2019年の日記です
*
ここ何日か、ブログにコメントを書いたり、リコメントをもらったりして、いろいろと勉強になることが多かった。
ことの発端は、詩人キーツさんのいう消極的能力という、わからないことに耐える能力、の大切さを精神分析の人たちがシェイクスピアさんなども挙げて論じている点。
そんなことから、じーじも今ごろになって、シェイクスピアさんを読んでみようと(恥ずかしながら、実はまだきちんと読んだことがないのです(!))、先日、ハムレットの文庫本を注文してみた(ところで、じーじは一番安い(?)福田恒存訳を注文したが、今は誰の翻訳がいいのかよくわからない。お薦めの翻訳本をご存じのかたは教えてください)。
そんなこんなで、キーツさんとシェイクスピアさんが気になっていたところで、しかし、そんなことはもうすでに学生時代から先刻ご承知というかたが複数おられて、改めて自分の勉強不足を反省させられた次第。
しかも、さらに、追い打ちをかけるように(?)、村上春樹さんとシェイクスピアさんの共通性を教えてくださったかたがおり、言われてみれば頷けるところがあって、ますますシェイクスピアさんへの興味と期待が高まってきた。
早くハムレットを読みたいし、リア王やオセローも読みたいな、と思う今日この頃である。 (2019.1 記)
*
同日夕方の追記です
その後も、シェイクスピアさんの文庫本の安いのを探したり、松岡和子さんという人が文庫本で翻訳をしているのが全集になっていることがわかったりするうちに、なんとわが家の本棚に河合隼雄・松岡和子『怪読シェイクスピア』増補版(2011・ちくま文庫)があることを思い出し(我ながらすごい!)、探してみたら、見つかる。
さすがは河合さん!、そして、じーじ(?)。
よくわからないままに読んでいたわけだ。えらい!えらい!(ほとんど覚えていないが…)。
さっそく再読。楽しみ、楽しみ。
これだから読書はやめられない。 (2019.1記)
旺文社文庫、なつかしいですねぇ。
光文社文庫はまだあまり読んでいませんが、フロイトは読んでいます。なかなかいい訳だと思います。
文学と精神分析を考えると、文学の大切さをますます感じますね。
一年前まで、高校の司書でしたw
いまさらかもしれませんが・・・
図書館では、古典的海外の名作は
「光文社古典新訳文庫」で揃えていました。
安心の鉄板シリーズなので、オススメです。
高校の頃、今は亡き旺文社文庫の大山俊一で挫折。
大人になって、お芝居で観てから、再度挑戦したら、読みやすかったような・・・w
この前にお書きになっていた「文学はやはりかなり精神分析に近い存在」という箇所。
じいじさんの読みは、ここにあるのかと感服です♫