らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

人の噂も七十五日

2014-06-01 | 雑学

「人の噂も七十五(しちじゅうご)日」と言う諺があります。
どんな噂が立っても、それは一時的なものに過ぎず、75日も経てば消えていくものだから、放っておけば良いという意味が込められているのですが、では何故、75日で忘れ去られるのでしょうか?

その理由には諸説あるようですが、もっとも一般的で有力なものとして次の説が挙げられています。

昔は、春夏秋冬の他に土用の丑の日を含めた五季節という考え方があり、一年の365日を5で割ると73になることから、昔の人は体験的に季節は75日ぐらいで移り変わるものだと知っていたようです。
つまり、今のように一年を4季節で考えるのではなく、5季節で考えていたという説です。

四季のある日本では75日問はほぼ一つの季節に相当します。
季節が移り変われば、人の気持ちも変わり、いつまでも古い噂にこだわる人もいなくなるだろう、という意味合いが込められた諺であり、噂というものは3ヶ月も続かずに忘れ去られるということです。