色男
2015-11-10 | 雑学
男性の皆さん、「よっ!色男」なんて言われた事がありますか?
おっと!失礼しました。今も昔も言われているのでしたね。
私には縁のない言葉ですが、今日はこの言葉の語源について調べました。
色男の語源は、歌舞伎で男女の濡れ場を演じる「濡事師」で、色白の美男子に見せるため、顔を白く塗っていたことから「色男」と呼ばれるようになり、美男子を意味するようになったのだそうです。
その後、色男は顔だちのよい美男系だけでなく、女好きな(好色な)性格も含まれ、女性にもてるような遊び人系をも指して使われる言葉となりました。
「色男」と言えばよく知られた川柳に「色男 金と力は なかりけり」があります。
この意味は、女にもてる美男子にかぎって、とかく懐は寂しいし、腕っ節も弱いものだということです。
色男の定義は、人や時代でさまざまで、昔から垢抜けして、軟弱なやさ男が色男とされていたようですが、一方で、美男子をからかった、負け惜しみの言葉としても用いられていたようです。
「お詫び」
いつも当ブログにアクセスいただきありがとうございます。
所用のため、明日から数日の間、ブログの書き込みを休ませていただきます。