ドレスデンの聖母教会(Frauenkirche)。
最初のバロック様式の教会は、1743年に建築完成。
1945年の第二次世界大戦の
大爆撃によりほぼ全壊となったが、
瓦礫を最大限に活用し「世界最大のジグソーパズル」と呼ばれた再建工事によって、
1996~2005年にかけて再建された。
8,500を越えるオリジナルの石を回収、
最高のテクノロジーを駆使、
およそ3,800個の石を再利用、見事に再建された。
火によるダメージと風化のため、暗い緑色に変色した石は、
戦争の傷痕と経過した時間を、
グレーの新しい石は、
未来への希望を感じさせる。
この復活後の教会には、古い石と新しい石が混在するが、
明らかに新しい石の存在感が圧倒的だ。
↑このかたまりは、ドームの↑(右)この部分なのかな。
時間とお金と技術と根性されあれば、こんなことも可能なんだ。