産地は日本、朝鮮半島、中国、台湾、インド北西部、シベリア、南ヨーロッパなど、アフリカの一部を除いて世界のほぼ全域と言われており、日本では本州、四国、九州の湿った野山に自生しています。
「リンドウ(龍胆)」は、世界中にたくさんの仲間があって、その中には春や夏に花を咲かせるものもあるようです。日本では秋を代表する野草の一つとして古くから親しまれてきています。
・花は釣鐘型のきれいな紫色です。茎の先に上向きにいくつも花を咲かせます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/2e/1cec96f6e6a118a6597fec84355ec320.jpg)
「リンドウ(龍胆)」の名前の由来は、
・漢名の「龍胆」の音読み「りゅうたん」がいつの間にか「りんどう」になったと言われていますが、
・他にも、この草の根が胆汁のように苦く、その苦しみが特別強いので、最上級を表す「龍」の字を冠して名付けられたとか、
・ただ単に龍の胆のように苦いことからつけられた、などの説があるようです。
「リンドウ(龍胆)の二荒山神社の伝説」
昔、ある行者が山奥で雪の下から何かを掘り起こしているウサギを見つけました。
行者が「なにか?」と尋ねたところ「これで主の病気を治すのです」とウサギは言いました。
行者は不思議に思いながら同じ根っこを掘って持ち帰り、病人に用いたところみるみる病気が治りました。
驚きつつも「これは神様がウサギに姿を変えて教えてくれたのだ」と感謝し、その根は多くの病人を救うこととなりました。この根が「リンドウ(龍胆)」だったと伝えられているものです。
この伝説のように、「リンドウ(龍胆)」の根は薬用となり、苦味健胃剤として広く使われており、各国で薬草として昔から重用されてきているようです。
花壇の一角一面に植えられていた紫の「リンドウ(龍胆)」は見事でした。
今日はこの「リンドウ(龍胆)」についてご紹介します。
・平城遷都1300年祭の会場の花壇に植えられていた「リンドウ(龍胆)」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/8a/6998e2e2b7343ac94a73899d78f06b5a.jpg)
「リンドウ(龍胆)」はリンドウ科リンドウ属の多年生植物で、古くは「えやみぐさ(疫病草)」とも呼ばれたそうです。
原産地は日本、朝鮮半島、中国、台湾、インド北西部、シベリア、南ヨーロッパなど、アフリカの一部を除いて世界のほぼ全域と言われており、日本では本州、四国、九州の湿った野山に自生しています。
「リンドウ(龍胆)」は、世界中にたくさんの仲間があって、その中には春や夏に花を咲かせるものもあるようです。日本では秋を代表する野草の一つとして古くから親しまれてきています。
・花は釣鐘型のきれいな紫色です。茎の先に上向きにいくつも花を咲かせます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/2e/1cec96f6e6a118a6597fec84355ec320.jpg)
「リンドウ(龍胆)」の名前の由来は、
・漢名の「龍胆」の音読み「りゅうたん」がいつの間にか「りんどう」になったと言われていますが、
・他にも、この草の根が胆汁のように苦く、その苦しみが特別強いので、最上級を表す「龍」の字を冠して名付けられたとか、
・ただ単に龍の胆のように苦いことからつけられた、などの説があるようです。
「リンドウ(龍胆)の二荒山神社の伝説」
昔、ある行者が山奥で雪の下から何かを掘り起こしているウサギを見つけました。
行者が「なにか?」と尋ねたところ「これで主の病気を治すのです」とウサギは言いました。
行者は不思議に思いながら同じ根っこを掘って持ち帰り、病人に用いたところみるみる病気が治りました。
驚きつつも「これは神様がウサギに姿を変えて教えてくれたのだ」と感謝し、その根は多くの病人を救うこととなりました。この根が「リンドウ(龍胆)」だったと伝えられているものです。
この伝説のように、「リンドウ(龍胆)」の根は薬用となり、苦味健胃剤として広く使われており、各国で薬草として昔から重用されてきているようです。