皇帝ダリア
2015-11-29 | 花
先日、所用で家内の実家に帰った時、家の前の休耕田にダリア界の王様といわれる「皇帝ダリア」の花が咲いていました。
きょうはこの花をご紹介します。
「皇帝ダリア」はキク科の多年草で、別名を「木立ダリア」「帝王ダリア」と言います。
原産地はメキシコで、日本には江戸時代末期の1842年(天保13年)にオランダ人によってもたらされたといわれています。
・「皇帝ダリア」は花径20cm超の大きな花を咲かせます。
皇帝ダリアの花名は学名の「Dahlia imperialis(皇帝のダリア)」からで、学名の「Dahlia(ダリア)は、スウェーデンの植物学者アンデシュ・ダール(1751年~1789年)の名前に由来します。
和名は「天竺牡丹(テンジクボタン)」と言い、花の形が牡丹に似ていることからつけられたようです。
皇帝ダリアは短日植物なので、花芽ができるのは日が短くなる9月以降です。
しかし、近くに街灯や電灯があると日が長いと勘違いして花芽をつけない事もあるので注意が必要とのことです。
花は11月下旬から霜が降りる頃まで咲きますが、寒さに弱く、霜に当たると、即、枯れるようです。
・草丈は高く、大きいものでは4~5mになり1株で100個以上の花をつけることもあるようです。