先日、つくね芋の収獲をしました。
皆さまはつくね芋をご存知でしょうか?
つくね芋(捏芋)はヤマノイモ科ヤマノイモ属に属する中国原産のツル性多年草で、ヤマイモの一変種です。
塊茎は不規則な塊状をなし、別名は「ツクイモ」とか「コブシイモ」「イチョウイモ」などと言われています。
当地では、今年も台風並みの暴風雨が数回吹き荒れましたが、支柱の倒壊などの被害を受けることなく収穫期を迎えました。
今年春先に作付した作物は、このつくね芋で全て収穫したことになり、現在は大根、白菜などの秋野菜が畑で元気に育っています。
・これが無事収穫期を迎えたつくね芋の支柱です。
今年は1畝に8株植え付けました。
支柱に巻きついた、まだ勢いのよい蔓を切って収穫の準備をします。
・蔓を切り取った株です。この後スコップで深く掘って収穫します。
掘り起こして見ると、よくできた株では1株に6~7個の芋が生っていました。
芋の形状は主に塊形・丸形で、長芋と比べると芋の水分は少なく粘りは強いようです。
・これがよくできた1株のつくね芋です。
「栄養素と健康効果」
つくね芋の栄養素の主成分は糖質ですが、ビタミンB群、ビタミンC、各種ミネラル、食物繊維を含み、消化酵素のアミラーゼやジアスターゼ、活性酸素を除去するカタラーゼを多く含んでいるそうです。
山芋をすりおろした時のネバネバは糖たんぱく質のムチンによるもので、胃の粘膜を保護して胃炎や胃潰瘍を予防する作用、タンパク質の消化を助ける作用があるということです。
更に、ミネラル類ではカリウムの含有量が多く、体内の余分なナトリウム(塩分)を尿とともに排泄してくれるので、高血圧の予防にも役立つそうです。
これらの健康効果を期待して、我が家では早速とろろ汁で食べました。
・これが収獲したつくね芋です。この中の小さいイモは来年の種イモにします。
「お詫び」
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