三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

熱田神宮 草薙剣に代わって

2013年08月28日 06時55分31秒 | Weblog



熱田神宮って、なぜか「尾張国一の宮」ではないのであります。
あ、一の宮というのは、神社の格式序列のようなものでして、
確かに名古屋の北の方には「一の宮」という街があり
まぁ、地名通りに「真清田神社」という神社が「尾張国一の宮」になっている。

祭神は天火明命(御本社)天照大御神の孫神。
当社の鎮座は、社伝によれば神武天皇33年。
古代悠遠の当国の開拓と日を同じくするものと伝わっています。
文化は古来、大河の流域に発達するといいますが、尾張国一宮の文化も、
木曽川の流域とその開拓によって開けたものです。
当社は、平安時代、国家から国幣の名神大社と認められ、
神階は正四位上に叙せられ、尾張国の一宮として、国司を始め人々の崇敬を集めました。
鎌倉時代には、順徳天皇は当社を崇敬され、多数の舞楽面をご奉納になりました。
その舞楽面は、現在も、重要文化財として当社に保存されています。
江戸時代には、徳川幕府は神領として、朱印領333石を奉りました。
また、尾張藩主徳川義直は、
寛永8年(1631)当社の大修理を行う等、崇敬を篤くしました。
明治18年には国幣小社、大正3年に国幣中社に列し、皇室国家から厚待遇を受けました。
戦後は、一宮市の氏神として、一宮市民はもちろん、
尾張全体及び近隣からも厚い信仰心を寄せられ今日に至っています。

ということなんですね。
で、名古屋にある熱田神宮は、「尾張国三宮」ということになっている。
まぁなぞですね。
熱田神宮には、天皇の三種の神器のひとつ草薙剣がご神体とされている。
そのような「一宮」「二宮、三宮」というような社格を競うような必要がない。
そんなことから、あえて別格として扱ったものなのか、
まぁよく経緯はわかりませんね。
しかし、この草薙剣は、「この神宮に置かれている神器」というだけで、
その存在自体は不明であり、
そのようなことを詮索すること自体、はばかられることなのだそうです。
なにやら、神代のことであって、
そうした神聖な霧の中のようなのであります(笑)。
神職には、「ぜひ見たい、レプリカでもないものか」という
問い合わせもあるんだそうです。
しかし、畏れ多くて答えられないというところなのでしょうね。
代わりに、といってはなんですが、
「宝物殿」には、超巨大な剣が展示されておりました。
写真下は、この長い刀と普通の刀が比較のために展示されている様子。
で、越前朝倉氏の家臣が
実際にこの長刀を戦場で使っている様子の絵巻物の一部が上の写真。
すごい。
振り回せないくらいですが、まぁ敵も身震いしたのでしょうね。
この刀が戦争の戦勝側、織田側の神宮に置かれているのは、戦利品のひとつだったのでしょう。

なかなか、この熱田神宮、見どころ満載でしたので、
何回か、ご報告させていただきます。
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頸椎ヘルニアと長時間運転

2013年08月28日 03時33分13秒 | Weblog



今回は、飛騨高山から名古屋を抜けて、伊勢神宮、
さらに伊勢から名古屋へと折り返したのですが、
やっぱり無謀だったと思います。
というのは、以前から出てきていた長時間運転での疾患症状が再現してしまったのです。

この疾患症状は、
なんとも名状しにくい症状を来すのです。
長時間運転をしていると、どうも三半器官に疲労がたまるような感じで
ちょっとした体動をするだけで、平衡感覚が乱れ気味になり、
運転を継続することに困難が襲ってくるのです。
ここ7~8年前くらいから発症していまして、
長時間運転はなるべく避けて
こまめにパーキングで休憩を取るように心がけていた次第ですが、
今回は、ちょっとムリをしてしまって、
というか、慣れない道でつい「また次のパーキングで休めばいいや」と
パスしているうちに、パーキングがなくなってしまって、
連続走行が180kmくらいになってしまったことが引き金になったのです。
で、いったん発症すると、なかなか回復はしない。
それでも休み休みしながら、伊勢には行ったのですが、
そこでたっぷり見学で歩きまわったので
体調が元に回復したと錯覚して、
名古屋までの長距離運転をしてしまい、途中、渋滞に巻き込まれて
症状を加速させてしまった。
ほうほうの体で、ようやく名古屋のホテルにたどり着いたときには
疲労が極限まで達していて
通常の判断力にも、大きなダメージが加わっておりました。
ホテルの駐車場にクルマを収容する作業、
自分でやらなければならないシステムだったのですが、
その程度のことが、かなりの困難を伴っておりました。いや、情けない。

この症状、医者に言ってもなかなかわからないだろうし、
と諦めております。
というか、長時間運転する場合は、とにかく休憩をしっかり取るように
しっかり心がければいいということなのですが、
ついチャンスを失うようなこともあるワケですね。
ただ、最近異常が発見された頸椎椎間板ヘルニアが、どうも疑わしいと思っています。
必ず、首のあたりに疲労のしこりが出る。
それから徐々にダメージが蓄積していく感じなのです。
まぁ、そういう自覚を持って、自分を律していくしかなさそうなのですね。
やれやれ、情けない加齢症状だと諦念しております。ふ~~~む。
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