正月の3日間、ブログを休ませていただきました。
今日から再開しますのでよろしくお願い致します
今日はお正月にピッタリの諺、『笑う門には福来る』の由来を調べました。
この諺の意味は、どなたもよくご存知のように、「明るくニコニコしている人の家には、自然と幸福が舞い込んでくる」と言うものです。
笑顔でいると病気になりづらく、心身ともに健康でいられる秘訣とも言われています。
逆に言えば、暗い表情で生活していては後ろ向きになり、ストレスが溜まって病気になってしまう、と言うこともあるかもしれませんね。
さて、『笑う門には福来る』の「笑う門」には次のような言い伝えがあるようです。
伊勢地方には「笑門」というしめ縄飾りにつける魔除けの木札があるそうです。
その昔、スサノオノミコトが旅の途中、伊勢地方を訪れた時に、貧しくも慈悲深い蘇民将来が一晩の宿を貸しました。
スサノオノミコトは感謝をして、旅立つ時に「後の世に疫病あらば、汝、蘇民将来の子孫と云いて、茅の輪を以ちて腰に付けたる人は免れなむ」と言い残して行ったそうです。
これは、疫病が流行ったとき、蘇民将来の子孫と書いた木札をしめ縄で腰に付ければ疫病から逃れることができるという意味で、ある年疫病が流行った時に、この木札がある家だけ疫病にかからずに済んだのだそうです。
そこから蘇民将来の子孫は「蘇民将来子孫家門」と掲げるようになり、それを縮めて「将門」となりましたが、これでは、平将門になってしまうということから、それを嫌って「笑門」になったのが「笑う門」の起源だと言われています。
今では、伊勢地方でしめ縄飾りとして一年中飾る風習が残っているそうですが、「笑門」がある家には悪いことが来ないことから「福が来る」となり、『笑う門には福来る』となった言われているのだそうです。
福が来るか来ないかは別にしても、常に笑顔を絶やすことなく、心身ともに健康でいたいですね。