ネイチャークラブ4月例会「舟倉用水散策」に参加しました。
用水は、今から200年前、測量設計に13年、工事に7年歳月をかけて完成。当時の工事費1200貫、玄米1000石、現在の価格にして約17億とか。
つるはし・げんのう・たがねでの掘削など、先人の叡智と努力を垣間見てきました。
その後200年の長きにわたり、引き継がれ、現在も維持管理され、財産の守り慈しされていますーパンフよりー
植生も豊かでした。いくつかアップします。
出発前 歴史や動植物に詳しい地元のHさんにガイドをお願いしました。
暗渠の上を歩くと、時々涼しい風が足元の網目のふたから頬をなで、鳥の鳴き声を聞きながらの楽しい散策でした。
三分水路から、舟倉野へ水が勢いよく流れていました。
横の風害をおさめ、五穀豊穣を願って明治に建てられた「級長戸辺神社」に菊咲きの桜、珍しいですね。
現在は暗渠や隧道になっている
隧道前には、地元の子供たちの絵が
途中トンネルやオーバーハングもあります。
ここは億単位の、海底火山が隆起してできた台地とか、板状節理
右側は神通峡への絶壁、 樹間から
ここは植生も豊か、咲いていたお花のいくつか
植物観察中
イチリンソウ?
フデリンンドウ
出会った生き物ニホンカモシカさん
ニホントカゲ 幼体の尻尾はきれいなメタリックブルー
ヒバカリ
途中、眺めの良い所で昼食
神通川の支流 長棟川からの取入口までは、次回の楽しみに。