七夕の時期に仙台にいることは、今回がはじめて。
あんまり人混みって好きではないので、無意識に避けていたモノか、
であります。
なんですが、今回はたまたまそういう次第になって、
朝、散歩に出てみると、
早朝から楽しげな来訪者のみなさんがキャッキャと盛り上げている(笑)。
まぁまことに屈託のない素朴な楽しみ方で、こちらも釣り込まれます。
一方で、よく見ていると
街中で七夕の飾り付けの仕事をしているみなさんに遭遇いたします。
確かに夜通し飾り付けをしていると衛生上も良くないだろうし、
いったん仕舞い込んで、朝になって再度飾り付ける方がきれいでしょうね。
たぶん、真夜中のうちにいったん片づけて、早朝また飾り付けるのでしょう。
こういう「美」を維持するには、それなりに費用が掛かってくる。
先日のいわきでの取材があったので、
「企業の地域貢献」っていうことに目が行っておりますが、
この仙台七夕の飾り付けも、各企業が宣伝費として負担している部分が多そう。
飾り付けには、おおむね各企業のロゴマークが印字されていて、
それらが整然とした統一感を演出している。
で、駅前まで来てみると
こんどは大勢のみなさんが集まっている光景。
それとなく様子を窺っていると、
どうもボランティアのみなさんで、朝から集まって
駅周辺に散らばっているゴミの類を清掃しようとされているのですね。
まぁその横には、酔っ払ってゴミと共に横たわっているような人もいて
まぁほほえましいというか、なんというか(笑)。
しかしこういう活動が、華やかな七夕が維持されていくためには不可欠なのでしょう。
ひとの裏側で役に立っているひとたちの存在を
仙台の七夕に取材させてもらった次第です。