今回の家族旅行ではレンタカーを借りて
家族一体の、水入らずの時間を過ごしたいと考えていました。
公共交通機関を利用して移動するのもいいけれど、
クルマでの移動の良さもあると思うのです。
まず第1に、家族の会話が遠慮なく出来ること。
公共の場では、他の方たちへのご迷惑になるような会話は控えなければならない。
そういう意味で、クルマであれば、顧慮はいらない。
しばらくぶりの家族全員旅行なので、
寸暇を惜しんで、いろいろな話を交わしたいのですね。
それと、2番目には移動の自由さがあると思います。
2日目には朝早く浅草周辺を離れて目黒近辺に行きましたが、
目的施設の開館時間が9時というホームページの案内だったにも関わらず
10時になってしまっていた。
やむなく、少しクルマを走らせて田園調布の高級住宅街を見学して来ました。
こういう自由度は格段に高いものがある。
さらに3番目には、移動目的がピンポイントで特定できるので
合目的性が非常に高くなる、という点もあると思います。
同じ2日目のその施設、「寄生虫博物館」は、
看板もごく小さく、公共交通機関駅からもやや距離がある。
ピンポイントで特定できるカーナビがあれば、非常に容易に移動可能になる。
通常、仕事でカーナビ移動の便利さを体感しているので、
こうした効率性は、絶対の魅力。
などなど、クルマでの移動にはメリットは多い。
わたしの場合、首都高速などへの経験的耐性もそこそこあるし、
カーナビ付きであれば、あんまり考えずに目的地へは移動できます。
そういうことで、今回2日間、レンタカーで移動しまして
たいへん有効に利用することが出来ました。
ただ一点不満点は、最近のカーナビは危険防止のために
カーナビ操作は「停車中」でなければできないようになっていること。
たしかに「安全性」ということでは理解は出来るのですが、
複数人数で移動しているのに走行中に操作できないのは都合の悪さもある。
きのうも、時間のいろいろな条件が走行中に変化していたので
目的地を変更しなければならなくなった。
とくにほんの一瞬のタイミングのズレで進路変更に注意を払う首都高では
目的地までの経路がなかなか難しいので、
やはり目的地はしっかり設定しなければならない。
で、時間が大切な旅行者の場合、必然的に高速を利用する。
それも首都高速などを利用する頻度が高い。
一般の都市間高速ではいいとしても、首都高速では
あんまり「パーキング施設」がないのですね。
きのう、横浜から時間の関係で、渋滞がどれくらいか予測がつかなかったので、
安全側に見込んで、レンタカー屋さんの店舗を設定した。
ところが予想以上にスイスイ走行できたので
時間に大きくゆとりが生まれた。
そこで、東京駅丸の内側のライトアップを見たくなったのですね。
こういうとき、走行中の操作ができないのは困る。
幸い「平和島」というパーキングがたまたま発見できたのですが、
それもiPadでカミさんが情報をゲットしてくれたので立ち寄りが可能になった。
しかし、それにしても直前に料金所ゲートがあって、立ち寄るためには
一番左側レーンにいっていなければ立ち寄り不可能でした。
やはり、走行中でもドライバー以外の運転補助員が
カーナビ操作が可能なようにできたらいい。
利便性と安全性のトレードオフ関係、難しいと思いますが、
一考できないのだろうかと感じた次第です。