今週の週間天気予報では、昨日から土曜日まで雨マークが出ていたことから、「もしかすると梅雨入りもあるかな?」と思っていたところ、昨日、近畿地方が梅雨入りしたと報じられました。
小規模の家庭菜園でも、雨が降るとジャガイモの収穫に支障をきたすことから、先月末の真夏日に汗をかきながらも、収穫作業を行いました。
今年は私の畑では、大根で芸術品「ヴィーナス」が誕生するなど珍しい野菜が収穫されていますが、ジャガイモでも珍しい実や芋に出会いましたのでご紹介します。
「ジャガイモの実」
ジャガイモは殆どの品種で花が咲きます。
通常、咲いた花は摘み取りますが、そのままにしておくと品種によっては雌しべが受粉して実をつけます。
この事はそんなに珍しいことではありません。
・これは2010年6月に私の畑で実をつけたジャガイモ(キタアカリ)の実です。青いミニトマトによく似ています。
私の畑では、上記のミニトマトのようなジャガイモの実は時々できますが、今年は少し変わった形の実が葉腋(葉の付け根の内側)につきました。
長年ジャガイモを栽培していますが、このような葉腋にできた実は初めてです。
・これがその写真です。
原因をネットで調べてみましたが、ミニトマトのような実はあるものの、葉腋にできた実についての記述はありませんでした。
もしかすると、葉腋から出てきた脇芽が肥大化したのかも知れません。
・拡大するとこのような実です。
今年は私の畑ではジャガイモは比較的豊作であり、このように手頃な大きさの芋が一株当たり10個前後ついていました。
しかし、葉腋に実が付いていた株については、上記の半分程度の個数が付いているだけでした。
更に、このように3個がくっついたような珍しい芋もでてきました。
どうしてこのような珍しい実や芋ができたのか不思議に思っているところですが、このような初めての体験ができることも家庭菜園の楽しみでもあります。