りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

クマガイソウ

2013-05-09 | 講座
澄麗会のKさんに、絶滅危惧種クマガイソウ(ラン科の多年草)の群生地に案内してもらいました。


うす茶色の花の袋状のところを、熊谷直実(くまがいなおざね:源氏方の武将熊谷次郎直実は、平家の公達平敦盛(たいらのあつもり)を心ならずも 討ち取った有情の武士として有名です) が背負った「母衣(ほろ)」に見立てた。

美しい姿をアップします。丸く膨らんだ唇弁と二枚の大きな扇形の葉。花の大きさ 8cm 茎の高さ20~40cm







撮影タイム


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マルガモ、カンムリカイツブリ

2013-02-28 | 講座
鳥お仲間から聞いていたマルガモを見てきました。ちょっと遠いですが、
マルガモ:マガモとカルガモの交雑種


アヒルもいました。


少し離れた下流に、カンムリカイツブリがいました。こちらは近かったです。


カンムリカイツブリの足は弁足(足の指と指との間にみずかきがあるのではなく、指が幅広く平たくなっており、指の一本一本にみずかきがついているような形態になっています)


カイツブリの仲間は<しり足>と呼ばれ足は後ろについています。


羽ばたきです。







田んぼで出会ったラブラブケリは明日にアップします。
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氷河と地球の環境

2013-02-25 | 講座
昨日、ナチュラリスト同期の定例研修会でした。  

「氷河と地球の環境ー立山の雪と氷河は?-」について 環境雪氷学がご専門の富山大名誉教授 川田邦夫氏よりご講演を拝聴しました。


○「氷河から古い時代の気候が解る」 氷河の分類や運動、氷河のでき方、氷河の相、立山の氷河?(平衡線  がない)


立山室堂での雪穴掘り:雪の壁 大気の記憶装置!


○「極地での氷床に残された地球の気候変動」を調査する第23次南極越冬隊
 37次南極越冬隊(基地隊長)に参加され、昭和基地<ドームふじ>で深層(3000m)掘削 70万年前の気候が解明。


講演会の後、先生を囲んで有志による懇親会で盛り上がりました。

※ 今日のK新聞、氷河発見の調査をされたカルデラ砂防博物館 福井学芸員さんが南極越冬隊の任務を終えられた記事が載っていましたね。南極での体験が、立山の氷河の解明に生かされそうですね。


今日も朝から雪がちらつく寒い日でした。買い物にいつも通る農道に今日もいました。

ダイサギ(大鷺)コウノトリ目サギ科 L90cm 



寒そうですね。
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<高志の国 文学館>と<ヘルン文庫>

2012-11-11 | 講座
昨日の続き 施設の案内はHPをクリックしてね。

② 県埋蔵文化財センターHP


特別展「寧楽(なら)と越」-大伴家持のみた万葉の越ー
 「奈良県の至宝」同時開催


 浅緋色(あさあけいろ)の衣装を着た貴族のお出迎え。

 
奈良県からお借りした貴重な埋蔵文化財のいくつか。

 ○ 埴輪:古墳時代中期(四条古墳から出土)


 ○ 鳥形木製品;古墳時代中期(四条古墳から出土)埋葬儀礼に用いられたとか


 ○ 金製垂飾耳飾、馬具


 ○ 重要文化財の縄文土器や弥生土器も

土器パズルやジオラマもあり、見学の子供たちにもわかりやすですね。




③ <高志の国 文学館>HP 
 今年7月に旧知事公舎を増改築して開館。初代館長には辺見じゅん氏作家)が就任する予定であったが、23年9月に急逝。中西進館長が就任。



  •富山県ゆかりの作家や作品をわかりやすく紹介するふるさと文学の総合窓口
 •文学作品のみならず、絵本、映画、漫画、アニメなど幅広い分野の作品を気軽に楽しみ学ぶ機会の提供
  •深く探求する・創作する・発表する刺激ともなる場の提供(HPより)
 
銀座の有名イタリア料理店の落合勉氏直営の「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ・トヤマ」でフルコースの 昼食


  
 
元知事公館の庭を利用した庭園を散策 万葉集に因んだ山野草も植えられています。


④ <ヘルン文庫>HP
  富山大学付属図書館 ヘルン文庫は、ラフカディオ・ハーン(Lafcadio Hearn, 1850~1904 :日本に帰化  して小泉八雲と称した。)の旧蔵書で、洋書2,069冊、和漢書364冊及び「日本:一つの解明」(「神國日  本」)の手書き原稿上下2冊1,200枚からなっています(HPより)




ゆっくり訪ねてみたですね。
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文学の舞台となったふるさと 平岡遺跡

2012-11-10 | 講座
「県政バス教室」に参加しました。

コースは 「文学の舞台となったふるさと」

雨模様となったので、見学コースが変更され、

① 呉羽山展望台へ
 ・立山開山の佐伯有頼と白鷹の像 立山連峰がみえません。


 ・大伴家持:天平18年(746)、7月7日 国守として越中(えっちゅう: いまの富山県)に赴任(ふにん)。
      越中万葉歌330首
   「立山(たちやま)に降り置ける雪を常夏に見れども飽かず神からなし」の句碑


② 県埋蔵文化センターへ
 特別展「寧楽(なら)と越」-大伴家持のみた万葉の越ー
 「奈良県の至宝」同時開催

ところで、埋蔵文化センターには、県内の遺跡から発見された遺物も展示されています。
その中で、一昨年71体の人骨が見つかった「小竹貝塚」の様子が展示されていました。168cmの高さにシジミ貝が。
2010年6月の→クリック<貝塚見学会>の様子


今日地元で、同じく縄文時代前期(6千~5500年前)の集落跡が見つかり(県道小杉婦中線の建設に伴い、発掘調査で)現地説明会がありましたが、県政バスと重なってしまったので、バスが終わってから、今日ご一緒したKさんと、現地に行ってみました。ここは立山町の「吉峰遺跡」と同じ「環状集落跡」構造だそうです。


遺物も展示されていたようです、写真パネルがおいてありました。
      

先ほどの埋蔵文化センターの学芸員さんのお話ですと、
平岡から 小竹貝塚に貝を取りに行っていた(丘陵続きです4キロほどです)のでは?というお話もありましたのでアップしました。

縄文人が住んでいた証が、現代人が住んでいる僅か1m下の土の中に、悠久の古代にロマンを感じた瞬間でした。

古代人を見てきた夕照りの剱が雲の中から、見えました。


「県政バス教室」の続きはまた。

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