きのうは武部建設さんの札幌市西区での
北海道R住宅オープンハウスを見学して参りました。
けっこう古い住宅街で、開発されてから30年以上は経っている感じがします。
住宅の入手経緯は、築後30年の中古住宅で、
購入したのは18年前ということ。
購入時点で若干、リフォームを行っており、
そのときには断熱の改修も行ったということです。
先日のブログでも触れたメーカーですが、
「木の城たいせつ」さんが初期に建てていた建物です。
いくつかのポイントがありましたので、何回か、書いてみます。
まず、外観から見ていくと、以前との変化はごくわずか。
コストを抑えて性能を向上させ、内部のデザインを一新したい、っていうような希望条件.
そう考えていくと、外装材は既存のものを再利用しよう、となったのです。
増築などの必要がなかったので、外観に大きな変化がないのもありました。
それでも、窓をアルミから樹脂に、ほぼ全部入れ替え
大きさも変わっていることもあって、すべて再利用というようにはできません。
ある程度は、新しい素材を購入する必要があります。
ところが、外装材は建てた当時と同じ材料を探すというのは事実上、不可能。
この家では、金属製の外装サイディングだったのですが、
もちろん同じ商品は現在出荷されていません。
自然素材の木やレンガといった素材はどこまでもあり続ける材料ですが、
こういった化学処理した工業化材料は、そういうサスティナビリティはない。
事前調査に基づいて、外装材を慎重に剥がして
再利用させましたが、前述のようなことからどうしても足りなくなるので、
家の後ろ側の面には、ほぼ新しい外装材が使われていました。
まぁ、新しい材料なんだから
わざわざ後ろ側ではなく、前面に使った方がいいのではという考えもあるでしょうが(笑)
こういう経緯で考えれば、表面の仕上げで不自然に感じさせない選択としては
ひとつの考え方にはなると思いますね。
R住宅の考え方は、断熱性能の向上が必須要件なので、
壁は一度全部剥がして、必要な断熱補強を行い、気密性能向上も図っています。
こういう壁の中の工事が大きな要素を占めるのですが、
出来上がってみるとその痕跡は確認しがたい。
完成後、冬の暮らしが始まって、
その劇的な変化にユーザーのみなさんがびっくりする、
という体験・口コミ型の「商品」というのが高性能住宅リフォームの特徴。
こういう劇的変化を伝える、というのは
伝える側も大変難しい部分があると思っています。
メディアとしては、写真表現が中心なので、
ビジュアル的な変化や新奇性が読者ユーザーのみなさんには伝わりやすいけれど、
住宅の本質的な進化部分、暮らしが劇的に快適性向上する
っていう部分こそが、ユーザーにとって最大のメリットで、
これはさまざまな「テキスト」的な説明にならざるを得ない。
そのあたりを、可能な限り丹念に紹介しているつもりなのですが、
ぜひ、読者のみなさんも、情報を読み比べて違いをご理解いただきたいと
念願するばかり、というところですね。
<この住宅、明日以降も触れていきたいと思います。>
さて、わが北海道日本ハムファイターズ、
昨日の試合に勝って、2位の楽天が負けたので、
優勝マジックがついに「1」になりました!
きょうのナイター試合の結果で、優勝決定があるかも知れません。
インフルエンザとも闘い、終盤ではダルビッシュも欠いての戦いでしたが、
なんとか、全員野球でここまできました。
ことしの戦いは、本当に「全員野球」だったと思います。
広い札幌ドームをフランチャイズにしているので、
守備力に編成方針の重点を置き、また大変高いチームですが、
そういう守備は、必然的にチームワークが向上するものなのだろうと推測します。
連係プレーが、随所で光り、
そのいい面が、攻撃面でも活かされて、
ワンチャンスをものにする集中力という形になっていると思います。
昨日の試合でも、
相手投手の2死からのエラーを足がかりにして
次の打者が相手の心理的動揺を突いて果敢に初球攻撃ヒットで出塁。
そのあとを継いだ打者が2人、四球を選んで押し出しで1点。
さすがに動揺しきった相手投手から、そこから2連打。
という鮮やかな攻撃で、一気に4点を取って逆転していました。
まぁ、こういう攻撃は、相手に大きなプレッシャーを与える戦い方でしょうね。
やっぱり野球はチームスポーツなので、
こういう部分、応援している側でも大きな安心感を覚える部分です。
こういう良さを、今後ともチームカラーにして頑張って欲しいと思います。
きのうは負けましたが、楽天もがんばってください。
頑張れ、北海道日ハム、東北楽天!
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